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過去に乗ったバイク SR400とスタンダートとキック

      2016/10/26

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一時期SR400とLTDの2台体制だった時代があります。

結果このフォーメーションは1年ちょっとしか続かなかったんですが、いろいろ勉強させてもらい、自分の気持ちを整理することができた、大切な経験だったと思っています。

一度しっかり振り返って文章にしたいと考え、この記事をしたためました。

 

 

 

そもそもなぜ増車したのか

いくつか理由があります。

 

人気のバイクに乗ってみたかった

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LTDは言わずと知れたマイナーバイク。

今となっては別にどうでもいいのですが、「マイナー車にの乗り、メジャーな乗り物を知らない負い目」みたいなのを勝手に感じていたんです。

 

「みんなが乗っている、人気であるという事は、それなりに意味があるんだよ」

という事をある人から聞いて、それなら人気車種に乗る経験もしてみたいなぁと感じたのです。

 

どうせならストリートマシンの人気最右翼であり、のちに色々カスタムして楽しめるSR400が浮かびました。

 

 

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そしてSRは、いわゆるバイクらしいバイクであること、「スタンダードなマシン」であることも、食指が動いた理由の一つでした。

スタンダードなマシンを知ってこそ、亜流のバイクに乗る意味があると言うか。

基礎を知らずに変わり種のバイクに乗ることが、踏むべき基礎ステップを飛び越えたバイクライフのような気もしていたんです。

 

 

 

トルク感で走るバイクに乗ってみたかった。

前回のLTDの記事にも書いたように、LTDはあんなアメリカンなルックスですが、トルクで走るというよりも高回転に叩き込んで走ったほうが楽しい、スポーティーなマシンです。

 

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このころはまだ「ドコドコ感幻想」のようなものを強く持っていました。「トルクで走るバイクは楽しいはずだ!」と妄想していたんですね。

SR400を買って、まずはストック状態を楽しみ、その後SR500にストローク&ボアアップしていけば、ドコドコ走れる楽しいスポーツバイクが手に入るんじゃないか?そういう青写真を描いていました。

 

(後々、この手のフィーリングを手っ取り早く手に入れたければとりあえずハーレー買えよ、ってことに気づきます)

 

 

 

嫁と僕の2台体制にしたかった

普通自動二輪免許を、LTDで課外教習して取得した嫁。(その時の記事

一緒にツーリングする夢をかなえるにはバイクが必要になるわけで、その選定をしていました。

 

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最初はサベージ400が候補に挙がったんです。

近所のお店にバリモンのサベージが置いてありました。程度はこの上ないけど値段もこの上ないという車両。

 

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個人的に好きなバイクだし、軽いし足つき最高だし、悪くないチョイス。ただいくらか値段が高かったのと、「80年代のアメリカン2台そろえてどうすんの??」という疑問も、頭に何度もよぎってしまい却下。

 

先述のとおりSRに興味を持っていたので、

自分はSR。嫁はLTD。

というフォーメーションで、一緒に遊ぼうと計画しました。

 

 

購入

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そしたら、TRカンパニーさんに赤いSRがちょうど出てきまして、値段も手ごろだったので購入。

前後ドラムブレーキの2型です。

この後の3型で環境対応のエアインジェクションが入るため、「旧車っぽさが残るSR」としてファンの間では評価が高い時代の車両です。

 

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TRさんには最高の納車整備をしてもらいました。

 

多数のバイクに乗り継いでいる友達に、

  • 「ビビるぐらい吹け上がりがいい」
  • 「こんなにドラムブレーキが効くSRには初めて乗った」

そんな評価をしてもらった記憶があります。

 

 

 

インプレッション

SRは現代車両

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購入して、東京から宇都宮に戻るまでに、目からうろこが何枚も落ちました。

エンジンは、LTDのノイズ交じりの吹け上がりとは比べ物にならず、静かに跳ねるように回転を刻みます。

27馬力しかないため、山道や高速道路では必然的に高回転を使う事が多くなりますが、結構いい吹け上がりを見せるのです。そしてそれが楽しい。

エンジンの生産が95年くらいで、なおかつCDI点火&キャブの燃調が熟成し切っているので、LTD比較でパワーがリニアに取り出せる感覚があり、感動したのを覚えています。

 

 

 

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昔SRに乗っていたモリタ君から、「SRをそんな風に評する人は初めて見た」と言われたのが印象深いです。

みんなすごい!すごい!という振動はさほど気にならず。LTDより少し強い位にしか感じませんでした。ネジが緩む振動とはこの程度のものか。想像以下。ただ4気筒に乗り慣れている人からすると、耐え難い振動に感じるようでした。

・・・慣れって怖い。

 

 

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嫁と一緒にツーリングに行ったり、会社の先輩と山道を走るときは、高回転キープしっぱなしでフルバンクで走ったり、忘れもしない足尾へのマテリアルツーリングを共にしたりと、思い出深いバイクです。

 

 

 

SR400を降りた理由

そんなSRも、1年くらい乗って手放すことになりました。

 

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会社の後輩にそこそこの値段で売却し、2週間後にはこてこてのカフェレーサーになっていました。

降りてしまったのはいろいろ理由があるんです。

 

 

一緒に走ったのは結局2回くらいだった。

2台体制になったとはいえ、一緒にツーリングする機会に早々恵まれたわけではありませんでした。2回くらいでしょうか。

結局バイクで遊ぶにしても、嫁はLTDの後ろに乗っていることの方が多かったんです。

公道デビューには恐怖が伴ったり、バイクに乗るとおしゃれが楽しめなかったり、風で髪がぼさぼさになるのがいやだったり。タンデムだとまぁいいらしい。

 

女性ならではの認識を、嫁を通して勉強しました。

 

 

2台のコンディションを維持したくて、乗るのが義務になった

rimg3308_1となると僕が2台乗ることになるわけです。

特に僕の感情としては、バイクの調子はできるだけキープしたい!という気持ちが強いんです。

そのため、1~2週間に1回はエンジンをかけて、軽く走りに出かける、という付き合い方をしていました。これを2台でやるのは結構な負荷。バイクが増えたからと言って、割り当てられる時間が倍になるわけでは無いため、単純に持て余しました。

 

そして、乗るのが調子を維持するための「義務」に感じてきたんです。これは正直な話苦痛でした。

たぶん僕は、増車はあまり向かないメンタリティなんだと思います。

 

 

キックがだるかった

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全SR乗りを敵に回し、助走をつけて蹴り飛ばされそうな発言ですが、正直な気持ちなので仕方がないです。

 

キックスタートはエンジンに火を入れる神聖な儀式であり、SRがSRである所以。FI仕様になっても、絶対に死守されたキックのみの始動方式。

これがですね、正直ですね、、、だるかったんです。

 

 

img_1LTDが僕のより1年前の78~79年式までだったら、キックとセル併用でして、この車両に乗れていたらここまでキックは毛嫌いしなかったかもしれません。たらればですが。

セルオンリーの80年式に乗ってしまったのが運のつきかもしれません。

 

 

まぁ最初は面白かったんですよ。キックでエンジンを駆けるのも。

でも、何かが起こったら毎回路肩に寄せてキックペダルを出して、上死点を探して蹴り込んで… という作業が正直面倒になってしまいました。

 

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あるとき、SRとLTDを日替わりで乗って遊んでいた時、SRにまたがって走り出そうとした際、右手の親指が無意識にセルスターターを探しているのに気づきました。

「あぁ、俺キック向いてない」「セルが欲しい」

まあ恥ずかしい話なのですが、この気持ちが全身を駆け抜けるに至りました。

 

 

そんなこんなで、どちらかを手放すことになり、正直かなり迷いました。

採取的には、SRのほうが高く売れるだろうし、引き取り手もすぐ見つかるだろう。LTDは売れないだろうし…。というまぁ打算的な感覚が決定打になりました。

ちょうどカフェレーサーを欲しがっていた先述の後輩に譲り渡すことにしました。今でも乗ってくれています。

 

 

まとめ

まぁこのSR400に乗った経験から、LTDは乗り潰すまで乗ろうという気持ちが明確になりました。

90年代のバイクと、70年代生産のバイクとの違いも明確に感じ取ることができました。「ちょっとSRかじっていたんだよ」、という体験が、他の人と交流するときのきっかけになったりもします。ヤマハのハンドリングも体験しました。

 

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SRを体験して一番よかったのは、SRでも「高回転」まで引っ張って走ったほうが、楽しいなぁ!と心躍ることが判明したことでしょうか。

当初のドコドコ感は、もうどうでもよくなってしまったんです。これを以て自分は、「低速ドコドコトルク型」ではなく「高回転ビュンビュン馬力型」の人間であると受け入れることができました。これ以来かなぁ~ ビッグツイン系のハーレーにあまり惹かれなくなったのは。

SRは、短い間ですが、僕に多くの事を学ばせてくれた素晴らしいバイクでした。

 

以上です。

 

 

 

過去のバイクリスト

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