バイクのタイヤに空気を入れる時、多くの方はガソリンスタンドに行かれると思います。
そういう方に全てに、ぜひ持っていてほしいパーツがあるので、それを紹介します。
かなりおなじみのパーツですが、使い方によっては「持っているだけで人助け」になるレベルの品物です。
ガソリンスタンドに潜む罠
冒頭に述べたように、ガソリンスタンドでタイヤの空気圧管理をする際、厄介な物があります。
この手の棒状の空気入れ。
コレが常設されていると、タイヤや足回りの形状によっては空気が入らない。
結構長く、金属製で全く曲がらないので、ホイールやマフラー、スイングアームに干渉してしまい、空気を入れられないんです。
こういうゴムホースを使っているタイプだと、かなり融通が効くんですが。。。
最近は持ち運んで空気を入れてもらう前提で、この手のゴムホースタイプを設定しているところが増えては来たんですが、10年位前に作られたスタンドだと、設備更新されていないお店をよく見かけます。
特にツーリング先で空気圧不足に気づいてしまったときなどは死活問題です。コーナリングもそうですが、ブレーキングが不安定になったり制動距離が伸びたりして、安全が損なわれます。
最悪、高速走行でのバーストの危険もあります。
対応策
そこで登場するのがこれ。
キタコさんのL字型エクステンションバルブです。
これ使う度に取り外すものだと思っていたら、なんと常設できるように設計されているとのこと。つけっぱなしでOKなんです。
自分もコレを、リアに装着しています。かれこれ4ヶ月位常設しています。
LTDのフロント19インチタイヤは、ぎりぎりなんとか棒状バルブでもエアが入るんです。ただリアはどう頑張っても無理。ゴムコースタイプの空気入れが置いてあるガソリンスタンドを予め記憶しておいて、そこに給油に行くようにしていました。
このL字エクステンションを取り付けてからは気が楽です。どこでもエアを入れることが出来ます。
通常は横から見てL字になるように設定していますが、空気を入れる時は真横を向くように回転させます。コレで難しかったリアタイヤの空気もらくらくです。
ついでに自分の工具入れには、この棒状の空気圧検査機も入れています。
圧が高いと棒が飛び出して、おおよその内圧が分かる古典的な道具。ブルドン管タイプのメモリがついているものが見た目も見やすく格好いいのですが、バイクという性質上かさばる荷物は減らしたいんです。
小さく軽く、工具ケースにすっぽり収まるこのゲージは、まさにバイク向きです
L字エクステンションを装着し、合わせてゲージを持っていれば、ツーリング先などの出先で友達のバイクの空気圧トラブルが合った際も対応できます。
現在の圧力をチェックして、エクステンションをそのバイクに取り付けてあげれば、確実に空気を入れて安全な状態に戻すことが出来ます。完全に人助けです(笑)
空気圧低くなった状態から、適正な圧力に戻ったマシンってめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。そこから先のツーリングが楽しくなると思います。
まとめ
自分みたいに常設するのが不安だったとしても、車載工具の袋の中に忍ばせておくべきパーツの一つかなぁなんて思います。
とても安価ですし、工具・パーツの一つとしてみても形が美しい。
調べてみたら曲げ角度が90℃以上の物有るようですね。ホイールの形状で色々対応できるようにされているのも素晴らしい。
ちなみにBMW乗りのF川さんも愛用していて、彼は真鍮Verを装着していました。彼らしいコダワリですね。
空気圧はしっかり管理して、快適にかつ安全に走りましょう!
以上です。
金属管のLTDは良いにしても(うちのにはリフレクターキャップをつけてます)ラバー製のチューブレスバルブの場合、遠心力とか振動とか少なからずストレスが溜まるはずなのでタイヤ交換の際には必ず同時交換をお薦めします。
友人が中古で手に入れたBMWで走行中に、いきなりバルブが切れてエアが抜け転倒し大怪我を負いました。
自分自身も4輪で何度かバルブの根元からの劣化エア漏れを体験しています。
チューブタイプの場合もチューブとバルブとの結合部にストレスが来ますので、古いチューブは気をつけた方が良いと思います。
この手のアダプターは自転車業界では当たり前に以前よりありました。特に12吋の用事乗り物やエアタイヤのベビーカーなどは普通の空気入れでは同様に入らないのでね!…お子さんの乗り物デビューは早い方が良いですよ、スキーとかもそうですけど恐怖心が芽生える前に基礎を覚えるとその後の発育(脳も含む)が違います。
いつも興味深い記事、楽しみにしています。頑張って続けてくださいね!!反面教師父親よりw
⇒長野BSLTDさん
どうもです。
遠心力による応力は掛かりそうですね。
自分のLTDにはチューブを入れているので、気をつけながら乗りたいと思います。
以前ミノウラのスマホホルダーを教えていただいた経緯もありますが、自転車業界からバイク業界へ輸入できそうなアイテムはまだまだたくさんありそうですね。
先日ベスパ乗りの人と話しましたが、ヘッドライトが暗すぎるので、自転車用を流用していると言っていました。段違いに明るいそうでw
乗り物はさっさとのらせますw いろんなことにチャレンジさせてみたいですね。
頑張って記事書いていきます。ありがとうございます!