先日、燃料添加剤の「フューエルワン」について、その成分と効く原理についての記事を書きました。
かなりの反響をいただき嬉しいです。
今回は、数多の燃料添加剤・オイル添加剤の中で、自動車メーカーが進めているオイル添加剤について記事を書きます。
以下の流れで記事を進めます。
- メーカーが勧める添加剤
- メーカーが勧める理由
- 注意点とまとめ
メーカーが勧める添加剤
これらになります。
これらが、メーカーがお墨付きを与えている添加剤です。
全て、PITWORK(ピットワーク)と言うブランドの商品です。
PITWORKとは
このブランドは、日産が消耗品製造しているメーカーにOEMを依頼して、「独自ブランド」として販売されている商品群です。
良く目にするものは、ワイパーやオイルやエアフィルター、バッテリーなど。日産ディーラーで修理や部品交換を依頼すると、このロゴマークがついた商品が使われます。
ここで注目に値するのが、燃料添加剤・オイル添加剤も販売されている事ですね。
胡散臭い商品の代名詞と言える添加剤を、メーカーの看板をしょったOEMブランドで販売しているんです。
メーカーが添加剤を勧める理由
メーカー、特にカーディーラーは、車検や修理・メンテナンスで利益を稼いでいる部分が多いです。
たとえば車検にプラスαして、
「車のコンディションを改善する添加剤はどうですか?」
とうオファーをしてくるわけです。(これをクロスセル手法といいます)
メーカーとしてはカンタン作業で短時間で済み、価格もこなれているので、たくさんのお客さんにオファーでき、収益を上げやすいのです。
またオイルや冷却水漏れ箇所の完全な修理となると、いろんな部品を外して清掃・交換していかなければならいので、お金も時間もかかります。症状が軽いうちは、一時的にしろ漏れが止まって延命できるため、お客さんにとってもメリットが有ります。
OEMブランドを作って信頼度アップ
そういうわけで、自動車部品メーカーは、そこそこ効果がある商品をケミカルメーカーから大量買い付けします。
また体力があるメーカーは、先ほど言ったように、純正部品としてOEM販売することで価格を抑え、なおかつ「メーカー純正商品である」というブランド付け&箔付けをして、効果を感じてもらいやすくしているのだと思います。
商品の選定という点で見ると、一応ディーラーで販売する以上、変な商品は絶対に出せません。
車を壊しかねない商品などは絶対に紹介できないですし、それなりに効果測定もされているはず。
ですので、ディーラーで販売されてる品は、「車メーカーがお墨付きを与えている商品」といっても過言ではないでしょう。
燃料添加剤
ちなみに、ワコーズのフューエルワンのOEMです。中身は同じ。
こちらもワコーズの品と中身は同じ。オイルの潤滑性能を上げる添加剤です。
ワコーズさんはメーカーと協力して、「新車開発の一部」にも携わっているとの話を聞いたことがあります。一般市場に流通している品も性能が良いと、メーカーが認めているのでしょう。
エンジンオイルの漏れ止材
これはニューテックさんの製品ですね。全く同じ名前の、NC81という品です。LTDで使ったことがあります。
僕のLTDは、シフトドラムの付近からオイルのにじみがあります。これを使った後は、にじみが確かに減ったような気がしています。あと一時的ですが白煙も減りましたので、オイル上がりや下がりにも一定の効果があるみたいです。
実際にディーラーの工場(日産以外)で働いている人に聞いたのですが、軽いオイル漏れはこれを使っているそうです。
注意点とまとめ
注意点としては、車用と書かれている品物があります。バイクに使えないものがあります。
具体的に注意すべきなのは、オイル添加剤。
バイクのエンジンオイルは、クラッチの潤滑も兼ねている場合が多く、バイクに入れるとクラッチが滑ってしまうんです。エンジン内部の滑りを良くする成分が、バイクに対しては悪さをしてしまいます。
バイクNGのものは、バイクにいれないでください。
以上、メーカーがお墨付きを与えている、添加剤についてのまとめです。
いろんなメーカーの添加剤がありますが、自動車メーカーのブランドネームを傷つけないような、効果のある商品も存在します。
添加剤を使ってみたいという時に、選定の参考になれば幸いです。
以上です。
ワコーズの商品はやはり信頼性抜群なんですね。仕事仕事で休みはいじるより乗りたい方が勝ってなかなかバイク、車いじりが出来てません。
なにかワコーズのケミカルを買ってこれを使えばどーなるんだろ?なんて感じでやってみよー!と決めました(^-^)
⇒たかさん
鉄板ブランドな感じはありますね。
値段相応の効果あると思います。
オイルも一度車に入れたら、すごく気持ちよく走ったんですよね。
何度も入れられるものではないですが、あれは病みつきになります。