雨で濡れてしまったバイク用レザーブーツのお手入れ

 

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今回の記事では、出先の突然の豪雨などで、靴の中までぐちゃぐちゃになってしまった場合の、レザーブーツ・革靴の手入れ方法をお伝えしておきます。

私もZ400LTDでツーリングに行っていた際、豪雨に打たれてしまったことが有ります。その時、私は適切なメンテナンスを怠ったが為に、そこそこ気に入っていたライディングブーツ(同型のブーツがこちら)をカビだらけにして廃棄処分にしてしまいました。

「この位大丈夫だろう」

と高をくくっていたために発生した悲劇です。その悲劇を繰り返さないために、また他の人も同じような悲劇を起こしてほしくないという思いもあって、対応手段をここに記載したいと思います。

やることはとても単純なので、誰でも簡単に実践できると思います。

 

まずは靴から水気を取り除く

兎にも角にも、一刻も早く水分を靴から吸収する必要があります。

 

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  • 靴紐がある場合は、紐を全部はずして中が乾きやすくする。
  • 新聞紙を何個も丸めてギューギューにして靴に詰め込む。できるだけ隙間がないように詰める。
  • 新聞を取っていなかったら、ダッシュでコンビニに行って新聞を買ってきていいレベルの緊急事態と心得る(200円でお釣りが来るはず)。
  • 固く絞ったぞうきんで、外の汚れを拭き上げる。

 

これらの手法を駆使しして、水分を吸い取りながら自然乾燥させます。経験上、化学繊維のタオルよりも新聞紙のほうが水分を吸ってくれました。

1~2時間位すると新聞紙がぐちゃぐちゃになってくるので、都度取り替えていくとより早く水が出てきます。手間はかかりますが、この方法が革へのダメージが少ないです。

 

 

注意!やってはいけないこと!

 

  • ドライヤーで乾かすのはNG
  • 乾燥機に入れるのもNG
  • エアコンの風を直接当てるのもやめたほうがいい
  • こたつに入れるのは、もってのほか

これらをやってしまうと、革から急激に水分が抜けてしまいます。革がギューっと縮んでしまったり、ガチガチに硬化してしまって、革が死んでしまします。また合皮や樹脂系のブーツでも、接着剤などで止まっている部品が高熱で破損してしまい、最悪使い物にならなくなってしまいます。なので厳禁です。

 

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良かれと思ってやった行動だったとしても、靴をダメにしてしまったらもともこもないです。悪いことは言わないので、やめておきましょう。

暖かく風通しのいい場所で保管する程度にとどめておくのがベターです。大丈夫、新聞紙をたくさん入れておくという選択しを選んだ段階で、貴方は勝ち組です。

 

最後はブラッシングして、オイルを入れて完了

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十分乾燥したら、最後はしっかり革にオイルを塗ってあげましょう。

 

定期メンテナンスでのオイルの塗り方はこちら

 

乾燥後にオイルを入れるまでは、ごわつきが気になるかもしれませんが、それは油分が抜けてしまったから。しっかり油分を補給して油分を定着させてあげれば、また柔らかさとしっとりした感触が戻ってくるはずです。

その際は、シリカゲルや、靴専用の強力な乾燥剤を積めこんで置くとベターです。中の水分をしっかり吸収しつつ、革を休ませてあげましょう。

 

 

 

まとめ

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これまで記載しました、

  • 初期メンテナンス
  • 定期メンテナンスについて
  • 濡れた時の対応

以上のことを丁寧にやっていただければ、貴方のレザーライディングブーツは、間違いなく長持ちするはずです。使えば使うほど貴方の足になじみ、しっかりとした艶と風合いを保つ、長年の相棒に進化してくれると思います。

是非参考にしてみてください。

 

以上です。

 

新品ブーツのお手入れについてはこちら

バイク用レザーブーツの定期メンテナンス・保管方法はこちら

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