今日は、メグロが生まれた場所、烏山まで行って帰ってきました。
ご覧のような曇空で28度くらいまでしか上がらなかったので、気持ちよかったです。
ただ写真は暗め(苦笑
野を超え、トンネルを抜け、川を超え。
ふらっと烏山駅に行ってみました。
JR烏山駅
適当な駐車スペースに停車。出発待ちの汽車が停まっていました。
烏山は何度も走ったことがあるのですが、駅に行ったのは初めてです。駅舎が数年前に新しくなったようです。
烏山駅はJR烏山線の終点です。非電化のローカル線。
北関東にこんな路線がまだ残っていたのかと思えるほど、風光明媚な路線です。
1両編成、または1両編成色違いを2台繋いだディーゼル車両(キハ40)が走ります。緑と白のツートンカラーが烏山線の専用色だそうです。
駅の入り口には、大谷石で出来たカエルの像が置いてありました。「無事帰る」の願掛けのようです。
駅前の広大な空きスペース。
旧国鉄時代は、駅前広場が発展していたり、複数本の線路があったんだろうとなぁと想像できる、ターミナル駅の成れの果て。実家の佐賀でも、こういった光景はよく見ます。
JR東日本の烏山線の活用法
ちなみに数年前から、JR東日本はこの路線を「実験線」として使っています。
これ。アキュムという蓄電車。
これの実用試験に使われているのです。
東北本線の宇都宮~宝積寺までは電化されているので、パンタグラフ経由の電気で走行。宝積寺~烏山間は宇都宮駅で充電しておいたバッテリー電源で走る。
烏山に着いたら、専用に設けられた1両分の充電スペースで充電し、また宇都宮に戻る。そんなシーケンスで走っています。
充電している姿は、サービスエリアでのEV充電そのものです。
線路の末端の様子。行き止まり。
奥に見える建造物が、アキュムを充電するための電圧変換装置です。
烏山線は片道30㎞程度と短く、本数も1時間に1本と極少。僕が到着した時に停まっていたのも、エンジンがかかりっぱなしで出発を待っていました。
まだバッテリーの容量と耐久性が乏しい中で、実験線としてうってつけだったとか。
数年かけてどんどんデータを取り溜めているようです。
そんなアキュムですが、定期検査やトラブル対応のため時々運休することがあり、その時はこのキハ40が出動します。
温室栽培なもやしっ子の新人が、時々体調を崩すので、おじいちゃんが代わりに引っ張り出させられる
みたいな図が想像できて何か切ないです。。
微妙なテコ入れ
因みに烏山線は、「宝積寺(ほうしゃくじ)」、「大金(おおがね)」という駅があります。それにちなんでか、キハ40の側面に七福神がペイントされていたりします。
上の写真の「復刻版国鉄カラー」の車両には、寿老人が貼られていました。
お金持ちになりたい人が、この駅の間の切符を財布に忍ばせる、という遊びが流行ったとか。
何でも電子決済になると、こういう遊びもすたれてくるのだなぁと思いました。
冒頭にも述べましたが、北関東にこんなところがあるの?と思えるほどのローカルっぷりにもかかわらず、新しいバッテリー電車を走らせたり、ターミナルや主要な駅(烏山・大金・仁井田・宝積寺など)を新築して綺麗にしたりと、微妙に金を使っているのが不思議。
まとめ
そんなこんなで朝走りトータル40㎞。快適に楽しんできました。
気持よく走ってリフレッシュできました。
以上です。
おー!キハ40!この手の気動車で通学してましたよ(^-^)
地元播但線ではDD51なんてディーゼル機関車が客車を引っ張ってるのが普通にあったりした時代(^-^)
40年近くまえのお話ですな(^-^)
LTDに恋していた頃のお話…
実は、乗り鉄でもあるたかでした(^-^)
>たかさん
機関車が客車を引っ張る普通列車は、もう見られなくなりましたね。
DD51は北海道でバイクツーリングした時に、貨物列車を引っ張っているときに見かけただけですね。
昔から列車は大好きです。
いつも楽しく読ませて頂いてます。
ローカル線の駅ツーリングいいですね。
終電でた後の小さなローカル線の駅、昔よくふらっと走りに行ってました。もう30年近く前のことです。あの頃の思いがよみがえってきました。久々にやってみようと思いました。今度は朝早くで。
これからもブログ楽しみにしてます。がんばってください。
>TAさん
コメントありがとうございます。
ぜひ駅に行ってみてください。面白いと思いますよ。
数年前までは、お化け屋敷のような古い駅舎がまだまだ残っていたのですが、もうだいぶ新しい簡易駅舎に変わっていますね。残しておいてほしいなと思うのは、使わない人間のエゴですね。
これからもいろいろな記事を書いていきます。よろしくお願いします。