1年ぶりにバイクのエンジンオイル交換をした結果

相当久しぶりになりますが、オイル交換をしました。

考えてみたら、1年ぶりくらいですね。

 

2022年の3月ごろに、車検の際に交換してもらってから、ずっと交換していなかったのでほぼ1年です。1年以上か。

 

↓1年前に、バイク屋さんに点火系をリフレッシュしてもらった時の記事

3ヶ月バイク屋さんに預けたバイクが、完調になって戻ってきました

 

全然乗っていなかったからね。多分1000kmくらいしか乗っていません。1年間で。

 

今写真を確認したら、上の画像が2022年3月の画像。

昨日で48800kmくらいだったので、丁度1000kmですね。

 

オイルの劣化については知っている

もちろんオイルなんて、1回熱が入ってしまうと酸化劣化が始まっちゃうから、最低でも半年に1回は交換した方がいい。的な話は知らないわけではありません。

わかってますがな。交換頻度なんて多いに越したことはないです。空冷の旧車なんて特にね。

ただ放置していたらからそのまま内部がいきなり腐食することはないでしょうし、そこは自分が許容している範囲であります。もしこの使用環境でエンジンがぶっ壊れたら、それはもう100%自分の責任ですよ。(まあそんな事は限りなくないでしょうが)

 

それに2022年は、引っ越しに始まり、家庭を安定させるための事に対して徹底的に向き合う必要がありました。
仕事も忙しかったり、今振り返るとかなり膨大なタスクをこなしていたように思います。あとセルモーター系統の電線が経年劣化で突然焼き切れたりとかもありましたね。バイクに乗りたくても乗れないが本当に続いていたんです。

というわけで、オイル交換は後回しの後回し。ようやっと交換するに至りました。

 

交換作業開始

4月末の圧倒的な晴れ間の中で作業を実施しました。

 

まず金属製のフィラーキャップを開けます。

ここが開くことを確認せずにエンジンオイルを抜いたら、再始動不可能のガラクタの完成です。

 

 

エンジンの下に廃油ポイをセット。

その下にも、オイル飛散時に土間コンを汚さないように段ボールを設置。

 

オイルを抜こう

画像の上側に見える、六角面の側面に穴が開いているボルト、これがドレンボルトです。

これを緩めます。

 

オイルが出てきました。それなりに真っ黒です。1000㎞程度の走行なんですが、まあこんなもんでしょう。

自分は1000~1500kmくらいでの交換スパンを考えています。毎日乗るような使い方ではないので、ぎりぎり財布は傷みません。

 

前回バイク屋さんが入れてくれたのは、アマリーのインペリアルだったと思います。これもいいオイルですよね。

オイル自体が結構ダークな茶色っぽい色身なので、余計にオイルが黒く見えますね。

 

今回は、昔から自分が愛用している別のオイルを入れます。

 

抜いている間に各部のチェック

先端に磁石がついているドレンボルトですが、スラッジもまあまあついていました。

 

若干ピントがぼけていますが、拭き取ったらこんな感じです。

やっぱり内部の摩耗はいくらか発生していますね

 

オイル漏れに関しては、このシフトのところが一番大きかったです。

これは15年位前に購入した時から言われていたことで、シフトペダルのシーリングが劣化して微妙にオイルが漏れているとのこと。

 

「にじむ程度であれば、さほど気にすることではないよ」

とは当時のバイク屋さんに仰っていただいたので、そのままにして使っています。

ここを直すとなると腰下の分解が必要なので、それは避けたいですね。。

腰上の分解はもうやったので…。

 

オイルを入れよう

予備で持っていたドレンワッシャー。今回はアルミのものを使いました。

 

ホームセンターとかで売っている、日産・スズキ用と書かれている車用だったと思います。

だいぶストックが減ってきたので、そろそろ買い足しが必要です。

 

ドレンワッシャーを、緩まないニュートンメートルで締めます。

大体手締めで緩まないところから、1/6~1/4回転くらいで締めています。

20回近くオイル交換しましたが、自分の経験では緩んだことがありません。緩まないことも大事だけど、過剰トルクでねじ切らないことが一番大事。二度とオイル交換できなくなります。

 

そして愛用している、ペングレード1のオイルを入れます。

亜鉛成分(ZDPP)が多いとかで、色が緑色をしているのが特徴です。

 

ね、わかりやすいでしょ? こんなにこぼすつもりはなかったんですがね・・・。

もう5年くらい使い続けていて、特に不具合もなく、オイルの汚れなども見えやすいのでこのオイルを愛用しています。

昨今の物価上昇のあおりを受けて、このオイルも少し値上がりしてしまったんですが、それでも945mlで2000円で購入できますので、非常に企業努力してもらっていると思います。空冷の旧車に、安心して使えるオイルを販売し続けてくださっているだけで、もう本当にありがたいです。

 

↓詳しくはこちらの記事に書いています。

PENN GRADE1(ペングレード1)とBRAD PENNの違い

 

交換完了

945mlのオイルパックを、2.5本程度使用してこんな感じのオイルレベルです。

少し余りましたがこんなもんでしょう。

 

無事作業完了しました。

思えば引っ越してから最初の交換作業ですね。

いままでは、すごく人通りの多いアパートの自転車置き場の前、というすごく落ち着かない環境でオイル交換していたんですが、今回は自宅で交換できるようになりました。大したことだとは思っていなかったのですが、精神的にのんびり作業できるのはいいですね。

オイルをドレンから放出している間も、じーっと眺めていても周りの人から変な目で見られることもないでしょうし(まあそもそもがそんなに人目を気にするタイプではないんですが)

 

そのあと少し走ってみたら、大変気持ちよく走れました。

今後は子供と一緒にタンデムで走ったり、会社のへの通勤で時々使ったりすることもあるので、距離が延びると思います。

LTDとの付き合い方のフェーズが変わってくると思うので、それに合った乗り方・整備などを心がけていきたいです。

 

以上です。

 

 

2 件のコメント

  • 懐かしいLTD(40年程前乗ってました)を拝見出来、それだけで嬉しいです、ありがとうございました。
    大事に乗ってください。

    • かわっさん
      ありがとうございます。
      たまにこういったコメントをもらいますと、とても嬉しいです。
      子供も気に入っているので、楽しく乗り続けたいと思います。

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