2018年4月1日の朝、Morning Drve#3を開催しました。
今回は、七台の車、そして一台のバイクに参加してもらいました。
天候にも恵まれ、バラエティ豊かな車種、遠方からのお客さん、そして色んな話にも花が咲き、楽しいミーティングになりました。
集合場所
今回もいったんいつものファミマに集まり、ジョイフルに移動するルートです。
なんだかんだでこのファミマは、集合場所としての立地が抜群です。
主催者はちょい遅く到着。七時過ぎです(汗
出発は7時20分位だったから、ギリギリ間に合いました。

ファミマには、3台の車がすでに集まっていました。
白いエブリィと青いランクル, そしてS2000です。あと私のラシーン。
エブリィは以前GPz750でMorning Rideに参加していただいていたキックさん。
青いランクルは、前回のDrive#2にも参加して頂いています。今回はお子さん連れ。そして後席には、W1SAでいつもMorning Rideに参加していただいたKさんが乗っていました。
そしてS2000は、いつも参加してくれる大学自体だからの友達のFくん。いつも一緒に遊びに来てくれる長男坊と一緒。
朝早くから来てくれた参加者の方々、そしてうちのかみさんと長男も交え、いろいろ朝の挨拶を交わしていました。
すると後ろから声が聞こえて、

振り向くと現行型NDのロードスター、そしてFIATの500Sが。
声の主は、ナットクロージング主宰のWさんと、愉快の伝道師 F川さん。
全く来ることを伝えられていなかったサプライズ登場。
群馬は高崎から朝5時発の来場。
びっくりしました。そしてめっちゃ嬉しかったです。
Wさんに関しては、割と頻繁に車やバイクを買い換える方なので、
- あぁND買われたんだな
- ちょっと以外な感じもするけれど、元々スポーツカー好きな人だし、現行車で古典的かつ上質な走りが楽しめる車となると、現行ロードスター魅力的だしな〜
なんてことを思ったんですね。でもF川さんに関しては、
- お前ミニはどうした!?
- ジョンブルな英国紳士になるためにMiniじゃなかったのか!?
って感じで頭が「点」になりました。大枚はたいて完全整備の車検を通したとか聞いていたんですが・・・
詳しく話を聞くと、ミニは売却して変わりにFIATを購入し、まだならし運転中。
ほぼ同じタイミングでNDも納車され、どこかでお披露目ツーリングをしようと思った所Morning Driveの告知があったため、使わせてもらおうという事になったのだとか。

遠くから、しかも朝早くから出発してくれたみたいで。
なんというか、こういう風に自分が開催するイベントを使ってもらえると嬉しいですね~。
ただ集まるだけでなくて、イベントにテーマ性が出てきて、イベント全体にぐわっとエネルギーが溜まる感じがしてとても気分が上がります。
隊列を組んでジョイフルへ

ファミマを後にし、ジョイフルへ向かいます。
5分程度の行軍、しかも曲がるのは2回だけというシンプルなものなんですが、みんなで一緒に走ると楽しいですね。
ミラー越しにいろいろな車両が見えて、連なっている様子はとても面白いです。バイクよりも車のほうが安心して見れる感じもします。

ジョイフルでモーニングを食します。
ジョイフルは九州の大分県発のファミレスチェーン。
圧倒的安さを武器に、九州では1市町村に1店舗有るぐらいの勢いで伸びていました。数年前から関東にも進出して、あっという間に市民権を得ていました。
モーニングはワンコイン。しかもドリンクバー付き。

長男用には、極めて格安なベビーうどんも有るのでとても便利です。
長男は貪り食べていて、大ヒットでした。
車種紹介

食事が終わったので、みなさんと歓談します。
ココで車の紹介をしていきましょう。
最初にS2000

いつも来てくれてありがとう。
今回は子持ち or もうすぐお子さんが生まれそうな人がいらっしゃったので、
- ジュニアシートとはどういうものなのか
- ツーシーターオープンをスポーツカーに使うにはどうすればいいか?
というテーマで議論が交わされていました。
そろそろ自分の子供もジュニアシートを使う頃になるので、その際はまた相談させてください。
NDロードスター

白い車体が美しい、スカイアクティブなロードスター。
オーナーのWさんに話を聞いたら、ハードトップのRFは全く眼中になかったとのこと。男らしいです。
素晴らしいデザイン。セクシーかつグラマラス。

フロントタイヤのフェンダー部分や、ヘッドライトとバンパーのチリ合わせ、そしてリアに至る絞り込んだフォルムなどから、生産部門が相当苦労しただろうなぁというのが見て取れました。

S2000と隣り合わせにしたら、色んな違いが見えて面白いです。
ロードスターも最初車高を落とそうかと考えていらっしゃったようなのですが、純正ホイールと純正サスペンションの乗り心地が想像以上に快適だったので、やめることにしたそうです。
こういうオトナなチョイス素敵ですね。
「これがW家のファミリーカーの形」
らしいのですが、どう頑張っても2人以上乗る事を法律が許さないので、それに対応した形の車両も準備中とのこと。
次回のDRIVEにはその車両で遊びに来てくれるとのことでした。色々考えたけどかなり難易度が高い。エステート?セダン?まさかの特殊ミニバンとかSUVってこともあり得るし。
VOXYでないことは確かです。
フィアット500S

スポーツモデルの限定仕様。860ccの二気筒ターボエンジン搭載のTwin Airエンジンです。
- MINORUの質問「この車を選んだキーポイントは何ですか?」
- F川氏「限定車だったから」
という身もふたもない回答が返ってきて面食らったんですが、コンパクトなMT、しかも特徴のあるエンジンというのが選定理由とのこと。
加えて限定仕様のまさにこの色の車がディーラーに在庫してあって、これならすぐに納車可能だったので決断したそうです。

メタリックなグレー。
良い色だよね~。うちのかみさんも高評価でした。

助手席に乗せてもらって少し走ってもらったのですが、これはまるでバイクみたい。
アイドル状態でクラッチを切ったままスロットルを煽ると、「バルルルン!バルルルン!」という昨今の車では聞いたこともないような音でエンジンが吠えます。
そして特徴的なのが、発進時の1速でのバタバタバタという微振動。シートや車体が縦に小刻みに揺れるんです。
そして2速3速とシフトを上げて巡航状態にはいっていくと、その振動はほとんど気にならなくなりました。
とても面白いフィーリングでした。助手席に乗っているだけなのに楽しい。

今まで乗ったことが有るバイクの中では、NC700Xに近い印象を覚えました。最新型でしっかりした作りなんだけれど、エンジンが二気筒で吹け上がりがとても個性的っていう。

非常にコンパクトで、車体や室内空間、そして排気量もほぼ軽自動車並みの車なのですが、ターボによる加給が効いているためか、街乗りでは全く不足を感じさせないスピードと加速で街を駆け抜けました。
あと椅子が凄くよかったです。しっかりと腰があって、ホールド感が高く、デザインも良い。あれに慣れちゃったら、同クラスの国産コンパクトカーなんて乗れないよ。
そんな貴重な経験をさせてもらいました。
フォルクスワーゲン TYPE1

少し遅れて集まられた、IさんのVWビートル。
かみさんは、「あんな所にタイヤが入っているんだ」と驚いていました。
フロントエンジンしか知らなかったらそう思うよね。
今回、Morning Driveとバッティングしてしまった別のイベントに参加される予定だったそうなのですが、こちらに短時間顔を出してくれることになりました。

前回のビートルは黄色の1967年式だったのですが、今回は青の1976年式です。
デコレーションは抑えられて、シックな装いです。コレ純正色でそのままの塗装だそうです。すごくきれい。

サイドにエンブレムが付いています。コレVolkswagenの工場があった街にお城があって、それをかたどった紋章だそうです。ヨーロッパのメーカーってこういうのが格好いいよね。アルファロメオしかりマセラティしかり。

この車何気にフューエルインジェクション搭載車両。この時代のビートルにFIがあったなんて。
ちょっと調べたら、Kジェトロニックという機械式インジェクションみたいです。
狭いエンジンルームに無理やり押し込んだ感じが素敵。Kジェトロニックのアクチュエーターやら燃料ポンプにEGRまで。まぁよく入ったなぁという印象です。
エブリィワゴン

その横に止まるエブリィ。現行型です。
最近はお子さんと自転車やマラソンで走っている様子をFacebookで頻繁にUPされていて、完全にアスリートになられています。自分運動しないから、尊敬します。ほんとに。
シートを前に倒せば荷室がフルフラットになり、趣味の自転車がタイダウンで固定されていました。
ほんと軽バンって便利。
車検も安いし維持費は本当に安価で、シャシーもだいぶしっかりしていてエンジンも元気。先日軽トラックを借りて走ったんですが、思いの外加速性能が良くてびっくりしました。

http://tsutsumijidousya.com/productlist/606.html
しかもこのエブリィってマニュアルだったんですよ。
インパネからニョキッとシフトレバーが生えていました。

・・・あれ、今回ATなのって自分のラシーンだけか??
主宰者の車が一番緩い・・・。
ランドクルーザー

そしてこちらが大きな大きなランドクルーザー。

バンパーがうちの子の頭の高さって・・・。
カラーリングはザ・ビートルの純正色だとか。コレもいい色ですね。

助手席に乗せてもらって、どんな景色なのか見せてもらおうと思っていたのですが、お願いするのを忘れてしまっちゃいました。次回は是非よろしくお願いいたします。

ちなみにKさんは前回クルーガーで参加してくれましたが、近々新しい車を購入されるそうです。車種は秘密。今度Driveを開催する時は、是非お子さんと遊びに来てくださいね。

そして今回集まった子どもたちは、オーナーさんの許可をとった上で、巨大なマキシスタイヤのひげを徹底的にちぎり取って、それを集めて排水口に叩き込むという遊びを始めていました。
小さな体を駆使して、車の下に潜り込んでちぎってました。
SR400

唯一のバイクでの参加となった、おなじみ5051さんのSR。
あいかわらずピッカピカです。
少し肌寒い朝でしたが、とても気持ちよく走れたとのことで、早くバイク戻ってきてほしいなぁという気分になりました。

あとこのSRにも子どもたちが襲いかかりまして、タイヤのひげをむしり取ろうとしたり、跨がらせてもらったりしていました。
大切なバイクなのに、フレンドリーに対応してくれてありがとうございました。
子どもたちの姿

お兄ちゃんたちがフェンスを登り始め、それをやりたそうに見つめる長男の背中。
因みに、この次の日から保育園に正式入園です。お兄ちゃんたちに負けないように、頑張って力をつけるんだぞ。まずは握力だ。
このイベントは家族参加推奨でして、家族みんなで車文化に楽しく触れてほしいんですね。朝早くてちょっとしんどいけど。
私もかなり感覚変わってきたところがあって、子供がワイワイはしゃいでるのを見ると、場が明るくなってとても微笑ましく感じます。
車関係のイベントって、ジャンルにもよるんでしょうけれど、僕のイベントはお子さん大歓迎です。後どんな車でもウェルカムです。
ぜひご家族で遊びに来てください。
RIDE #3の裏話

実を言うとですね、今回のモーニングドライブは中止一歩手前まで行ってたんです。
年度始めで仕事がある方がいらっしゃったり、春先で別のイベントがあって行けないとか。
そういった声を多数頂いたので、開催の声掛けを下はいいけれど、集まり悪かったら中止しようかな、と。
Facebookとtwitterで告知出す直前まで行ってました。
でもラスト一週間くらいから、何名か声をかけていただけるようになった事と、「当日参加の方もいらっしゃるよなぁ」と思いなおしたので、やることにしました。
結果的にとても楽しいイベントになったと思います。

教訓としては、やると決めたらやろうぜ!ですね(笑)
主催者が日和ったら駄目だと。楽しみにしていただいている方が一人でもいらっしゃったら、それを裏切っちゃだめ。
自分勝手に中止していたら、群馬埼玉から来ていただいたおニ方には「出落ち」にすらならなかったわけで。
そんな事を再認識させてもらいました。
余談
それから余談ですが、
サプライズ参加してもらったF川さんの知名度は抜群だったようです。
今回初対面の参加者の方から「F川さんですよね?」という問いかけがあったとか。
また先日、埼玉の鉄剣タローというオートレストランでの旧車バイク系の集まりがあったみたいなんです(参考記事)。
ここでも初対面のロイヤルエンフィールド乗りの方から、
「もしかしてF川さんですよね」
と声をかけられたみたいです。
知名度が半端ない。そしてこのブログの影響力が凄い。自分の知らないところで、考えもしなかった伸び方をしているような気がします。

まぁ彼とも気づけば10年位の付き合いになりまして、昔はかなり頻繁に一緒に遊ばせてもらっていました。
公私ともにお世話にって感じで。
だんだんとお互いの環境も変わってきて、趣味への向き合い方や付き合い方も、当然ながら変化して行きます。それが普通なのかなとも思う。
それでも、こうして折をみて遊びに来てくれて、一緒に楽しい時間を過ごせること。これは本当にありがたいことで、一派感謝しなければなぁと思うわけです。
これからも一緒に遊びましょう。
まとめ

とても楽しいドライブになりました。
車もそうですが、いろんな方と和気あいあい話せたのがとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
また次回は開催する際は、しっかり告知いたしますので、よろしくお願い致します。
参加していただいた方、本当にありがとうございました!
以上です。
コメントを残す