先日の記事で長男が生まれ、今とても子供がかわいく感じているという記事を書きました。
幸せな気持ちに浸る喜びをかみしめられて、とてもありがたいです。
振り返り
実は、僕が子供を実際に持ちたいと決心するまで、自分としては結構長い時間を要しました。
何となく不安に感じたり、自分がやりたいことに挑戦できなくなるのではと危惧していたりしていました。
何かこう、「現状維持」の力が働いていたように思います。
今振り返ってみて、僕が子供が欲しいという気持ちになるのを後押ししてくれたのは、僕の身近な友達、先輩方でした。
影響をうけた一人
一人は、大学時代から仲良くさせてもらっている友達です。
僕の地元での結婚のお披露目会の際、生まれたばかりの赤ちゃんを連れてきてくれました。
それから、彼がたまたま転勤で宇都宮に来ることになった折、おうちで赤ちゃんと触れ合わせてもらいました。
「赤ちゃんってかわいいなぁ」
と、その時思ったんです。
これは単純に見た目がかわいいという事もそうですが、父性的な感情が揺さぶられたのではないかとも感じています。
かわいいの深さと言うか、感じ方が、それまでと明らかに違ったように思います。
事実、彼の赤ちゃんと触れ合う機会を境にして、街で泣いている赤ん坊の声を聴いても不快に思わなくなってきたり、子供が遊んでいる光景をほほえましく見られるようになったんです。
親戚が近くにいない自分としては、とてもありがたい体験でした。
もう一つの出来事
もう一つは、2年前のさいたまツーリングです。
これは僕のFBなどで積極的にやり取りをさせていただいている、Z750LTD乗りのKさんが発起人となって開催されたツーリングです。
当時スポーツスターに乗られていたOさん(最近ショベルチョッパーに乗り換えられました)。
モーニングライド(第1回の記事はこちら)にも参加していただいている、Z650乗りのHIDEAKIさん。
VN2000やエリミ250、ロケットカウルが勇ましいZ650を保有されているHさん。
皆さんと一緒にバイクを囲んで過ごした事。これが僕にとって結構大きな転換点になっています。
皆さんすごくかっこいいバイクに乗り、バイクを楽しむライフスタイルを送られているにもかかわらず、「全員お子さんがいた」という事実に、少なからず衝撃を受けたのでした。
それまでの固定観念
それまでは、子供を作るとそっちにエネルギーを注がなければならず、趣味など楽しめない。
自由な時間もお金も取れなくなるんだろうなぁ。そんな不安、ぼんやりとした固定観念が僕を包んでいました。
まぁ30~40代の方でも趣味人は大勢いるし、それが結構な割合で子持ちなんだろうとは思っていたんですね。頭の中では。でも感覚として受け入れられていませんでした。
でも一度こびりついた固定観念と言うのは厄介なもので、何となく「子供を作ると趣味は楽しめない」という感覚が呪縛となっていたように思います。
最高のロールモデル
でもさいたまツーリングの際は、皆さん子持ちにもかかわらず、先述の通りかっこよくバイクと向き合われていました。
もちろん家庭に拘束されることも、それなりにはあるでしょう。それでも、いろいろ折り合いをつけたり段取りを経て、バイクと一緒に楽しむ時間を確保されていたんです。
「かっこいい先輩方だなぁ」
と素直に思いました。
振り返ってみたら、憧れるかっこいい先輩という存在が、僕の今までの人生であまりいなかったように思います。そういう方々がたくさんいる空間を作ってもらい、そこに身を置けた。そういった環境に入れたというのが、ものすごく刺激になりました。
ある種生き方の目標になれる人たちに会えた気がしました。たった4時間くらいご一緒にさせていただいただけなんですが、考え方が変わる大きなきっかけになったと思います。
2つのエピソードを通じて感じたこと
大事なのは、環境を変えたり、人と会う事なんだと思いました。
自分の先を行っている人たちに引っ張ってもらったり、引き上げてもらう事でしか、人生は変わらないのかも知れません。
自分の中の狭い知識や経験だけで、新しいことをやろうと深掘りしていっても、内向きの想像力で行きつくけるところはたかが知れているんだ。それよりも、すでに自分の数歩先を歩いている方々と会って話をして、経験を分けてもらったり、考え方に触れる。そうすれば、悩みがどうでも良いと感じたり、力を入れるところがわかったり、もっともっと人生が楽しくなっていく。
こういった考え方を、いろんなことを体験しながらようやく腹の底に落とし込むことができました。ほんとここ数年の事です。
暫くは子供第一で行動します。当然バイクにも乗るし、BLOGも書くけれど、そこは上手く折り合いをつけながらやっていきます。
どんどん進化して、もっと面白い・楽しい記事
を伝えていきます。
以上です。
趣味と家庭の両立!永遠の課題ですね(^-^;
どちらもかけがえのないものですよね!
格好いいお父さんを目指しましょう(^-^)
で、ひとつ、オヤジの老婆心?お節介?
バイクに乗るときは安全運転でお願いしますねm(__)m
人それぞれなんですが、プロテクター等の装着なんてのも視野にいれて頂きたいなぁなんて感じてます。
こうあるべき!なんて事ではないですよ。
いやー、歳を取るといらん事をついつい話してしまいます(^-^;
お気を悪くしないで下さいね。
>たかさん
ありがとうございます。
最近小さな事故が周りで起きているので、安全運転は本当に気をつけています。
秋口になってだいぶ寒くなってきたので、プロテクションシてもあまり目立たないのがいいですよね。あれ温かいですし(笑)
素敵なプロテクター付きジャケットに出会うべく、今色々と探している最中です。
夏場は捨てます、というか暑すぎて乗らないことが多いと思うので、また考えることにします。
アドバイス、ありがとうございました。
自分の先を行っている人たちに引っ張ってもらったり、引き上げてもらう事でしか、人生は変わらないのかも知れません。
このセリフにグッときました。
やっぱりMINORUさん大ファンです。
こらからもお互い引き合いましょ!
>キックさん
コメントありがとうございます。
共感していただいて嬉しいです。
「なんか自分の努力で人生は切り開くもんだ!」
と思っていた部分も有るのですが、それ以外の環境とか、人との出会いも同じくらいに、ひょっとしたらそれ以上に大事なんだと最近感じています。
色んな人とかかわらせていただいて、これからも成長していきたいと思います。よろしくお願いします。
御長男誕生との事おめでとうございます。
子供と一緒に生活やバイクを楽しむことは全くもって有りだと思いますから MINORU さんの仰る通りだと思いますよ。私は残念ながら子供が居ないので偉そうな事は言えないのですが、友達はよく赤ん坊をおんぶしてバイクいじってましたね。
楽しい生活が送れますよう、無理せず頑張って下さい。
>yujiさん
コメントありがとうございます。
自分の友だちも、赤ん坊や幼稚園児をおぶったりあやしたりしながらバイク整備していました。
面白いなぁと思っていました。多分そう遠くない未来に同じ光景が繰り広げられると思います(笑)
これからも頑張ります。
俺の事が書いてある(笑)
環境が変わると、今までと同じような時間やお金の使い方は出来ないかもしれないけど、無理ない範囲で楽しめれたらそれも有りかと…
お互い子育てしながら、自分の趣味も続けたいものですね。いつかは息子とタンデムツーリングですな‼︎
⇒どめさん
その節はお世話になりました(笑)
遊びなんだけど、今やライフワークの1つになってるから、そこのバランス取れるか不安だったのね。
でも楽しめそうなイメージが持ててるから、実現できると思ってます。
そちらの車&電車好きの英才教育みたいに、バイク好きも醸成させたいですね。