冬場のバイクに乗ると、やはりどうしても体の末端が冷えます。先っぽですね。
つまり手先と足先なんですが、今回の記事では足先のシューズ・ブーツについての記事を記載したいと思います。
冬場にバイクに乗る際のシューズ選びで、最も大事なことは、
足首を露出させない
ということです。
足首を走行風からガードしてくれる、ハイカットの靴やブーツを履く。さらには、足首が露出しないような少し長めのズボンを着用する、もしくはズボンをブーツの中に入れる。これを意識しましょう。
これをやるだけで風が巻き込むことによる寒さはかなり軽減されます。
また個人の美的センスになるんですが、ライダーの足首が大きく見えていると、あまりかっこよく見えないんですよね。。
ちんちくりんというか。転倒時の安全面からみてもよくないですし、冬だと見た目にも寒く感じてしまいます。極力足が露出しないような組み合わせを選んでほしいな~、と思います。
内側からの防寒対策
定番ですが、靴底に張るカイロが安価でいいですね。暖まるまで時間がかかるという点がネックですが、一度温まりだしたらかなり効果を持続してくれます。
何気に厳しいのが、バイク降りてから歩いている時に、冷たい地面が熱を奪ってしまう事。
ソールが薄かったり、革やコルクなどの天然素材のブーツだと、伝熱係数が高いため靴底が冷えまくって容赦なく体温を奪っていきます。路面温度がマイナス5度とかになると、厚手の樹脂製ソール(ビブラムソールなど)でも冷たく感じることが多いです。
実際先日の日の出ツーリングのときは、歩いているだけで足が冷えてきて本当にしんどい思いをしました。。
走行中のみならず、バイクを降りてからも発熱して防寒されるので、冬場のツーリングでは必須アイテムと言ってもいいかもしれません。
原始的な靴下二枚履きも結構効果的ですが、靴が少し緩めじゃないと足が入らなくなったりするんですよね(汗
参考URL:http://www.nut59.com/products/detail.php?product_id=941
ちなみに靴下で対策する場合は、天然素材の綿(めん)100%のものや特殊な保温保湿繊維製だったり、できるだけハイソックスのように長いものがいいです。
履き比べたら、3セットで1000円とかの安物とは、明らかに違う事が体感できると思います。
マジの極寒でどうしようもなく寒いとき
オーバーブーツという「靴にかぶせる靴下」のようなものを使用するとよいみたいです。
実際に靴が冷えるのって、走行風で靴自体が冷たくなってしまう事が多いんですね。そうなってしまうと、内側からどれだけ保温しようとしてもガンガン熱を奪われます。
オーバーブーツは靴自体が冷えるのを止めてくれるため、冬山をバイクで走るオフローダーの方々は必須装備とのことでした。
比較的安価な防寒靴
また最適解とは言えませんが、寒い時にバイクに乗る際はこういう安全靴がおすすめだったりします。
ホームセンターやワークマンで売っています。
これめちゃくちゃ便利なんです。
全ビニール製で濡れても安心。風も入り込まない工夫されたつくりになっています。ミドル丈なので足首もガードしてくれて、なおかつ着脱も容易。ソールは固い樹脂製で熱も伝わりにくく、滑りにくい構造です。万能の防寒対応靴です。
足の甲の先端には樹脂製の骨格が入っていて、物を落としたり蹴飛ばしてもいたくありません。また結果的に樹脂骨格が防寒装備になっているのも見逃せません。
結構厚みが出てしまうのですが、マシンにもよるものの、とりあえずシフトチェンジは可能だと思います。私自身、春夏秋冬とわずチョイノリは基本的にこいつで済ませてしまっています。
濡れても全然OKなので、洗車やバイク整備、先日みたいに大雪が降ったときの通勤・周辺掃除にもガンガンつかえ、壊れにくく頑丈です。
そういえばサバゲーでも使いました。もはや頑丈すぎて早々壊れないのですが、3000円程度と安価なのでリプレイスのハードルも低めです。本当につぶしがききます。
基本的にバイクに乗るときはスニーカー派で、わざわざブーツ買うのもなぁという人も、こいつは守備範囲が驚異的に広いので、1足持っておくことをお勧めします。
まとめ
以上、思いつく限りの足元の防寒対策を挙げてみました。
足が冷えてしまうと、とっさとの気にシフトやブレーキ操作ができなかったり、信号待ちなどで足をつくときにくじきそうになって怖い思いをすることも多いので、怠らずに対策をしていただけるようお願いします。
冬でも暖かくするための、ジャケット着用術についての記事はこちら。