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値上がりしていない穴ジャンルのバイク(2016)

   

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最近バイクの値段がめちゃ上がっています。

特に60~70年代に生産された旧車。これの値上がりが尋常ではありません。

Z1Z2, マッハ、CB750などのいわゆる「銘車」は300万円がざら。旧車会などに人気のGS400やZ400FXなども、100万円で購入するのが難しくなっています。XJ400でも80万円以上。年式の新しい、XJR400なら30万円台で買えるのに。

この手の高騰は5~6年前から顕著です。

 

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個人的には、「まぁそのうち沈静化するか、または暴落するかもね~」なんて思っていました。

ですが現状、とどまるところを知らないようです。しかも70年代(くらいのデザイン)のバイク全般に、高値トレンドが波及しています。僕は相場師には向いていませんね。

 

 

原因としては、

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  • 世界的に旧い車やバイクが「投機対象」となって値上がりしていること
  • 定年退職を迎えた世代がバイクを買っていること
  • 一部のショップが高値で販売し、それがスタンダードになっていること

これらが複合しているようですが、本記事では詳しい言及は避けます。

 

僕が今回言いたいのはこれ。

 

 


穴のバイクを探そうぜ

 

 

これです。

まだ人気に火がついていない、そしてこれから流行るかもしれない「大穴なジャンル」を探そうぜ!と言うのが今回の趣旨です。

 

「みんなに人気があるバイクしか要らないんだ!」

という人は、←ボタンで戻ってください。

 

「Z400LTD.net」なんてニッチなBLOGを読んでくださる人は、多少は天邪鬼な傾向があるはずですから、

あまのじゃくな傾向があるはずですから

この手の話題は、いくらか気になるんじゃなかろうかと思います。

 

ですので、2016年5月現在、私が見つけた穴バイク、というか穴バイクのジャンルをお伝えします。

 

 

それは、

 

80年代の日本製アメリカンバイク

 

これです。

 

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こういうやつ。

 

えー と思った方。

 

正しい反応です。

 

だから穴なんです。

 

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みんながいいね、と思うバイクはだいぶ値段が上がっています。

みんなが狙わないし、もっと言えば敬遠するようなバイクが穴なんです。

 

 

具体的に言うとですね、、、

 

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XV750スペシャル

 

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イントルーダー800

 

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サベージ650

 

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V45マグナ

この辺ですね。

 

 

僕も10年ほど前、ちょうど今の会社に入社した2007年前後でしょうか。

このころは、この手のマシンは見向きもしていませんでした。

正直、かっこ悪いと思っておりました。

 

 

その間に、

  • SRやXSをはじめとするボバー、ショートチョッパー、ビンテージトラッカーのブーム
  • カフェレーサーのトレンド、そしてここ2~3年のスクランブラーブーム。
  • ツインショックのビンテージオフロードマシンの人気。
  • そして冒頭にも述べたZ1やCB750の人気に伴う、70年代ルックのマシン全体の高騰。

これらを一通り経てきたわけです。

そして改めてこの辺のバイクを見てみると、

 

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意外とかっこよく見えてきたんです。不思議なことに。

そして中古バイクサイトやヤフオクをみてみたら、意外と安い

値上がりの影響を受けていない。30万円台で大型バイクが全然手に入る。

穴は此処にあった!

 

 

なぜ穴なのか

Model Year 2013, MY13, Model Year 13, 2013, Blackline, Softail, International

この辺の80年台アメリカンって、ハーレーに通ずる「ロー&ロングスタイル」とは一線を画しています。

そのため、ハーレー猛追時代だった90年代においては、かなり嫌われていました。そして2000年代前半はショートショッパー全盛で、また見向きもされず。

忘れ去られたジャンルとして放置されていました。

 

で2016年。

回りに回って、逆に新鮮。

流行にはやって、他人の手垢が付きまくったロー&ロング、そしてショート&コンパクトの文脈から、完全に逸脱したデザイン。

 

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イントルーダーなんてめちゃ綺麗なラインですよ。ホイールベースが短いのが、逆に美しいです。

 

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XV750スペシャルも、70年台と80年台の間の子具合がなんともいえません。

 

 

デザインや流行は20年説、30年説というものがありますが、あながち間違っていないのかもしれません。

 

潮流の変化

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また、ルックス重視のマシンにも「ある程度のスポーティーさ」を求める風潮が確実に来ています。

 

見た目のルックスだけを重視するのは、やはり犠牲が出る。だから、

  • 気持ちよく走れて、なにより乗りやすい。
  • ワインディングを楽しく流せる。
  • 走るのが楽しい。

ある意味バイクとして当たり前の機能を取り戻そう、という動きが確実に来ています。

 

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自分のLTDもしかりだと思うのですが、80年代までのアメリカンは、「ルックスと走りのバランスを取ろう!」と苦心していた痕跡を、デザインの随所から感じることが出来ます。

ハーレーの完全な後追いはしない!という、ある種踏み越えてはいけないラインを自ら決め、なんとかオリジナリティを出そうと工夫を凝らしている様子が見られるんです。

 

(まぁスティードやドラッグスターが登場してそのラインを踏み越えたら、売り上げが大爆発したんですが。スティード乗っていたらモテる伝説!とかあったり。)

 

 

 

実際の走り

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いろんなインプレを見てみたら、普通に山道も走るみたいですね。

基本的にハーレーよりも軽量で、最低地上高も高め。スポーツ性能をなるだけ犠牲にしなかったことが、30年後に美点として評価されはじめるのではないか、と思っています。

排気量が600cc以上あるわけなので、基本的にそこそこパワフル。そして国産エンジンなので高回転までしっかり使えます。

 

 

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トライアンフがパルス感を持たせつつ高回転まで引っ張って走る楽しさ、みたいなのを売りにしています。この80年台アメリカンは、味付けは違えどそれに近い魅力を持っているのではないか、と想起しますね。

 

 

懸念材料

あえて言う成れば、部品供給という点だけが心配ですね。

ヤマハのXVが・・・大丈夫かなぁ・・・?って感じ。海外にいくらかはあるかも。ただキャブが日立なんですよねこれ。メーカー対応は壊滅かも。

後ホンダも古いバイクはあまりいい話聞かないけど… 海外頼れればって感じですね。

 

安心なのがスズキさん。

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イントルーダーは、800ccのブルバードにも使われている部品も多いので割と大丈夫。

サベージ650については、なんとアメリカでまだ新車販売しています。部品は超潤沢なのです。

 

 

 

まとめ

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完全に言いたい放題書きました。

あらゆる状況が作用して、全体的にバイクの価格が上がってしまっている昨今です。

 

ただちょっと見方を変えてみたら、まだまだ安く面白いバイクが手に入るジャンルは有るよ!というのを、この記事で提示したいと思いました。

なんというか「みんなと同じ」「人気なものを買う」という縛りから外れたら、予算が限られている状態でも、楽しめる車両が絶対出来るはず。そんなふうに思っています。

もしこの記事で、皆さんの視点が広がったりしたら、とても嬉しいです。

 

以上です。

 

 

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