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バイクのオイル交換のやり方を丁寧に記載する

      2017/01/14

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この記事では、自分の愛車・Z400LTDのオイル交換について記載します。

 

オイル交換については、もう何度記事にしたかわからないくらい書きました。

ですが、新たにこのBLOGを読んでくださる方が増えてきたことも有り、再度丁寧に記載したいと思います。

 

オイル交換は、バイクメンテの基本中の基本。どのバイクも、やる手順などはほぼ同じです。

この記事を読んでおけば、

  • オイル交換の概要をつかむことが出来ます。
  • 実際に自分が行う際の予習になります。

 

それでは進めていきます。

 

 

1.暖機運転をする

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まずエンジンを掛けて、10~15分くらいその辺をウロウロしてきます。

これはエンジンオイルを温めるためです。

暖機運転が完了すると、オイルが熱で柔らかくなり、排出するときに素直に出てきやすくなります。

面倒かもしれませんが、作業前にちょっと走ってきましょう。

 

 

2.廃油ポイと作業用のビニールを敷く

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旧いエンジンオイルを受けとめる、廃油ポイをエンジン下部に設置します。

廃油ポイはホームセンターで200~300円程度で販売されています。

ネットショップでも販売されていますので、ホームセンターに行く時間がない人は活用して下さい。

 

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オイル交換の際は、オイルをこぼした際に地面を汚してしまうおそれがあります。

エンジンの下には飛散防止用として、大きな段ボールだったり、新聞紙だったりを必ず敷いて下さい。

また今回は、大きめの梱包用のプチプチを入手したのでそれを敷きました。

 

オイルがこぼれたら、地面に染みこんでしまうため掃除がかなり厄介です。

またオイル交換時は膝を立てた状態での作業が多いので、敷物があると膝にとても優しいです。できるだけ自衛しましょう。

 

 

3.手袋をはめる

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オイル交換は100%汚れますので、手袋をはめましょう。

私が準備したのは、台所用のビニール手袋です。

軍手のようにオイルが染みこむこともなく、またフィットするので作業性も高く、とても快適です。

ただ、エンジンやマフラーの高熱部分をもろに触ると溶けるので注意しましょう。

 

 

 

4.ドレンボルトを外す

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エンジンの下部に、ドレンボルトというボルトが有ります。

コレを緩めると、「オイルパン」というエンジンのオイル受けにたまったオイルが出てきます。

 

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ラチェットハンドルに、ソケットをセットして、ボルトに引っ掛けます。

カワサキのバイクだったら、大体17番です。

 

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やけどしないように注意しながら、

左手をボルトの根元付近、

右手をハンドルのグリップを握り、

緩め方向に力を入れます。

 

ちなみにゆるめ方向は、上の写真では左です。右に回すと締め側なので注意。

 

 

ドレンボルトの過剰締め付けは本当に注意

ドレンボルトを締め付け過ぎると、ボルトやエンジン本体のネジ山を破損して、最悪エンジンを分解して修理する必要が出てきます。

閉め込む方向を間違えると、容易に破損させてしまいます。

ですので、慎重に作業をお願いします。

 

 

 

5.オイルを抜く

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ドレンボルトを緩め、手で外すと真っ黒なオイルが出てきました。

このドレンを外す際には、熱いオイルが手についてしまうので、やけどに要注意です。

 

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コレがドレンボルト。

私が使っているのは、レース用のワイヤリングが出来る穴付で、先端に磁石が付いているものです。

スラッジ(エンジン内部から出て来る金属の粉)は殆どついていませんでした。

 

 

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ドレンボルトとワッシャー。ワッシャーは銅ワッシャーです。綺麗に痕がついていますね。

ちなみにワッシャー(ドレンパッキン)は消耗品ですので、毎回交換して下さい。

 

 Amazonで、10枚400円程度で売ってます。

自分で交換する人は、サイズに注意して購入しておくといいでしょう。

ちなみに日産用と書いてありますが、M12のドレンボルト使っているバイクや車だったらどれにでも使えます。

 

 

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時々バイクを左右に揺すったりしながら10分位待っていると、オイルが抜け切りますので、それまで待ちましょう。

 

便利なセンタースタンドについて

LTDはセンタースタンドが付いているので、バイクを水平状態で立たせることが出来、オイル交換が非常にやりやすいです。

あとチェーン交換も。

 

最近のバイクの多くはサイドスタンドしかついていないと思います。

その場合は、サイドスタンドで立てた状態でオイルをある程度抜き、その後跨ってバイクを水平にし、オイルを抜いてあげて下さい。

センタースタンドは、あまり使わないとか軽量化のためと言った理由で、外してしまう人も多い部品です。

ですが、なんだかんだで有ったらとても便利なのです。

 

 

6.ドレンボルトを締める

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オイルが抜けたら、ドレンパッキンを新品にして、ドレンボルトを締めます。

 

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手締でドレンボルトを締め込んで、止まったらラチェットハンドルを使います。

左手はラチェットハンドルの頭に添えて、右手にハンドルを持ちます。そこから反時計回りに締める。

手締めから、大体1/8~1/6回転も締めればいいでしょう。締めすぎには注意して下さい。

締めすぎて壊すより、多少緩くてにじむの方が100倍ましです。

 

廃油ぽいを捨てよう

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使い終わった廃油ぽいを捨てます。

ビニール袋を付属のタイラップで縛って、

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オイルを外に漏らさないようにします。

 

2016-03-19 13.31.17最後にフタをして、ゴミ袋に入れて捨てます。

地方自治体が規定した処分方法に沿って廃棄してください。

ちなみに、宇都宮は燃えるゴミとして回収してくれます。超ありがたいです。

 

 

 

7.オイルを入れる

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ここからオイルを入れます。

準備したのはAMALIEのインペリアル10W-40。大好きな鉱物油です。

Z400LTDは2.8Lオイルが入るので、946mlのオイルを3本買いました。

 

オイル量の確認方法

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ちなみに、LTDはエンジンの下の横に、オイル窓がついています。

オイルパンとよばれるオイルが溜まる場所に入っているオイル量をここから見ることが出来ます。

オイルレベルゲージを差し込んで、オイルがどのくらい入っているかを見るタイプのバイクが最近多いですが、LTDは窓で見るタイプです。

 

ここのLラインとHラインの間にオイルレベルが入っていればOK。

当然抜いたばかりなので空っぽです。ここから入れていきます。

 

 

オイル投入口

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入れるのはエンジン右側のオイル投入口。

ちなみにこのキャップはアルミの鋳造物で、「USE SAE 10W-40」という文字が入っています。

わざわざお金かかる細工をして、魂込めてがかかっている感じが感じられ、お気に入りの部品の一つです。

 

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今回はじめて、裏面に「JAPAN 2-4」という刻印があるのに気づきました。コレもイイネ。

 

 

オイル投入

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いよいよオイルを入れます。まずはオイル2本。2リットル弱。一気に全部入れることはしません。

先ほど出てきた真っ黒なオイルとは違い、緑がかった黄色。

いい色です。

 

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入れるときはこぼれやすいので、使い捨てられる「ぞうきん」や「ペーパーウエス」なんかを当てておくと安心です。

 

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このくらいまで入りました。

ここで一手間掛けます。

 

エンジンを掛ける

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ここでエンジンをかけます。

大体1~2分くらいでOKです。特にエンジンの回転数を上げ続ける必要もなし。

時々スロットルをちょっとだけ回したりして、近所迷惑にならない程度にアイドリングしましょう。

 

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すると、オイルレベルが下がります。あと、オイルがにごります。

 

まずオイルレベルが下がるのは、オイルがエンジンの内部に行き渡るからです。

エンジンオイルは大部分がオイルパンに溜まっているんですが、複雑な構造をしているので、エンジンがかかると色んな所に圧送されます。

しばらくエンジンが回ると、オイルパンから圧送されてオイルが行き渡るんです。だからオイルレベルが下がります。

 

オイルが濁るのは、ドレンボルトからではオイルがなかなか全部抜け切らないからです。

バイクの構造にもよりますが、エンジンの中のオイルを全部抜くのは、かなり難しい。多少濁っても性能には問題がないので、無視してOKです。

 

再投入

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減った分を継ぎ足します。

ここで大事なのは、決して入れ過ぎないこと。

HラインとLラインの間に入っていればOKです。多ければいいってもんでもありません。多すぎるよりも、少ないほうがベター。なんで多いほうがまずいか知りたい場合は、コメント欄でお問い合わせ下さい。

 

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再投入したらこんな感じ。もう少し少なくてもOKだと思います。

 

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余ったAMALIEのオイル。今回は、2本半入れました。

時々液面を見て、減ったら継ぎ足す感じで対応します(古いバイクはよく減るんです)。

 

以上で作業終了です。周りの迷惑にならないように、綺麗に片付けをしましょう。

 

 

まとめ

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オイル交換はとても楽しいメンテナンスです。

車体の調子に直接影響する項目で、適度に準備するものも多いので、やりきった後の達成感も有ります。

 

それから、エンジンや車体に直接触れるので、バイクの様子がわかります。

細部の汚れとか、傷とか、曲がりとか、眺めていると色んな事が見えてくるんです。

この記事を見て、バイク屋さん任せだったけど、オイル交換やってみたいなぁとか、自分にも出来そうだなぁと思っていただけたら幸いです。

 

 

また、今回は嫁が撮影してくれたのでめちゃくちゃ作業がスムーズでした。ありがとうございました。短時間で終わるので、またお願いしたいですね(笑)

 

以上です。

 

 

 

 

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