バイクのステッカー剥がしには塗装剥離剤

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前回は洗車の記事を書きましたが、 今回はステッカー剥がしです。

 

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対象となるのはこの左フロントフォークのステッカー。

自分がなぜこんなところにステッカーを貼り、さらにはなぜこのクローバーみたいなデザインをチョイスしたのか、全く記憶に有りません。 多分5年位貼っていたと思います。

 

ただ貼り付けた際に、パーツクリーナーでしっかり脱脂したのだけは強烈に記憶していて、 お陰でバッチリ張り付いていて全く剥がれません。 ここはケミカルの力に頼るしか無いと思い、こちらの薬品を購入しました。

 

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デイトナの塗装剥がしです。

塗装剥がしなのですが、ステッカーを剥がす際や、 マフラー等にバイクカバーやビニール袋がこびりついた時などにも、 高い剥がし能力を発揮すると、もっぱら評判のケミカルです。 実際のところどうなのか? 早速実践投入します。

 

使用手順

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よく振ってから開封します。

中身が分離しやすいそうなので、使用前は必ず振ってください。 開けて少し中身を出した途端、 髪の脱色に使うブリーチを、おもいっきりきつくした様な香りが漂ってきます。 刺激臭です。長時間嗅いでいたら気分が悪くなる類の匂いです。 この匂い、漂白剤に使われる成分なのでしょうか? コレを髪に塗ったら、あっという間に脱色できるのでしょう。

 

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筆に適量塗布。 筆はホームセンターで売っていた水性ペイント用の80円くらいの物。

微量一回分で作業完了するレベルだったので、直接筆に乗っけましたが、 皿などを利用したほうが効率がいいのは言わずもがなであります。

 

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筆についた剥がし液を、 極力ステッカーからはみ出さないように気をつけながら、 丁寧に塗布します。

2~3ストロークして全面に広げます。

 

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1分間ぐらいしたら、ステッカーの真中部分から徐々に浮き上がってきました。 かなりの反応速度です。

 

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1分半も立つと、浮き上がりが徐々に広範囲に広がっていき、 完全にステッカーが剥離しました。

 

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ここでウエスを用いて拭きあげると、、、

 

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ツルンといなくなりました。

 

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すごい!一撃だ! 予想以上の威力です。半端ないぞこのケミカル。

 

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流石は自分を保管している缶の塗装を剥がしにかかるだけは有ります。

 

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剥がした後は、十分すぎる量の水をかけて洗浄します。

ペットボトルに入れた水を遠慮無くどんどんかけて、 濡れたウエスを使ってケミカル成分を吹き上げ。

 

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その後からもう一度水をかけて、最後に固く絞ったウエスで吹上げ。

このくらい「過剰な洗浄」をやっていいくらい強力なケミカルです。

 

もし塗装面に貼ったステッカーなどを剥がしにかかる際は、 ステッカー以外の部分をマスキングテープなどでしっかり養生しておくことをおすすめします。

ただこの威力だと、ちょっと放置時間が長いと 地肌を一気に攻撃してしまう可能性も否定出来ないので、 取り扱いには十分注意が必要です。

 

※対人間への攻撃性について:

なお今回自分素手で作業をしたのですが、 ごく微量指先に付着しただけで、ピリピリする強い痛みを感じました。。 自分はオイルや洗浄剤など、薬品への耐性が割りと高いと自負しているですが、 こいつは別格で、付着部が赤くなるなど思った以上にダメージ受けました。 もし薬品負けしやすい体質の方だったら、 キッチン用のゴム手袋的な装備が必須になるかと思います。 くれぐれもご注意くださいませ。

 

なぜこんな場所にコレを…

という理由がよくわからないステッカーチューンをしてしまった方、 ぜひ一度お試しください。

 

以上です。

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