先日、ヘルメットメーカーの立花さんが、事業を中止されたのではないか?という記事を書きました。
その後色んな方からコメント、実際にお話を頂きまして、いろんな事がわかってきたので、記事にしてまとめたいと思います。
立花さんの業態変更
立花さんは2017年の後半頃からヘルメットの新規制作を中止され、在庫処分セールなどを行っていらっしゃったようです。
その後、埼玉県に有るジェットヘルメット専門のお店、グリーシーキッズさんと提携され、立花製の帽体を使ったヘルメットの販売権を譲渡されたとのことでした。
製造・販売の両方をされていた以前の業務形態から、製造のみに特化する業態に転換されたということになります。
現在グリーシーキッズさんで販売されている、「グリーサー」というオリジナルシリーズ。
こちらが立花製の帽体を使っているヘルメットになるそうです。
先日のMORNING RIDE #11において、グリーシーキッズさんに関する情報を提供していただいた5051さんが、当該のグリーサーを持ってきてくれました。
コレがグリーサー。
私が10年ほど前に購入した立花のSHMと比較。非常にそっくり、というか同じものです。
帽体は日本人の頭の形にマッチした立花製を使い、外装のシェル部分を台湾で作ることにより、低価格を実現しているとのことでした。
以前は原色のキャンディカラーの上に、ゴールドやシルバーで艶やかなイラストを描かれていた商品がラインナップされていたのですが、現状はストライプなどんシンプルなデザインが多いです。
これは職人さんが退職されたからとか、体力の限界とか、高コストになってしまうため販売を控えているとか、いろんな噂が流れていますが定かではありません。
気になるグリーサーシリーズ
個人的にはこのプレーンタイプのヘルメットがいいなぁと思いました。
シルエットがとてもきれい。ステッカーの貼り甲斐がありそう。そして何より廉価です。
ジェットヘルメットを購入するのであれば、長い付き合いで品質の良さは十分理解している立花さんの手がかかっている商品を買いたいですね。
ただこいつが発売されるとなると、対抗馬として非常に強力だなぁとも思ったり。
悩ましいところです。
SHMシリーズの復刻の噂
そう言えば、立花ブランドでSHMシリーズのハンドステッチモデルが限定復刻される、という噂も聞きました。
一部雑誌でのみ公開されているようで、極めて限定的な販売になるとのこと。
情報出てきたらまたPRします。
数年前から族ヘル界隈がだいぶ賑わってきているのですが、ジェットヘルメットも相変わらず人気を博しています。
業者さんの間では、いろいろと版図が変わるようなことも今後有ると思うのですが、それに伴ってまた新たな潮流が生まれるのではないかなぁとも感じまして、ワクワクしています。
参考記事
ストリートヘルメットのもう一つの最右翼、族ヘルについての記事はこちら↓
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