5/5のこどもの日、バイク4台でツーリングに行って来ました。
- 私のZ400LTD(1979~80年式)
- Iさんのトライアンフ・T120(1968年?)
- Eさんの650RS W3(1970年くらい)
- それからIさんのお友達のXL1200X(2015年式)
この4台です。
ちなみに、この4台で私のLTDが2番目に新しい車両です。
ルート
目的地は、大田原市のサニーズコーヒーさん。
サンフランシスコで人気のコーヒーブランド:フォーバレルコーヒーさんが、日本で初めて監修・出店した店舗です。
いわゆる「サードウェーブコーヒー」とよばれる、数年前から端を発する新たなコーヒーブームの代表格と言えるお店です。栃木より東京都内とかのほうが知名度が高いようで、県外からのお客さんがとても多いようでした。
今回は、氏家・喜連川・佐久山の広域道・農道をとおり、そちらへ行くまでの楽しい道を選びながら、ツーリングを楽しむことにしました。
到着
到着して、コーヒーを注文。
エチオピア豆の浅煎りのコーヒーを頂きました。
なんとなく酸味が強いやつを飲みたかったので、お願いしたら本当に酸っぱいフレーバーが口いっぱいに広がるやつを飲めました。すっぱくもあっさりした味。おいしかったです。
駐車場に停めてあるバイクを目の前にして、バイクや趣味など、色んな事を喋りながらコーヒーを飲む。
コレって、なかなか出来そうで出来ないですね。
試乗会
この時点で朝9時半位。
ご飯を食べに行くにも早過ぎるので、時間を潰そうということになりました。とても嬉しいことに、みなさんのバイクに乗せてもらうことになりました。
まずトライアンフ
T120に乗せてもらいました。以前1月に一度乗せてもらってから、2度めの試乗になります。
車がほとんどいない非常に見通しの良い直線道路だったので、右シフトも違和感なく扱うことが出来ました。
バーチカルツインの縦ビード、あっという間に50mphまで到達する、力強いというよりは鋭さを感じる加速力。堪能しました。
1960年台前半に、世界最速を誇ったマシンは伊達じゃないです。
その次にW3
W650・W400以外で、初めて乗るオールドWです。
キックでなんとかエンジンは掛かったので、走り出します。
一番強く抱いた感想としては、本当にニュートラルで乗りやすいマシンだ、ということです。
何かこう構える必要が有ったりだとか、「ダブル乗り」みたいな事をやらなければいけないのかな? 準備が必要なのかな? と思ったりもしたんですが、本当にすぐに走り出せました。
ワイドハンドルで非常に乗りやすい。
650ccのOHV。
同じ排気量のトライアンフと全く同じエンジン型式なんですが、エンジンの加速感や味わいが全く異なりました。「重量車」っていう言葉がしっくり来る、朴訥としたフィーリングです。
W乗りの人が、一時期トライアンフに乗り換える潮流が有ったようですが、なんかわかる気がします。生真面目なWとヤンチャで刺激的なトラ。バイクに刺激と荒々しさを求めるのなら、トラに浮気する気持ちもわかるんです。
なるほどなぁ~~と。
ただ50馬力以上は有るわけなので、気付いたら80km/hくらいまでは加速する力は十分有りました。必要十分なパワーを持ち合わせ、日本で乗るには十分すぎる乗り物です。
ふと乗っていて感じたのが、加速感というか乗り味が、どこかZ400LTDに通じるものも有ったんです。
W3は「650RS W3」が正式名称で、ニ気筒のZ400シリーズの初代モデルは「400RS」と呼ばれていたんです。Z2の750RSを長兄とした、Roadsterの名を冠した、知名度が低い3兄弟。
乗ってみて、何かこう似通ったエッセンスというか、血のようなものを感じられました。とても貴重な体験が出来て嬉しかったです。
XL1200X フォーティーエイト
今回登場した4台の中で、おそらく最もパワフルでトルクフルなマシンがコレ。
レッドフレークなメタリックタンクが印象的な車両に、カスタムパーツがてんこ盛りでした。
載せてもらったら、フォワードコントロールと、結構前傾よりにマウントされたロボットハンドルと相まって、独特の乗車姿勢でした。足伸ばして踏ん張って、タンクを包み込むように両手を広げてハンドルで車体を抑える姿勢です。
そしてガンファイターシートに腰をホールドするように乗ったら、微妙に脚が届かない。。あと身長が10cm欲しくなりました。
軽い電子スロットルを開いたら、爆音とともに車体が加速します。速い速い。
ただ大昔に載せてもらった、FCR付きのリジットスポーツに比べたらかなりおとなしめ。あのリジスポは、「戦い」とか「闘争」とか「戦争」ってキーワードが脳内にリフレインする強烈なライディングフィールだったなぁ。。。
今回驚いたが、このスロットル。めちゃくちゃ軽い。しかもインジェクションなので「間違って開きすぎ」たとしても、完璧に燃調&点火して推進力を産んでしまうんですね。
だから慣れずに意図せずパカ開けした途端、車体がおもいっきり飛び出して振り落とされそうになりました。ほんとおっかない。
高剛性のフロントフォークとフレーム、そしてラバーマウントのエンジンのおかげか、車体自体のポテンシャルがすごい高い次元にありそうだと感じられました。ただポジションが結構無茶なので、それを使い切るには技量と慣れ、あと身長が必要だと思いました。
・・・ミッドコントロールでもう少し手間にハンドルをプルバックしたら、相当ヤンチャなストリートファイターになりそうです。
帰宅
そんな感じで試乗を終わらせて、宇都宮に戻ることにしました。
帰りはみんな大好き八溝グリーンライン。
景色も良くて、気温も最高でいい道でした。
GWの最後に、素晴らしいツーリングが出来ました。
また遊びましょう!
以上です。
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