7月頭にお誘いいただいた、ビジネスバイクツーリング。
Z400LTDで、集合場所の矢板市のコンビニまで参加させていただきました。
集合場所まで行って、参加した方とちょっとお話して、また戻るというほぼソロツー。
ですが普段あまり触れ合わないバイクをじっくり眺めることが出来て、興味深いイベントになりました。
HONDA C201
会場に到着して、すぐに見つけたのがこのバイク。
WL乗りのYさんのセカンドバイク。
C201。というらしいです。
とある部品交換会で、解体屋さんが販売していた車両を引き上げて、こつこつレストアされた車両。
いたるところがサビだらけですが、コレでもかなりきれいになったとのこと。
最初はエンジンのキック降りなかったり、各部に泥が詰まっていたり、蜂の巣や蔦が巻き付いていたり、エンジンの中もだいぶ錆びていたりしてたみたいです。
↑初期状態
詳細なレストアの流れは、こちらのBLOGの「HONDA C201」カテゴリに記載されています。
読めば読むほど初期状態の酷さが伝わってくる記事群です。
C200がOHVで、C201になるとOHCらしいです。系統的にはMD90,つまり旧型の郵政カブのエンジンの始祖。
この辺のカブ系とか小排気量エンジンのバイクには疎く、色々質問させてもらいながらお話をしていました。
ただ、当のオーナーYさんもわからないことが多く。。。
というか、この車両はネットでも情報がとても少なく、なおかつ「セッペンのホンダ(設変:設計変更の略)」をフルスロットルで行っていた時期のバイク。
適合すると思っていた部品が全くつかなかったり、そもそも形が違ったりとかパズルのような状態だとか。
それでも、高回転までビュンビュン回るエンジンは、排気量を超えた速さを感じさせるとおっしゃられていました。。
SUZUKI K125
走行している間、2台のビジバイが静かにやってきました。
茨城からいらっしゃったAmeさんとUさん。ここまで来るのに片道100km近く。。それだけでツーリングです。
K125が2台。
コレ僕が昔から欲しいバイクの一つでした。
- 2stであること。
- 維持費のやすさ。
- なによりビジバイのバイクらしいルックス。
これらが非常に僕の琴線を鳴らしておりまして、LTDのをオーバーホールするかこっちを買うかと、真剣に悩んだことも有りました。
今ではもう二度と出てこない車種で、レトロさと2000年まで作られたという熟成と状態の良さから、比較的高値で安定してきている車両でもあります。
拝見して一番最初に思ったのは、意外と大きいなぁということ。
独特の立派さというか、古のスポーツバイクの末裔感をどことなく放っていました。
それからとても静か。お仕事で使う用途のバイクなので、うるさいとだめなのでしょう。
いや、にしても静か。エンジンがかかっている気がしない。極めてジェントルなバイクです。
シーソー式の4速シフト。
UさんのK125上まで軽々と吹け上がり、引っ張れば3速で80kmくらいまで出るそうです。
翻ってAmeさんのK125は、バイク屋さんで現状販売品を購入した後、通り一辺倒というにはだいぶ充実した整備を手がけてこられた一台。
でもなんか吹けない。フケが悪くてスピードが出ない。
そんな事をずーっとおっしゃられていました。
エアクリーナーボックス?二次エア?点火系??
そんな事を色々話していたんですが、ツーリング後にエンジン割ったら、シリンダーに結構な縦傷が入っていたみたいです。
写真をFacebookで拝見させてもらったんですが、
「え、これで普通にロングツーリングこなすの…??」
と軽く引くくらいのダメージでした。
推察するに、ずっと長期保管されていたので、動き出したときに油膜切れが発生してしまった。もしくは店頭に並んでいたときから発生していたか。
いずれにしろオーバーホールですね。。
快調になったK125でMORNING RIDEに来ていただいて、ぜひ試乗させていただければなぁなんて思っています。
残念ですがお別れ
そんな事を色々お話している中時間になり、自分はここでお別れ。
明らかに暗雲立ち込める尚仁沢方面に走っていかれました。
この後の話を聞いたら、大雨には見舞われず走れたとのこと。茨城組は、都合300km以上のツーリングをこなされたそうです。お疲れ様でした。
自分は矢板から自宅に帰宅。
途中なんとなく選択した、矢板から塩谷郡まで抜ける道が短いながらホント気持ちよかった。
かる~いワインディングなんだけど、とても眺めが良いです。
いつかMORNING RIDEで走れたらいいなぁなんて思いました。
ただ微妙に北なのがね。もうちょっと南だったら、朝走りのコースに組み込みやすいんですけどね。
という感じで今回の記事は終わりです。
ありがとうございました。
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