新型マルシン工業のヘルメット ドリルとエンドミル ネオクラシック&レトロ 旧車

ここ数年、様々なメーカーからレトロなフルフェイスヘルメットが多数発売されました。

多種多様なアイテムが市場に出回るようになり、ヘルメットの選択肢がぐっと広がりました。

 

老舗の大手メーカーも、その流れ・潮流を見逃さないはずが無く。

各メーカーの特徴を反映させた、ネオクラシックスタイルなヘルメットが、次々と発表されました。

 

今回、有名どころのレトロスタイルヘルメット2つと、同じ系統で対抗馬になりそうな安価・廉価な商品を紹介したいと思います。

特に最後に紹介する、格安ヘルメットは一見の価値ありです。

 

SHOEI EX-ZERO

 

以前ショウエイが販売していたオフロードヘルメットEXシリーズを復刻させた、EX-ZERO。

2017年に欧州で販売されていることが分かったとたん、凄まじい反響が巻き起こりました。

2018年に国内販売された後もその勢いはとどまるところを知らず、現在でも入荷待ちが多数というお化けヘルメットです。

 

クラシックなテイストが好きなオフロードユーザーに受けたのはもちろんのこと、旧車・ヴィンテージバイクのユーザー、多様なカスタムバイクの愛好家にもそのデザイン性が高く評価され、一気に国産ネオクラシックヘルメットの最右翼となりました。

 

魅力的な造形もさることながら、

  • 見た目からは想像もできないほどの軽さ
  • 内蔵されたバイザー
  • 緊急時の取り外しをサポートするE.Q.R.S.機能

 

などなど、プレミアムヘルメットの名に恥じない高機能製品です。

 

↓自分が昔書いた特集記事

SHOEI 新型オフロードメット EX-ZERO 発売日は11月!!

 

私が主催している、MORNING RIDEという、「朝早く集まってバイクで走ろう!」というイベントにおいても、愛用している方が増えています。

この記事を書いている段階で、バサルトグレー×2、ホワイト×1

 

今後も愛用者が増えていくことが予想されます。

個人BLOGなどを読んでいても、購入される方、非常に多いみたいです。

 

ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット EX-ZERO マットブラック L NK848116
ショウエイ(Shoei)

 

 

アライ ラパイドネオ(RPIDE NEO)

2019年に発売開始された、ARAIが誇る名作ラパイドを現代にリメイクした商品。

ARAIといえば、2大国産プレミアムヘルメットメーカーの両翼の一つ。

ライバルSHOEIがオフロードタイプを出してきた後で、ARAIがどう動くか注目されていました。

 

SHOEIが動いてから約1年後。三本スリットデザインを現代風にアレンジし、よりシャープなフロントマスクを引っさげ、満を持しての登場になります。

 

  • ヘルメット内部の熱気を効果的に取り除く、多様なベンチレーション装備
  • 風の巻き込みを低減するフラップ機構
  • スネル規格にも適合する安全性
  • そしてARAI独特の卵のような丸いフォルム

 

シールドの開閉機構部をカヴァードするでなく、バイザーでスケルトン仕様にするなどのギミックを入れたりする遊び心を見せながらも、中身は最新の技術を惜しみなく投入しています。

 

レトロスポーツなフォルムが、ハイパフォーマンス系の旧車や、ネオクラシックなネイキッドバイクなどに映えること間違いなしです。

 

ヒロタケアライのブランドで販売されていた当時の”HA”ロゴも今回復活しました。

かなりカラーバリエーションも豊富です。

 

 

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対抗馬・マルシン

長くなりましたが、こちらが今回メインで紹介したい、安価なネオクラシックヘルメットになります。

マルシン工業製です。

ホームセンター等で販売されているヘルメットを、多数ラインアップされている知る人ぞ知るメーカーです。

 

 

出前そば機のメーカーとして一部で有名な会社、では有りません

エアガンの会社とも違います。

 

数年前から公式HPが更新されていないようなのですが、Amazon等の各種通販サイトで、レトロなヘルメットシリーズが販売されていました。

公式Facebookページを見たところによりますと、2019年4月になってから登場した商品のようです。

 

こちらがDRILL(ドリル)という商品です。

まんまEX-ZEROをターゲットにした商品ですよね。

外装カラーがたくさんあります。アイボリーやマットブラック、イエローがあるのはまさにという感じです。

 

内装の仕上げがブラウンレザーになっているのがポイント。

ちなみにこの内装取外し可能なようです。洗えて清潔です。

 

 

 

こちらはフルフェイスタイプのEND MILL(エンドミル)というシリーズ。

これもフロントマスク部分のスリットが、ラパイドネオを想起させます。2本なのがご愛嬌。

 

おでこの部分に眉毛の様なスリットがあり、ここからベンチレーションができる様です。

もちろん口周りも、ベンチレーションとデフロスターとして機能するとのこと。

 

いずれのヘルメットも、SG規格対応で全排気量OK。

ボトムのラバー部分がステッチ担っていたりして、意外と手が込んでいます。

サイズもM,L,XLの3種類あります。

取り外しできる内装は、インナーパッドだけの購入も可能なようです。

 

 

 

ちなみにマルシンのヘルメット自体がかなり安価で、Amazonでは6000円台で販売されています。

今回紹介したヘルメットは、その倍近い価格帯での販売です。なのでマルシンとしては、割と高級品扱いなのかも。

レビューを見てみると、流石にハイブランドであるARAIやSHOEIと比較すると、内装の素材感や作りの部分でネガティブな部分が見えてくることも有るみたい。

ですが1/3以下の値段で購入できるとあれば、物は試しと、多少目をつぶって購入するのもありでしょう。

 

ちなみにマルシン自体昔からのメーカーで名前は通っていますし、AGVヘルメットの正規代理店でもあります。

無名のブランド商品を購入するより安心感はあるのではないかと考えています。

 

 

買ってみようかと思います → 買いました!

実は自分もヘルメットの購入を検討中で、エンドミルを買いました。

結論から言うと非常に良い商品です。

↓↓詳細はこちらの記事をお読みください↓↓

マルシン工業のEND MILL(エンドミル)の購入インプレ ネオクラシックヘルメット

 

 

 

参考リンク

いわゆる族ヘルについて記載した記事はこちら:

族ヘルとは その歴史と今買う方法

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