その1からの続き
■そんなこんなでテンションがMAXになったF川さんは、 写真撮影ポイントの目印だった郵便局を通りすぎてしまい、 勝手に山道を登っていってしまいました。
しょうがないので、お互いのバイクを撮影します。
CBカッコイイなぁ。。
綺麗にレストアされた車両なので、相変わらず新車同然の美しさです。 よく見ると各部が非常に凝った作りをしています。 インジゲーターランプも亀甲形になっていて、 暖色から寒色になるよう並べているのを見ると、相当悩んで作られたんでしょう。
緑色のメーターパネルも綺麗です。 コストダウンという概念が今ほど強くない時代に設計された車両。 現行のアルファロメオとかメルセデスといった、高級外車に近い物を感じます。 素材の質感や、部品の形状などがまさにそう。 部品1つ1つ見ていっても、いろんなことを感じて考えることが出来るバイクです。
うん、君もいい仕事されてると思います。
樹脂パーツが多用され始めるギリギリ前の世代の車両です。 金属大好きの僕にとってはこれ幸い。 ただ大量生産を目的とした効率重視の設計ではないため、 やたら手間のかかる作り。 そういうこともあってか、400ccの空冷2気筒はこのエンジンで終了。
最終モデルというプレミア感はあるものの、 部品探しが大変です。 ちなみにFXやLTD-2の4気筒はゼファーに受け継がれています。 あちらさんの部品は豊富です。。。
■翻って、 郵便局の向いを流れる川を撮影。
大芦川という川なんですが、天然の鮎が釣れる川として有名です。
この季節は関東の至る所から釣り人が集まってきています。 凄いいい場所です。
自然が豊かで風光明媚な場所で、なおかつ道が広くてバイクが走るには最適。好んでいるライダーも多いです。こういう場所がたくさんあるのは恵まれているなぁと、この道を走る度に感じます。
■余りにもF川さんが戻って来なかったので、自分たちも登って見ることに。 5分くらい走ったら行き違いました。 上の神社でまんじゅうを食べていたとのこと。 遅いなぁと思って引き返してきたようです。
道すがらのチェーン着脱場付近で流し撮り開始。
傍から見ると凄くシュール。。
池田さんのPhoto.
エンジンやタンクあたりにピントが合ってますね。 スイッチが入ったら、前述のように鬼のツッコミを見せるF川さん(汗 流し撮り時は牧歌的なライディングをしてくれました。
自分も撮影してもらいました。 猫背に腕ピーンで乗ってるんですね、自分って。
こういう乗車姿勢などは、やはり撮影してもらわないとよくわかりません。 真横から定点で撮影して貰う機会って殆ど無いので、 貴重な経験をさせてもらいました。
■その後、池田さんのご好意で なんとCB750fourに載せてもらうことになりました!
まず思ったのが「すごく重い」ということでした。 LTDと比べたら50kgくらい違い、見た目以上の重さを感じました。
取り回しの大変さもそうなんですが、LTDと比較しても車体のバンクがワンテンポ反応が遅れる感覚がして、一瞬戸惑うことも。自然と気合が入ります。
それでも、乗ってしばらくしたら慣れてきました。
40年前の車両にもかかわらず、 顔を向けた方向に曲がっていくホンダのハンドリングは健在です。 すごく乗りやすい車両でした。アンコ抜きされたシートも疲れ知らずです。 スロットルを開けば「ガオン!」という排気音と共に、 ゆとりあるトルクを容易に取り出せます。 「40年前は、自動車よりもバイクのほうが、乗り心地が良かったんじゃなかろうか?」 と思うくらいでした。 めちゃくちゃ出来がいいです。
重さに慣れてしまえば、想像以上に普通に乗れてしまいました。
でも乗り味は教習所で使ったCB750(RC42)とはまるで違います。 大型車!という風格を全身で受け止めながら走りました。 ハーレー以外でこの感覚を感じたのは久しぶりです。 あぁ、友達のCB1000SFとかもそれに近い感じがあったなぁ。 これは池田さんが撮影してくれた写真。
同じタイミングで、 自分が撮影した池田さんの写真。
池田さんはLTDがすごく似あってました。
「軽い!超乗りやすいねこれ!」 と褒めて頂きました。軽いっていいね。
嫁に乗りやすいって言われたよ~と言ったら、 「そりゃ教習車だからね」 と言われました。そんなこともありましたね。
■走行距離自体は短かったのですが、 すごく楽しくて貴重なツーリングが出来ました。
楽しかったです。 また機会があったら皆さん走りましょう!!
以上です~
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