あついあついツーリング(日光~沼田~桐生へ)

2012-07-30 11.35.38.jpg

■先日ツーリングに行って来ました。 会社の同期と一緒に夏ツーリング、一発目です。

結論からいえば、 かなり走れたものの汗だくだくになった、 ぐったりツーリングでした。 もうこの夏は、今回のでお腹いっぱいって感じです。 僕もだいぶ日和ってしまいました。南国生まれですが暑いのは大変苦手です。。

 

2012-07-30 12.54.22.jpg

ロングはもう少し涼しくなってからにしようと思います。。

というわけで今回のツーリングレポートです。

 

ルート

大きな地図で見る

■今回のルートは、大きく2つに分かれます。

まずは宇都宮市から日光を通り、金精道路を走って群馬県沼田市へ。 そこから県道62号を使って桐生市まで南下して、桐生川ダムから宇都宮方面へ向かうというルートです。 そうえいば去年の春に、同じようなルートをソロで走りました。 あの時は春先で、2m位の雪が積もっていましたね。

 

2012-07-30 09.42.20.jpg

■宇都宮市のコンビニに朝集合。 小排気量からビッグバイクまでいろんなマシンが集まったのですが、 全体的に排気量は小さめです。

 

2012-07-30 08.20.23.jpg びっくりしたのがF川さんのエンフィールド。 2012-07-30 08.20.28.jpg

バーエンドウインカーになっていました。 ウインカーが無くなってすっきりしたフォルムに変身。 後方から見たら意外と視認性も良くて、新鮮な感じです。

2012-07-30 08.29.58.jpg

サイドバッグと、リアフェンダー付近にまきつけられた荷物バンドが、 ハッタリが効いた感じでいい味を出しています。

車体のやれ具合とあいまって、とても雰囲気の良いマシンになっていました。 うーん かっこいいなぁこのインドバイク。

「どこでこのウインカー買ったの?」

「アマゾンに売ってるよ」

調べてみたら出てくる出てくる。 マジかよアマゾン。

こんなマイナーな商品まで多数取り扱っていたんだ。

 

出発

■そうこうしているうちに出発です。


大きな地図で見る

日光までは、パイオニアランのパレードルートと、 先日のスポーツスター・ツーリングのルートを組み合わせた道を通って、 日光まで向かいました。

 

日光例幣使街道

DSC_0061.jpg

高速道路を使わずに、快適に日光までいける快走路。 70号線ではなく、日光杉並木街道を走っても涼しくていいです。 お勧めのルートです。

 

日光いろは坂

2012-07-30 09.49.00.jpg

■ココからいろは坂 ⇒ 金精道路に向かいました。

言わずと知れた、栃木県屈指のツーリングルートです。 いろは坂は、車の量もそこそこでいつもどおりな感じ。2車線あるのですいすい上ります。途中外人さんの子供にモテモテになりました。外人さんってバイクに興味持ちやすいのでしょうか?

 

金精道路

main_b.jpg Photo From BikeBros WEB

いろは坂を登りきって、戦場ヶ原を越えた辺りから金精道路に入ります。

栃木県側はそうでもなかったものの、峠を越えた群馬県側の路面は思っていた以上に荒れていました。 路面がハーフウェットだったので、余計に神経質に感じたのかもしれませんが、 途中接地感が無くなるような、ボコボコ道セクションが幾度もありました。

 

fT0u2Szo.jpeg

あれ、こんなに道荒れてたっけ・・・? 思ってたのと違う。。 まるでスパイクタイヤで削ったような荒れ具合でした。

丸沼スキー場より上の道で顕著だったので、 冬場に四駆連中が遊んだ後なのかもしれません。 除草・清掃作業をされている作業員の方がたくさんいらっしゃったので、 管理はされている様子。出来るだけ早く舗装が直ることを願います。

 

走りのテーマ

2012-07-30 09.47.29.jpg

■今回のツーリングでは、 「エンジンブレーキを極力使わない」というテーマを持って走ってみました。

低性能のブレーキを補う目的で、コーナーのだいぶ手前でシフトダウンして、エンジンブレーキを使っていました。加速減速のメリハリをつけてスピードを上げる事をメインの目的として、減速は前後ブレーキメインで行うライディングをトライ。エンブレ多用はエンジンに負担もかかるしね。

イメージとしては、   

  1. コーナー手前までスロットルは開けていて、   
  2. 危険でないラインまで突っ込んでから、   
  3. 前後ブレーキでしっかり減速する。   
  4. 十分減速したらシフトを落とし、立ち上がりで再加速。

 

◆結果◆  狙い通り

 

コーナリングスピードが上がったような気がします。

この走り方をすると、スロットルON/OFFにいっそう敏感になりました。 握力任せ出思いっきり握りこめば、 現状の片押し1ポッドブレーキでも何と止まることも分かりましたし、 突っ込み過ぎないように気をつけながら、もっと上手く走れるようになりたいと思います。

 

2012-05-27 11.55.42.jpg

■あと、シフトを3速とか4速にキープして走ると、 いい塩梅で回転数が上がり、パワーも発揮できて非常に楽しいです。

6000回転あたりをキープして走ると、思ったより走ってくれるんです。 ただ高回転を多用モードを続けると、当然ご老体のエンジンへの負担が気になってしまい・・・。後半は5000回転に過ぎ辺りでどんどんシフトアップしてしまいました。

 

2012-07-30 11.33.02.jpg

元々低速トルクがあるエンジンではないので、高回転を使うのは正しい乗り方。 ただいまだに時折白煙吹くようなエンジンなので、それでエンジンが臨終したら元も子もありません。 まだLTDには乗りたいです。 労わり走行でモードでいきましょう。しばらくは。

最期を迎える時は、FCR付けて一花咲かせて散ります(笑)

一花咲かせるには高いなぁ、しかし。。

 

片品村で休憩

2012-07-30 11.33.28.jpg

■片品村を抜ける道中、路肩の焼きとうもろこし屋さんで休憩しました。 この辺まではまだまだ標高も高く、大変涼しくツーリングできていました。

2012-07-30 12.05.51.jpg 2012-07-30 12.06.01.jpg

何人かとうろもろこしをほおばっていました。 勿論焼いたやつを。おいしそうでした。

 

2012-07-30 11.23.35.jpg

自分はトマトを食べました。 試食という事で、なんと無料。

「全部食べちゃっていいんですか?」

「食べかけを置いてもらっても困るからねぇ(苦笑 」

 

お言葉に甘えてまるごと1個試食しました。 すごくおいしかったです

 

2012-07-30 11.31.51.jpg

どうも友達のGB250の調子が悪いようなので、 とうもろこし屋さんの軒先を借りて故障診断を開始。

 

2012-07-30 11.34.44.jpg

出先でシートとタンクを外して解析します。 改めて見たらGB250ってシンプルなフレームワークですね。

シートの載せ替えとかも簡単にできそう。

 

2012-07-30 11.35.50.jpg 2012-07-30 11.34.57.jpg

どうもIGコイルの端子が外れかかっていたらしく、 差し込みなおして終了。よかった。

 

食事

2012-07-30 13.37.33.jpg

■道路をどんどん下って、 沼田市の「道の駅 白沢」で昼食を取ります。

この際、吹割の瀧から道の駅に到着するまでに、 ひどい土砂降りに見舞われてびしょぬれになりました。。 道の駅近辺はさんさんと太陽が降り注いでいたので、昼食の間にウェアを乾かしました。十分に英気を回復させた後に、お気に入りのルートである群馬県道62号線へ。

 

大好きな群馬県道62号線が・・・

20120620153027.gif

 

そしてこの「道の駅 白沢」から62号線に到着するまでの間に、2度めの土砂降りに見舞われました。

乾かしたジャケットやグローブもまたびしょぬれに。。。 ただ62号線のおいしい区間はドライ! 車も少なかったので、がんがんライディングを楽しむことが出来ました。


大きな地図で見る

沼田側からだと前半が高速ワインディングセクションで、 後半がタイトなコーナーが連続するテクニカルセクションになります。 たまに車がいるんですが、抜き所のストレートもたくさんにあります。

全長が36kmと距離も十分あり、開始地点と終了地点のいずれにも道の駅がある好立地。往復するだけでもかなり楽しめる道だと思います。 いろは坂を通らずに、日光から足尾へ抜ける121号線もかなりいい道なので、 日光⇒足尾⇒62号⇒逆戻り・・・ というルートでツーリングしても面白いかなと思いました。

ますますこの道が気に入りました。 また走りたいです。

 

熱い暑いの本領発揮

P1010156_1.jpg

■最後、ここから桐生 ⇒ 宇都宮 に至るまでが地獄で、 35℃くらいの中をだらだら市街地走行するもんだから汗だくだくです。 水を飲んでも飲んでも吹き出る汗。 もう写真を撮る元気もありません。 2車線の道で右側ががら空きなのにずーっと左側を走行したりとか、 だいぶ思考停止状態でした。

 

29.jpg

35℃の環境でツーリングしているだけでもこれほど体力を消耗するのに、路面温度50℃近い環境で耐久レースをする、8耐のライダーの体力の恐ろしさたるや、やっぱとんでもないと思いました。心底尊敬します。

 

 

■最後はしこたま暑かったですが、 楽しいツーリングでした。

 

以上です。

4 件のコメント

  • ⇒F川さん
    いつもながら写真をどうもありがとう。
    入手しだい記事にしますわ。
    今回も貴方のツッコミの深さに負けました。
    エンブレやらキープシフトやら小細工したところで
    貴方のライディングには到底かなわないと思います。。
    自分だと恐怖を感じます(汗
    また走りましょう!

  • キャリパーオーバーホール。
    シリンダーの錆びは見えているところだけだと思いますが、肝心なところに傷が入らなければ大丈夫でしょう。
    錆び落とししたくなるでしょうから(笑)くれぐれもご注意ください。
    ラバー類を交換するだけでも見違えるほどタッチが向上しそうですが、マスターとキャリパーの相性だとすればノーマル戻しもあり?
    まあこちらもダイヤフラムとか部品が出ればですが。
    続編:気になります。(暑い時の整備も熱中症対策ね。)

  • ⇒長野BS LTDさん
    お世話になってます。
    今回は汚れ落としメインですね。
    あまりにごしごしやりすぎて、ピストン本体に傷が入ったら本末転倒です。
    ピカールあたりで磨く程度にして、キャリパー内部のゴミ掃除が出来ればいいなと思っています。
    とりあえずマスターシリンダーはこのままで行きますよ。
    純正の長方形マスターもかっこいいんですが、OHにまた部品が必要になるのと、
    今の別体マスターはアジャスタブルレバーなので、
    戻す必要もないかなと考えています。
    今付いている別体マスターは、おそらく1/2を購入したと思うのですが、
    ひょっとして5/8だったらかも・・・。
    だとしたらマスターピストン径が大きすぎるので、
    ダブルディスク化も視野に入れなければと思っています(笑
    曇りの日に、
    水分補給しながら作業しますね。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です