Z400LTDの2気筒には、輸出仕様として440ccが存在しています。
いわゆるKZ440というマシンです。 今回はコレについての記事を書きます。
Z440とは
KZ440も、末尾にBやCが付いたりH、LTD、Customなど 様々な文字が付いて種類分けされています。 海外サイトでもよく見かけるのはLTDです。 Hも基本的にLTDと同じ。 外観は400と全く同じ形をしています。
おそらく世界で最も有名なLTDはこれ。
ランブルフィッシュにも出てくるこの車両も、440のはずです。
ミッキー・ロークの愛車として登場。 散々スロットルあおっていきなりクラッチを繋ぎ、 バイクだけ発射して弟の喧嘩相手にぶつける、という「武器」として使われます。
あと良く見かける440は、 FXのような角タンクが装着された外観のZ440C。
最近の自分の好みにストライクな形。 パーツを集めて改造できるかな?と妄想しています。 日本では、東京のお店に在庫してあるようです。(12/8/31現在) それから、なぜか「Z440」で検索すると日本でもたくさんパーツがヒットします。
ベアリングとかキャブのジェット、ラバー類などのマニアックな補修部品は、Z440で検索したほうがたくさん見つかるという謎。ベンチュラのキャリアベースとかまでヒットします。 日本未発売だと思うんですが、どういう事なんだろう・・・?
なお海外サイトで部品検索をするときは、 同名のカワサキのジェットスキーと混在して出てくるので注意を。
エンジンスペック
エンジンスペックの話をすると、Z400が36馬力で3.3kg・mに対して、 440は41馬力で3.6 kg・m。 正確な排気量は398ccと443cc。 モンキーが一台分乗っかった感じ。
SPECを見る限り殆ど差がないようです。
2018年6月5日追記
実は私のLTDを440仕様にボアアップしました。下記の記事にインプレなどを書いています。
エンジン寸法の詳細
エンジンスペックの詳細をこちらから見てみましょう。
Z400がボアストロークで64 х 62mmなのに対し、 Z440は67 x 62mmなので、排気量の差はおそらくピストン径違いのみ。 ピストンとピンやリング、シリンダーブロックさえ手に入れば、 比較的労せず440cc化が可能になる思います。
(実際は結構部品入れ替えて大変でした。そのうち記事にまとめたいと思います。)
KZ400はずっと気になっていたバイクですが、440なんてバリエーションがあったのですね。スペックを見ると400以上に「丁度いい」感じがします!いいなぁ( ^ω^)
⇒すふぃもさん
こんにちは。
車重も180kg程度なので、余裕を持って取り回せます。
高速巡航ではもう少しパワーが欲しいところですけど、そこに目をつぶってしまえば凄くバランスの良いスペックだと思います。
250ccよりも低回転でトルクが出て、上も必要十分というか。
50~60馬力くらいで車重180kgくらいのバイクが、終の鉄馬になるんじゃないかと個人的に想像しています。
[…] 40については<Z400LTD.net/Z440というバイクについて>に詳しいのでよかったらどうぞ。 […]
懐かしい
80年代の中ごろ、アメリカで乗ってました
非常に乗りやすいバイクでした
コメントありがとうございます。
アメリカで乗られていたとのこと、羨ましいです。
初めまして、此度1980年式国内ものを入手しました
念願のLTDです。
一郎さん
おめでとうございます!LTDライフたのしんでください!