ちょっと前の話になりますが、ジェットヘルメットにバイザーをつけず、サングラスの類も装着せずに15分ほどバイクで走っていたんです。
そしたら走行中から、なにか左目にごろごろとした違和感を感じました。
帰宅後にコンタクトレンズを外して様子を見ていたものの、ずーっと違和感がなくならなかったので、「おっかしいなぁ・・・。」と思って鏡を見たら、左目の白目がゼリーみたいになっていました。
結膜浮腫になりました。
清潔&安静にしていたら、すぐ治るみたいです。左の白目がぶよぶよになって、見た目のインパクトがやばいです。
ゴーグル無しでバイク乗ったから、花粉にやられたのかも。しばらくはコンタクトなしで様子見です。
— フジイミノル (@fujii_minoru) March 12, 2023
上記のツイートにもあるように、結膜浮腫(けつまくうしゅ)という状態になっていたようです。
結膜浮腫とは、結膜:白目の下側に水がたまることで、白目が浮き上がる状態です。ゼリーのように、ぶくぶく膨れ上がる状態で、はじめて起こされた患者様は驚かれることも多いです。
白目の一部分だけ腫れる状態から、白目全体が膨れあがる状態まで程度は様々です。
白目は下側の強膜という壁になる組織の上側に結膜という薄い膜が乗っています。二つの膜は完全に接着しているわけでなく、部分部分接着していますが、その間に水に近い成分が入ることで浮き上がらせているのが原因になります。触る、こする以外では、急性のアレルギーが原因のことが多いです。
結膜浮腫自体は、時間で引く性質があり、視力をおとすこともありませんので怖い病気ではありません。
治療としては、自然に治る傾向はありますが、それを早める消炎剤の点眼を使用することが多いです。引用:https://koikeganka.com/news/oshirase/kakumaku/5322
※画像検索すると、おっそろしい画像(グロ画像)がたくさん出て来るんで、検索しない方がいいです。
2023年のスギ花粉は放出量がものすごかったので、花粉症でも何でもない自分でもやられてしまいました。アレルギー耐性があるのはちょっと自慢だったんだけどな…。
もしくは、虫が目に入ったのかも知れません。
とにもかくにも、シールドをさっさと購入しないとまずいという事になりまして、その日のうちにWEBで注文しました。
シールドが到着しました
前置きが長くなりました。本題に入りましょう。
かみさんに去年の誕生日プレゼントで買ってもらった、TT&COさんのジェットヘルメット。
それに適合する、同じくTT&COさんのジェットヘルメット用バイザー、フリップアップシールドです。
TT&COさんのヘルメットは帽体がかなり小さいので、手持ちのシールド類がマッチしませんでした。ハマらないんですよね。
本当はフリップアップ機能がないガッチャマンみたいなシールドがよかったんです。
ホックで固定する際に、上の3点だけではなく頬の部分のホックも使って5点留めになるので、振り向いた時にも飛んでいくリスクが段違いに抑えられます。でもサイズが合わなくて固定できない。
バブルシールドがあまり好きではないですし、どうしようかと悩んでいたら公式WEBサイトにこれが売っていて、「お店が推奨しているんだったらデザイン性もまあ悪くないはずだ」と踏んで購入しました。
取付
こちらの3つのホックを、ヘルメット側にはめ込んで固定します。
小さいバイザー(ヒサシ)みたいな形になっていて、その根元に透明なシールドのヒンジがあるのが特徴です。この手のものはあまり見たことがありません。
装着。結構強くホックを押し込みました。
丁寧にやらないとヘルメット自体に傷がついちゃうんじゃないの?って思うくらい指力を使いました。
これ、説明書にも書いてあったんですが固いのがデフォルトみたいで、「外すときは細いマイナスドライバーで、少し抉るようにして外してください」との記述がありました。飛んで行かないように固いのか、そもそもの精度感がないのか・・・・。その辺はよくわかりません。
完成、装着インプレ
さすがはショップさんの推奨名だけあって、おさまりが大変よろしいです。
ヒサシが付いている感じ、そしてシールドも小ぶりでヘルメットのデザインを殺さず大変スタイリッシュですね。気に入りました。
撮影前にちゃんとあごひもを納めていなかったので、上に伸びてて邪魔ですが…。
こうして見るとわかると思いますが、あまり下の方までカバーするようなシールドではありません。走っていても、目と鼻をガードするような感じで、あごは露出します。口元は問題ないんですがね。
自分はそんなもんだと思って買っていたのと、ヘルメット単体としてのおさまりが良いので気に入っていますが、顔全体をカバーするようなシールドが欲しい!という場合はバブルタイプの方が無難かもしれません。
走行中での気になったことなど。
このシールド、視界は大変クリアです。当たり前かもしれませんが、安物だと結構歪んで見える場合もあるので、大事なポイントだと思っています。
走行中に車線変更で後ろを向いても、とくにシールドが浮き上がるような感覚はないです。今のところですが。
このシールドは浮き上がり、捲り上げ防止の機構は付いていません。この手のシールドはヒンジ部分が樹脂なので、だんだん摩擦が弱くなってきて、走行中に後ろを向くとパカパカ意図しないリフトアップを起こすことがあります。その点は、今後使い続けて行ってわかってくるところかと思います。
あと風切り音はそこそこします。ぴゅーぴゅーなります。シールド面積が小さいのが影響しているのかな?
これも気になる人は気になると思いますので、一応インプレッションとして上げておきます。自分はさほど気にしておりません。
まとめ
シールドはやっぱり必須ですね。目を守ることもそうだし、個人的に虫がぶつからないのが良いです。
ゴーグルだけだとちょっと不安かな。一回ひっくり返ったこともあるのでね。
このシールドレベルだとお守り程度にしかならないかもしれないけれど、顔面から地面に落ちた時にワンクッションあるか無いかは結構でかいと思っています。
↓過去記事
という事で、こいつを大事な装備の一つとして、今後もモーターサイクルライフを楽しんでいきたいと思います。
以上です、
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