エンジンが始動し、 自分は高根沢町のコンビニへ急ぎました。
コンビニには会社の同期が一人待っていました。
程なくもう一人やってきて、集合時間少し過ぎて出発する頃にもう一人。 自分を含めて合計4人で出発、芝ざくら公園に向かいます。 CB1300SB, TRX850, KDX125, そしてZ400LTDというノージャンル。 着膨れたアラサー集団が、松の内の夜明け前から走ります。 ルートはこんな感じ。
大きな地図で見る 片道15km。20分も走れば到着する距離です。
●寒さについて
良くこのツーリングの話を人にすると、 「寒くないの?」と聞かれるのですが、 そりゃ寒いです。
でも実際のところ、体、すなわちBODYはそんなに寒くない。
今回の装備は、 起毛インナータイツと、ヘビーオンスジーンズをはき、 半そでと長袖のヒートテックTシャツを着込む。裏地がナイロンになっているジャケットを着て、冬物ジャケットを着用。 あと靴下にホッカイロを張る。
こんなもんです。 いくらか寒さに強いという僕の身体的特徴も有るでしょうが、 これで自分は氷点下でも何とか走れます。
一番重要なのは、ナイロンジャケット、もしくは薄手のウインドブレーカー。
これは必須です。風が服の中に入ってこなくなるので、体温が奪われなくなります。
ヒートテックの力を発揮するには、ナイロンジャケットが必須。
それからネックウォーマーも必要ですね。
首を暖め、できれば鼻まで覆えるタイプを準備できればベストです。
あと今回は装備しませんでしたが、意外と馬鹿に出来ないのがプロテクター。
特にニーシンガードは予想外の暴風効果を持っていて、 装着していると膝が冷たくなりにくいという嬉しい副作用があります。 一番厳しいのは手指と足の指です。。。。 今回厚手の靴下にホッカイロを張ったら、 足の指へのダメージはかなり軽減されました。 問題は手指。コレはみんな口をそろえる問題です。
- 「クラッチが上手く切れない」
- 「ウインカーを出せない」
- 「指が終わる」
これ迄色んなグローブを試しました。
バイク用のゴアテックスの手袋を装着しても、 操作性を犠牲にしてスキーグローブを装着しても、 関節を動かすたびに音がでそうなほど冷え切る指を、 走行風から守る事はできませんでした。
グリップヒーターかナックルガード、 もしくはこういうハンドルカバーをつければだいぶ変わるんでしょうが・・・。
年に何回も乗るわけでないし、 設備投資&取り付けに時間書けるのもなぁ…、という感がつきまとってしまうのです。
●公園に到着
そうこうしているうちに芝ざくら公園に到着しました。 皆さんエンジンで手を温めます。
しばらくすると重低音かつパルシブなツイン音が聞こえてきて、 KTM RC8が登場。これも会社の同期。
「あけましておめでとう~」 「今年は去年よりは寒くないね~」 等と新年の挨拶を交わし、 年始から動いてくれる僕らの味方、 自販機で購入した温かい缶コーヒーを手に日の出を待ちます。
まだ夜明け前。
かなり明るく写っていますが、山の端に雲がかかっていて、 その影響で明るく見えています。 いつもはこの時間誰一人としていない芝ざくら公園なのですが、 今回は先客がいました。 天体望遠鏡を表に出している車が3台。 月例が新月で、ここ数日天気も良く雲が全く無いコンディションだったので、 新春の観測会をやられたのではないかと思います。
・・・調べた所、しぶんぎ座流星群というのが、前日の1/4にピークだったそうです。
窓にしっかり目張りがされており、 準備のよさから只者では無い感が伺えました。
色々な人がこの芝ざくら公園を利用しているんだなと思いました。
それから、天体望遠鏡集団よりも先に目に付いた、いつも我々がバイクを停めるスペースに、 堂々と駐車しているボルボV70。 なぜか車の脇にテントがありました。
この車はもっと只者ではない感じがしたので、 危険を察知して遠く離れた場所にバイクを止めました。
しばらく談笑していると、 テントの中から人がでてきました。
(ヤバイ、起してしまったかな・・・) (面倒なことにならないといいけど・・・)
等と戦々恐々としていたら、
F川さんでした。 冬休み前に参加の是非を問い合わせたところ、
「旅にでるので未定でお願いします」 との返事をいただいていたF川さん。
来てくれてありがとう! という思いと共に、
- 「そのボルボはいつ購入したのか?知らないぞ?」
- 「というか、なぜボルボなのか?」
- 「あなたは朝何時に到着していたのか?」
- 「車があるのになぜテントを張って外で寝ているのか?」
等といろんな疑問がわいてきました。
色々聞こうと思っていたら、 おもむろになにやら道具を取り出し、
いきなり火をおこし始めました。
F川珈琲 芝ざくら支店の開店です。
そう!これこれこれ
このMINORU節!
懐かしいなあ~
楽しいなあ~
嬉しいなあ~
待っていたんだyo~
藤井さんこんばんわ!
自分はz400ltdに乗ってバイク通学するのが夢の大学2年です
個人的にz400ltdを買うときに気をつけるところや、ローンについてのアドバイスなど受けたいきたいのですがダメでしょうか?
400ltdは高校時代から憧れていて
乗りたくて仕方がないのです、、、
久し振りのF川さんに感動。流石です(笑)
自分もつい先日深夜に氷点下を走る機会があったのですが、カブ用の余りのハンドルカバーをSRに着けてやって幾らか手指の凍えはマシになりました。
普段は付けたくないのですが、簡単に取り付けられますしホームセンターで1000円のもので十分働いてくれたので非常にアリだと思います(`・ω・´)
阿部さん、こんにちわ。
MINORUさん同様400LTDtを愛するライダーです。横やりすみません。
信州は塩尻市のバイクショップ
広丘自動車研究所
ttp://www12.plala.or.jp/hirooka/used/kawasakinew.html
ではまだ新車で売られていますよ。
下手な過走行車を買って後で困るより良いかもしれません。
海外からの車輛は走行距離が信…
オイラの大学2年…
‘79年、うちのLTDが発売になった年だわww
>長野BS LTDさん
こんばんは。
喜んでいただいてありがとうございます。
それから研究所のLTDまだ残ってるんですね。
新車ということで、
整備が必要な箇所もあるでしょうけど、
コンディション自体はだいぶいいでしょうね。
お値段がASKというのが恐ろしいですが…。
情報有り難うございます。
>すふぃもさん
やっぱりF川サンの記事書くと皆さん反応いいですね。
F川さんの人気に嫉妬。
この後に予定しているテーマの記事書くのが
楽しみになってきました。
1000円位のやつでも効果ありましたか!
うーん、来年は使ってみようかなぁ。
1000円なら最悪使い捨てでも良いわけだし(爆)
>阿部英知さん
こんばんは。
はじめまして。
>自分はz400ltdに乗ってバイク通学するのが夢の大学2年です
現役大学生から、こんな熱いコメントを頂きまして、
自分としても嬉しい限りです。
阿部さんがどこのどんな学生で、
どのくらいバイクに知識があるのかが全くわからないので、
適切なアドバイスが出来るかどうか不安なところもありますが、
アドバイスさせていただきますね。
●買うときに気をつけること、
ローンについて、という事ですが、
まずは後者のローンの方から。
●大学生がローンを組むとなると、
収入面などでの社会的信用が低いの結構金利が高くなります。
これはどの銀行・ローン会社でも同じ。
親ローンが使えれば一番いいのですが、
無理は言わないように。。
銀行系のローンは殆ど通らないと思いますので、
お店のローンを使わざるを得ないでしょう。
これは正直どうしようもないです。
毎月の支払は、僕個人の考えですが、
大学生の間の「1~2年で返し切る」くらいの金額に設定しておいたほうが無難です。
大学卒業した後は、
なんだかんだで金が今まで以上にかかります。
●バイク屋さんの選び方ですが、
実際にお店に出向いて、店員さんとお話をして、
人として信用できるか否かが全てだと思っています。
足を使って何店舗か回って、
店の印象・整備スペースの状態・お客さんの様子
これらを感じて判断するのが一番だと思います。
ネットの話は「へーそうなんだ(ホジホジ」位のレベルの信頼度でOKです。
あと30年前の車両を買うということになるので、
お店がやってもらう初期整備には、
時間とお金をかけて下さい。
安く手に入れようとして、金かけるべき所をケチったら、多分にしてろくなことが無いです。
いいものを手に入れようとしたら、ある程度はお金がかかります。
そんなところでしょうか。
●最後になりますが、大学の間は、アカデミックな学問を一生懸命勉強できる貴重な機会です。
ほんとに大切に過ごして下さい。
正直、人脈は後からでもいくらでも作れます。
ですが、教授や講師という専門家が側にいて、
勉強してわからないことを議論しながら徹底的につぶし混んでいく
という機会は、今後殆ど有りません。
課題と自由な時間を使って、
わからないことを調べながら、
勉強する方法を学んでおいて下さい。
長くなりましたが、以上です。