前回書いた記事、 「今欲しいバイクリスト2013」ですが、 書いていたら絶版車ばかりになっていました。
今回は現行車両でリストを書いてみます。
トライアンフ ボンネビル /SE
現行トライアンフ。 ネオクラシックとカテゴライズされている、 クラシックシリーズの車両です。
セパレートハンドルのスラクストンとか、19インチでスポークホイールのT100、 アップマフラーのスクランブラーとか何種類かあるんですが、 自分はキャストホイールのボンネビルか、ボンネビルSEが好みです。
キャストホイールは17インチ仕様なので、 今のLTDよりクイックなハンドリングになると思います。 パワーは68馬力。W800が48馬力なので、 20馬力もハイパワー。ワインディングに持って行ったら面白そうです。
一度現行のトライアンフにまたがった事があるんですが、 めちゃくちゃ硬くて剛性感のあるボディ・フレームだったので、 「あぁ、このバイクはスポーツバイクだな。」と直感した覚えがあります。
できることなら、昔の右シフトのボンネビルと乗り比べて、 乗り味の違いを体感してみたいです。
あっちは「現在の目線」で見たら相当華奢でチープなフレームなので、 逆にそれが弾けるような加速感いつながっていると聞きます。 実際に乗って比較しないと、コレばっかりは話にならないですね。
このバイクの最大の魅力はおそらくそのトラッドなルックス。 個人的にはルックスはW800よりトラのほうが好きです。かっこいい。 全体のバランスでトラがいいなと思うのですが、 強いてあげるならキャストホイール。キャストバンザイ。 そういう細かい所が所有欲につながるのかもしれません。
モトグッチV7ストーン
以前F川さんが乗っていたV7クラシック。
ネオクラシックな装いで、750ccの空冷 縦置きVツインエンジンを搭載した、 イタリアの香りがする素敵なバイクです。
2010年ごろのモデルで、 排ガス規制で40馬力にまでパワーダウンしたのですが、 2013年のモデルでエンジンが新規設計になり、50馬力にパワーアップしました。 前回の記事にも書いたGL500と比較すると、
- GL500: 馬力 48HP, トルク 4.1kg・m, 乾燥重量 200kg
- V7ストーン: 馬力 50HP, トルク 6.0kg・m, 乾燥重量 198kg
となりまして、排気量がある分V7のほうが数値的に有利。
重量は余り変わらないので、回して走るGLと、トルクで走るV7という感じになるでしょうか。
実際に試乗した人のインプレを読んでみると、
- 「思った以上に車体がかっちりしている」
- 「以前とエンジンが別物だ」
- 「予想以上にグッチの本気を感じる」
などと高評価が多いです。
以前F川さんがV7に乗っていた時に乗せてもらった事があるんですが、 思ったより腰高で、その分倒しこみやすかったこと。
意外と重ったるしい感じがなくて加速が良く、クルーズが楽しいバイクだった記憶があります。 若干気になったのが、 ブレーキが少し弱いかな?と感じたのと、 シフトストロークがエライ長く、しかも“ガッコン♪”という感じで入り方に癖がある点。
あとF川さんのコメントで、 「雨の山走ったらオーバークールっぽくなった」 「色んなお店で、グッチはねぇ…とタイヤ交換を断られる」 なんて話を聞きました。 オーバークールってパネェなぁ。。
価格は90万円ちょっと。 W800が85万円で、ハーレーの883Rが99万円なので、むちゃくちゃ高いわけではないです。 このクラスの相場といってもいいのではないでしょうか? なおイタリア本国では以前のルマンを髣髴とさせる、 こんなイケメンのカラーリングで販売されているようです。
まじかっこいい。。 日本にも導入して欲しいですね。 どのくらい売れるかわからないから、無難なソリッドパターンしか販売しないのでしょうか? むしろこのカラー用意したほうが惹きつける力があると思うんだけどなぁ。 ぶっちゃけ購入後にペイント屋さんで塗って欲しくなるくらい素敵なカラーリングでございます。
CB1100
Photo from ニ流伝説さん
今現在、現行国産車で「欲しい、所有したい!」と思う車両はコレのみ。
乗ってみたい車両は山ほどあるのですが、 手元に置いておく事で自分の心が充実するだろうなぁ 車両価格を支払っても十分見合う満足感がえられるだろう と思える、いわゆる僕の感性に刺さるバイクは、 2013年にラインナップされているのはこの車両のみです。
パワーは88馬力で、正直十分だろうという数字。 250kgとかなり重そうに感じるんですが、押し引きは現行バイクらしくかなり楽でした。 というか多少重いほうが、体力付くんじゃなかろうか?と感じている次第です。
ドラッグスター乗っていた大学時代は、もっと腕の筋肉付いていた気がする。。
それにしてもこのCB1100。 やたら売れているという情報を色んな所で聞くのですが、 言うほど街では見かけないバイクです。 でもツーリングでは絶対1~2台見かけるので、全国的に散らばってるのかな?
音量は小さめながら、回すと結構いい音をしていました。
自分は排気音はある程度静かな方が好きで、ちょうどいい音に感じました。 住んでいる場所が住宅街なので、もし購入したとしても色々気を使わねばなりません。 アイドルは250ccのバイクか?と思うような静かさですが、 少し回すと太い4気筒の音が確かにしていました。
新車で乗り出し90万円以内で乗れそうなので、
値段としては結構手頃。 近所のレンタルバイク屋さんでも出回っているので、 事前に乗って確かめることも可能。 (それで満足しちゃうかもしれないけど)
後ろから見たルックスが素敵です。 斜め後方からグッとくるバイクは、 いつまで見ても飽きません。
■まとめ
さて、3台見て来ましたが、 ロー&ロングなアメリカンが1台もいなかったのが、 改めて文字にしてみたら感じ入るものが有りました。
大学の時は「アメリカンしか乗らないだろうなぁ」なんて思っていた時期もあったわけで、 ソコから考えたら、思考の幅が大きく広がった感じがします。
トライアンフのスピードマスターも一時期興味があったのですが、 今はさほどグッと来ません。 フォワードステップよりもミッドステップのバイクのほうが好みです。 (バックステップ&セパハンは、嫌いではないけど僕の好物ではないのです) そう考えると、 LTDが自分に与えた影響は凄く大きかったんだなと感じています。
3車両並べたら、 どれも大体100万円くらいの値段になります。
前回書いた旧車に関しても、一度しっかり整備してもらったら、 もしくは、納得がいくモディファイをしてを“仕上げよう”と思ったら、 なんだかんだでそれに近しい金額にはなるだろう そんな感じがしています。 車のローンがあるので、 安易にローンを組むことはしたくない。 楽しいことにお金と時間を使えるように、 ライフサイクルを上手く回して行きたいです。
こういう妄想をしている時間が一番楽しいです(笑)
以上です。
現行エンフィがノミネートされて無いとは
これ如何に?
このなかなら、グッツィのV7レーサーがいいですねえ。カラーリングも完成されてるしカッコいい。ただ日本だと高いんですよね。本国だと定価で80万円ぐらいなんですよ。
⇒F川さん
もう君のマシンで十分楽しんでいますゆえ…。
それに君みたいな走りはできません(笑)
⇒vyrus_empire さん
V7レーサーかっこいいですよね~。
高いのと、あとかっこよすぎて乗ってる人が負けちゃいそうで、
ちょっと難しいです(笑
しかし80万円くらいで購入できるとは…。
現地の人が羨ましいです。。