マルシン工業のエンドミルに、B+COM ONEを装着した。

 

マルシン工業のエンドミルというフルフェイスヘルメット

15000円程度の格安なフルフェイスとして、一部で話題になりました。

 

マルシン工業のEND MILL(エンドミル)の購入インプレ ネオクラシックヘルメット

個人的には気に入っている一品です。

かなりオールドスクールな作りで、気密性や使用感などについては最新のヘルメットとは比べるべくもないでしょう。ただ2年ほど使っていますが、ジェットヘルメットより冬場ははるかに快適なので愛用させてもらっています。

今回は、これにインカム B+COMを取り付けます。

 

 

取り付けるB+COM

 

元々持っていた。B+COM ONE。ジェットヘルメットにつけていたものです。

付け替えにあたり、下記のスピーカーと、取付用のマジックテープを追加で購入しました。

 

 

 

スピーカーのセットには、かさ上げをするためのスポンジが数枚付いていて、きれいに耳に当たらない場合はスピーカーの下にスポンジを重ねて調整ができます。

 

 

完成系の状態

最終的にこんな感じで装着できました。

マイクはジェットヘルメットと共用にするため、ワイヤーではなくてロッドタイプをまげて潜り込ませています。

 

こんな感じですね。

これ、エンドミルが口元にスポンジパッドがないため、すごく空間が開いているんです。なのでできる芸当ですね。

ジェットヘルメットとフルフェイスの供用を考えていらっしゃる方には、余計な投資が不要になるため良いのではないかと思いました。

 

取付手順1.本体ベースの取り付け

まずはこの両面テープ付きのマジックテープをヘルメット本体に貼り付けます。

これを取り付けることで、B+COMと接続するアタッチメントユニットを設置することができます。

 

こんな感じですね。プラスチックのユニットがマジックテープで固定されます。

 

取付手順2。スピーカーの取り付け

クラシックな構造のヘルメットなので、スピーカーホールなどはありません。

スピーカーの位置決めを慎重に行う必要があります。

 

上記画像の、ネックストラップの根元にあるフラップの部分にスピーカーを取り付けます。これがなかなか難しい。

 

粘着テープが付いたベースと、予備のスポンジを1枚使用し、なんとか聞こえる状態にはなったが、密着感が薄い。

もう1枚重ねると、耳が引っかかってスピーカーが外れやすくなってしまう。

何度かつけてみて、ベスポジを探ります。

 

スポンジの設置場所は何回もチューニングが必要で、自分が想定してたよりもかなり前側、スクリーン側に設置する必要ありました。

 

スピーカーの位置決めが決定したら、分割&取り外しができる構造になっているクッションパッドの隙間に配線を押し込んで、走行中に気にならないように配線取り回しを行います。

完全に車のETCの取り付け・配線作業などと同じレベルです。

 

こういうのがあると、作業が便利になると思います。

上手に配線をとりまわして、両耳のスピーカーを配置したら完了です。あとは充電したB+COMをヘルメットに設置して、USB-Cのプラグを差し込めば使えるようになります。

 

再度の完成状態

マットブラックの塗装が相まってか、B+COM自体があまり目立たない形で設置できました。

USB-Cのケーブルが少し長くて余ったりするんですが、プラスチックのベースプレートに穴が開いていて、そこをうまく通すように取りまわすことで、走行中もプラプラすることはあまりありません。

 

スピーカーの音質も良好。インカムを使った走行中のLINE通話もトライしましたが、問題なくお話できました。

若干スピーカーの音が、左右で聞こえ方が異なるのが気になりました。右がばっちりフィットしていて、左がちょっとだけずれている。これはもう完全に微調整を繰り返す感じですね。どんなヘルメットだったとしても、多少は調整が必要でしょう。

 

総合的に大変満足がいっています。

 

マルシン工業のEND MILL(エンドミル)の購入インプレ ネオクラシックヘルメット

↑再度、ヘルメット自体のインプレッション記事へのリンクを記載しておきます。

 

 

以上です。

 

 

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