先日紹介した、LTDのカスタマイズ。
何をやったかを書いておきたいと思います。
今回やったカスタムはパーツ有りきで、
- ロングフォークジョイントの装着
- ドッグボーンライザー+ドラッグバーの装着
- 風車ミラー
この3つを装着したい!という事が発端です。
何かの性能が悪いとか、乗りづらいとか、 そういうことを改善しよう等という正当な理由はございません。
かっこよさそうだから付ける。 それだけです。
ドッグボーンライザーの取り付け:
まずはドッグボーンライザーです。
これは以前していたパーツになります。
前装着していた時は、フォークを伸ばしていなかったのでこんな感じ。
純正の角型ウインカーが懐かしいです。
名前の由来はその形状の通り、犬の骨のような形をしているから。
もともとは、昔のハーレーのスプリンガーフォークに ハンドルバーをマウントさせるために使われていたパーツです。
トップブリッジの形状の制約が大きかったので、今のようなハンドルポストが装着できなかったのだとおもいます。
フランダースとかが有名ですね。
2インチ程度の長さの、#1とか#2と呼ばれる品は、レアな高級品として珍重されています。
一時は小型バイクが新車で買える程の、ドン引きするようなプレミア価格で取引されていました。
自分が装着したドッグボーンライザーは、 パーツはそんな大層なものではなく、ヤフオクなどで普通に販売されています。
…あれ? こ、こんなに高かったっけ??
自分の記憶が正しければ、 PSYCLE SHOPさんというパーツ屋さんで購入したと思います。
ここならもう少し安いです。
フランダースの高級感あふれる真鍮製とは異なり、このライザーは、アルミの鋳物で作られています。
6インチと4インチが流通していて、自分のは4インチ(≒10cm)程度の方。 どこのパーツメーカーが作っているのかわかりませんが、 お世辞にも精度感が高いとはいえないパーツ。
まぁなんとか取り付けられるよね! というおおらかな心が必要です。
今回はハリケーンのドラッグバーハンドル フラット2型をチョイス。
全幅とプルバック量で何パターンか選べるのが素敵。
実作業:
ハンドル周りの部品を全部外しまして。
この形まで持っていきます。 相変わらずこの状態は情けないです。
そのままドラッグバーを仮組みしてみるテスト。
うーむ低い。あんまり似合っていない。
メーター関係の異物感がすごい。
このハンドルつけるとなると、メーター周りの大規模な成形が必要になりそうです。
だけど跨ってみたら結構面白いポジションでした。
強制的に前傾になって、バイクと一体化するようなポジションが面白い。
フロントタイヤの動きがハンドル操作と直接リンクする感覚を楽しめる、レーシーな乗車姿勢でした。
でも僕がやりたいのはこっち。
これこれ!
ドッグボーンライザーの効能:
ドッグボーンライザーを付けると、 トップブリッジ近辺が一気にごちゃごちゃしてメカメカしくなります。
それと同時にハンドルの装着の自由度がかなり上がります。
(出先だったのでスマホホルダをつけていたのはご愛嬌で…)
もともとのライザーでは、 ハンドル自体がを上下させるしか調整幅がありません。
ドッグボーンライザーでは、 クランプ位置を前後方向にハンドルを移動させることができます。
より理想のポジションを追求し易いんです。
最初取り付けたときは、少し手前にプルバックして、 写真のようにハンドルの垂れ角を大きめにセットしていました。
すると、アップハンドル状態にもかかわらず バイクを抱え込むようなライディングポジションになりました。
それはそれは町乗りですり抜けと車線変更が楽しい、 ストリートチョッパーな乗り味。
ただ正面から見た時の見た目がいささか間抜けで、 どうにもこうにも気持ち悪い部分がありました。
今はこんな風に少しハンドルを起こしています。
ただこのポジションだと、ツアラーっぽい乗り味になるんだよなぁ。
一度味わってしまった不思議な軽快感が削がれてしまう。 この辺りは要調整です。
重くない?余計な部品増えない??
まぁ舵取り部分の部品点数が増加して重くなり、 本来1個のクランプ部が3か所に増えるのはどうなの?
と言われると、若干言葉が詰まるのですが・・・・
コマけぇこといいんだよ!!
次回に続きます。
Tips!!
ドッグボーンライザーを使用するときは、 図示したハンドル中央の「フラットな部分」の長さが「180㎜以上」あるものを選んでください。
そうでないと、ハンドルの曲がり始めのアールの部分が干渉し、 装着できなくなってしまいます。
自分も1回これで失敗しました。
あともしLTDで同じことやろうと思うったら、 純正クラッチケーブルの場合、取り回しをこんな感じに変更して下さい。
ドラッグバーハンドルとライザーの間をくぐらせて組み付けします。
参考にしていただければ幸いです。
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