MORNING RIDE #20のレポート

20回目のMORNING RIDEを開催しました。

寒い中、少ないメンバーでしたが、軽快に栃木の農道ワインディングを快走してきました。

澄んだ空気、空いた道路、よく回るエンジン。

今年の朝走りを締めくくるにふさわしいRIDEだったと思います。

 

 

まぁ馬鹿ですよね

一緒に走ったのは3人でした。私含めてね。 

ロイヤルエンフィールドのマシヲさん。

SRチョッパーの5051さん。

そして自分のLTDの3台で走ってきました。

 

冒頭の言葉は、県南から参加していただいた、マシヲさんが出発直前にコメントされた言葉。

ほんとこれにつきると思います。

 

12月の中旬の寒くなる時期、氷点下が当たり前の時期。

そんな折に、朝7時から1時間だけバイクで走ろうなんて普通じゃないっす。

エンジン掛りづらいし、 体動かないし、そもそも布団から出たくないし。

 

でも集まってくれる人がいるんです。ありがとうございました。

残念ながら寝坊してしまったり、お子さんの体調不良で直前で不参加を表明された方もいらっしゃったりしたので、もう少し集まったかもしれません。

天気自体は比較的良かったですしね。風がちょっと冷たかったけど。

 

 

2019年のFINAL RIDE

 

地図のリンクはこちら

今回は高根沢の北の方から、芳賀町に抜けてぐるっと戻ってくるルートで走りました。

 

朝早かったのか、寒いためか、たまたまそういう道だったのか、前半は車がほとんどいませんでした。

 途中トラックなどが先行して詰まることもあったのですが、まぁ調子に乗りすぎない程度に気持ちをクールダウンするのにちょうどよかったです。

 

特に面白かったのが、宇都宮ガーデンゴルフクラブ近辺の山沿いの道。エキサイティングでした。

割と民家が近く、ブラインドコーナーもあるので安全マージンは十分とらなければいけないのですが、細かなコーナーがたくさんあって楽しかったです。

 

 おそらくですが、もともとは太古の鬼怒川が作った河川敷だと思うんですよね。山になっている部分が陸地で、田んぼになっているところは昔の大河で。

だから山ベタを走るルートになると、こんなぐねぐねになるのだと思います。

こういった地形を感じながら走るのも楽しいです。

 

またメンバーが少なかったので、友達同士のツーリングみたいな印象になって、疲労感がいつものRIDEと全然違ったのも印象的でした。

あとマシンと人間スペック的に、少しペース上げてもOKな人たちだったから、郊外の流れが良い道では、少しスロットル開き気味に走りました。

楽しかったです。

 

 

最後に合流

集合場所のファミリーマートに戻ろうと、幹線道路に戻ったその時、サイドバルブの白いハーレーとすれ違いました。

あれ!?

もしかして!?

 

いつもRIDEに参加してくださっている、パイオニアランのスタッフ、そして霧降高原ヒルクライムを主宰されている、WLオーナーのヒヨコマメことYさんでした。

お子さんが生まれた後、朝の時間使ってソロで黒磯方面まで散策に行かれていたそうです。

それで帰りに偶然ランデブー。

ファミリーマートで待っていると、すぐに引き返してくれてしばし歓談しました。

 

 

車両の紹介

マシヲさんのエンフィールド。

当初は赤いカラーリングだったのですが、独特なグリーンにリペイントされていました。

もともとエンフィールド自体がインド製ということで、かなり国籍不明感があるのですが、この色でさらにそれが強まったように思います。

 

トライアンフのバスタブフェンダーの様な、独特の造形。とても深い形状が面白いです。

クラシカルなバイクを所有した際に一度はやってみたいカスタムで、うらやましく思います。

 

このエンブレム。インドで販売されているカスタムパーツらしく、総真鍮製です。

質感が違います。純正はステッカーだったりするので、これはかっこいい。

そういえば世界中の色んな所から部品を輸入したことがあるのですが、インドはまだ経験がありません。eBayでインドパーツ出てるんですが、それはそれは修羅壮絶地獄なクオリティの物も多いらしく、完全に博打みたいです。

 

ゴールドのホーンが鎮座。

これ駆動用の電動コンプレッサー付きで、スロットルボディの下辺りにコンプレッサーが鎮座。パフーーー!!というものすごい音がします。びっくりしました。

 

 

5051さんのSR。今回も参加してくれました。

相変わらずきれいです。

 

今回話題になったのが、純正のフロントフェンダー。個人的にはこのフェンダーは好きですね。

当強度があるので、スタビライザーにもなるはずです。

自分のLTDも一回フェンダーレスにしたことがあるのですが、高速度でグリグリ曲げる時に、多少フロントが遊んでいるような感覚がありました。フロント強度がない車はフェンダーあったほうが良いですよね。

 

ホーンのの配置とか、メーターの収まり具合とか、丁寧に作ってあるなぁと改めて感じました。

CRキャブはφ38とのこと。これでセッティングバッチリあってて、燃費もリッター30を軽々超えるそうです。5リッタータンクでも、150km位なら十分走ってくれるのでツーリングもこなせるチョッパーとのこと。

 

 

画像

https://twitter.com/noshukun/status/1206010900219494400/photo/2 ヒヨコマメさんのTwitterより

 

当日の朝方、馬頭方面にツーリングをされたヒヨコマメさん。

今回は、昔のハーレーの電気関係の事とかを色々教えてもらいました。

 

プッシュロッドの間にある丸いカバー。これがポイントブレーカー。

真ん中の細い針金のような部品をずらすと簡単に外れる構造で、「まぁだから良くメンテしろよ、ってことなんでしょうね」とのヒヨコマメさんの言。

 

チェーンの下のあたりのマフラーの銀色。これ希硫酸が漏れているためだそうです。

6Vバッテリー。なおかつ整流用のレギュレーターがついていないので、速度上げすぎると過剰充電になって、バッテリーが受け止めきれなくて硫酸が溢れてしまうそうです。

 

バッテリー自体も、蝶ネジで簡単に取り外せるようになっています。これもメンテ前提の作りですね。

黄色い20Aの現代的なヒューズが付いていますが、これは後付されたとのこと。もともとこの車両にはヒューズはありません。だから過電流が流れたら部品がぶっ壊れます。ソリッドな作りです。

(写真を取り忘れたのですが)この反対側にはON/OFFのスイッチが付いていて、これもヒヨコマメさんが後付された、バッテリーの電力切断装置。

そもそも鍵がなく、イグニッションスイッチが付いておらず、キックしたらいつでもエンジンがかかるレーサーの様な仕組みのバイク。しばらく乗らないときのバッテリー電力消費を抑えたり、メンテ時の感電や火災を防止するため、スイッチを取り付けられたそうです。

 

こういう細かいところを見ると、オーナーさんの機械に対する向き合い方とかが見れて面白いです。

 

 

解散!

そんなこんなで、走行終了後に30分程度歓談し、お開きとなりました。

20回目、そして2019年最後のMORNING RIDEを無事に終えることができてよかったです。

 

今年も色んな人が参加してくださって、常連となられた方もたくさんいて、とても楽しく走ることができました。

結婚されたり子供ができた方も増えてきて、バイク乗りにくいけど、小一時間くらいなら…というシチュエーションのライダーさんも多くなってきた気がします。

今後もそういった方が集まる場として、レトロなバイクと一緒に走れるイベントとして、しっかり継続していきたいと思います。

 

次回は3月か4月頃に、21回目を開催したいと思います。

その間に、車で集まるイベントを、できれば2回くらいやりたいですね。

その前に日の出ツーリングか。これもあと2週間位になったので、すぐに告知します。

 

それでは皆様、2019年ありがとうございました!

 

 

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