高すぎ!?という中古バイクがヤフオクに出品されている理由

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

 

メルカリなどがだいぶ流行っていますが、バイク関係ではヤフオクの存在感はほとんど薄れていません。

業者がだいぶ増えたものの、個人の方などが多数いろんな車両を出品され、眺めているだけでも飽きません。

自分も定点観測を定期的に続けていて、面白い車両があるとFacebookやTwitterなどでシェアして、フォロワーさんと皆でニヤニヤしています。

 

そんななか、めちゃくちゃ高いバイクがあったりするんです。

 

なんというか、不当に高い。

なんとなく形成されたヤフオク相場を明らかに逸脱し、ショップの相場をもゴボウ抜き。出品者の意図が読めずに、ある種の不気味な差を感じるほど高値スタートなバイクを見たことが有ります。

 

コレは一体何なのだろう?

色んな人に聞いてみたところ、自分が予想していたこと、そして考えもしなかったことを教えてもらうことが出来ました。

 

今回記事にまとめてみます。

 

 

天然

まずはこれ。

相場とかよくわかっていなくて、「高く売れれば嬉しいよね!」というピュアなハートが赴くまま、キーボードを叩いてしまった為起こった悲劇。

説明文の文節・段落の切り方がファニーだったりするのも特徴です。

まぁ売れないですよね。ずーっと出品されています。

 

 

意図的

天然以外だと、何らかの意図があって付けたプライス。

いくつか考えられる理由があります。

 

 

見せびらかし

たくさんバイクを持っている人が、わざと高いプライシングをして、

「どうだ、こんなの持ってるんだぞ!」
「この値段だったら売ってやるぞ!」

という自己満足的な行為で出品している。そういう使い方をしている人もいるようです。

 

個人ユーザーが多く、レアなレーサーとか、カスタムパーツで固めまくった車両なんかが目立ちます。

Z1で1000万とか。もしその価格本当に出してくれるんだったら、・・・・売るのかなぁ。

 

 

集客

あとこれはバイク屋さんもやっていたりします。

希少なバイクの写真を貼って、絶対買えないような価格を提示。

実際持っているとかどうでもよくて、あくまで目立つため。

そしてヤフオクユーザーが、このお店他にどんなバイクが有るんだろう??と思い、「出品者のその他の商品」をクリックしてもらう。コレが本当の目的。

 

クリックしてもらった先に、本当に売りたい車両を並べているわけです。そしてそっちは割と常識的な価格だったりするんですよね。最初に高価なバイクを見ているので、価格のコントラスト効果で普通の値段が安く感じたりします。

それで衝動買いを狙ったりとか。そういうことをやっているバイク屋サンもいるようです。一部ね。

 

 

あと先日聞いて、

「そういう使い方もあるのか」

と非常に面白かったのが次の例。

 

お断り価格

バイクを知人から「売ってくれ!」と何度もせがまれて困っていた際、
暗に断るために、ヤフオクに出品したそうなんです。

出品時、市場価格からはだいぶ高めな値段に設定。

 

「あなたが欲しいバイク、相場はこのくらいするんだよ」

「ほら、こんなにアクセスあって、ウォッチもついてる。質問も来てるよ」

 

というやり取りをして、

「げ、そんな高い値段するのか・・・」

と引き下がってもらう。

 

売りたくないからヤフオクに出す。いわゆるお断り価格ってやつですね。会社同士のやり取りでたまにやりますね。

しかもヤフオクの場合はネット上の多くの人にアプローチできるので、その方々のレスポンスも来ます。反応が多い程、社会的証明みたいな効果も付与されます。

 

いやぁ個人間の売買って面白い。自由な値段設定ができるから、自分が想像だにしなかった使い方も生み出せる。
視野が広がる感じがしてとても面白かったです。

 

 

まとめ

http://doppo.moritrial.com/?eid=1101796

ヤフオクもプロが入ってきて以前ほど玉石混合感が薄れ、掘り出し物を見つけるという独特の楽しさ・高揚感は、以前ほどではなくなってきた気がします。

システマチックな仕組みが導入され、人同士のやり取りとかも減ってきたこともあり、便利な反面ちょっと残念だったりもしています。

 

今はメルカリに代表されるフリマアプリなんかの勢いがありますね。

あちらはスマホスタートでネットの海に飛び込んだライト層が多く、不慣れゆえのトラブル、またヤフオクで培ったダークグレーな手法を輸入した輩が跋扈していたりして、きれいなロゴと裏腹な魔境と化しています。

 

そういう意味では、ヤフオクって最盛期の勢いを失った分、良い意味でクールダウンしたのかなと。まぁ取引するジャンルにもよりますが、普通にやり取りもしやすくなったとも感じます。

特に車&バイクのジャンルは売り手買い手共に慣れている人が多く、見えている地雷を踏まなければ極めて平和です。

そんななかでも、今回のような新しい使い方などを教えてもらったりするわけで、奥が深いなぁなんて思いました。

 

皆さんもヤフオクで有った面白いこと、変わった使い方などが有ったら、教えていただけると嬉しいです。

 

以上です。

 

 

 

 

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket



2 件のコメント

  • はじめまして、通りすがりの者です。
    ヤフオクで、”ノーリターン・ノークレーム”で購入したから仕方がないとよく耳にしますが、
    生命に関わる場合(例えばド素人がバイクを購入しフロントフォークが歪んだまま購入し運転中に死亡した場合)
    これは、殺人事件だと思います。
    一般企業でも、販売責任が問われるのに、上記事例が問われないのは、おかしいと感じます。
    もし、私が購入する場合は、弁護士に確認し、且つ、身内にヤフオク購入者を伝えておき、
    私が死亡した場合でも、責任を問えるようにしたいと思います。

    また、違う商品が送られてきた場合は、購入した製品と違うので交換依頼します。
    人の性格にもよると思いますが、私はとことんやりたいタイプです。(間違っていないので)
    以上

    独り言でした、

    • ●通りすがりさん
      法律は詳しくないので何とも言えないのですが、
      右から左に流して利ザヤを稼ぐ、というスタイルは気持ちいものではありませんよね。

      例えば、
      「ヤフオクで販売した現状未整備品である。ノークレーム・ノーリターン。点検整備が必要なことを理解したうえで購入します。」
      みたいな、法的根拠がある書面を取り交わしているとかだと、もう少し違った形になるのかもと考えています。

      ●現状販売は、間違っても素人が手を出してはいけない領域に足を突っ込んでいるん思うんですよね。
      本やネットの記事を読んだからってわかるものでもないし、「経験値」から得られる知識・感覚を使って見定めないと、乗っていいものなどは判断しづらいでしょう。

      少しでも安く買いたい消費者。
      それを実現するプラットフォーム。
      バイク整備の技術を提供する雑誌・ウェブサイト・SNS。
      今までブラックボックスだったことをいいことにぼったくり整備を繰り返してきた、一部の悪いバイク屋。
      多くのユーザーの、整備士の技術に対する敬意の欠如。

      そういった構図がこの現状を生み出しているのではないかな?と思ったりしています。

      ●行きつくところは倫理観の問題だと思います。
      先日ヤフオクに現状未整備販売!と唄ったオフ車が販売されていたんですが、ぬかるみを走った際についたであろう泥の塊もついていて、「現状ってそういう事じゃないだろう」と画面越しに突っ込みを入れてしまいました。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です