先日の記事で書いたShadow RSが、
VT750Sとして日本国内で発売されることになりました。
なんともCGがダサいですが、そこはご愛嬌。
ホンダのCGってなんかスゴイチープに感じます。。なぜだろう。
まあそれはさておき、
外観はアメリカで発売されているShadow RSとほとんど同じです。
当火器類も恐らく変更なし。
左が日本国内使用のVT750Sで、右がアメリカ版のShadow RS。
タンクのデカールで判断できますね。ウイングロゴが大きすぎてちょっと残念。。
■スペックは最高出力が42HP/5,500rpmで、トルクが6.0kgf・m/3,500rpmと、アメリカ版とほとんど同じ。W650と比較してみたら、最大出力で4馬力ほど低いですがトルクの方は0.5kgf・mほど高い模様。
W650も再版されるなら750か900ccだろうというのがもっぱらな噂ですが、実際そんなところが妥当なラインかもしれませんね。
車重が230kg程度と重め。まあホンダが作るバイクなんで、ワインディングでも結構いい走りはしてくれるのでは無いでしょうか?CB750が1100ccになってしまったことから、大型初心者向けのエントリーマシンとしての役割も担ってくれるでしょう。
■なにより価格が素晴らしい。
100万円以下じゃないと厳しい(いやそれでも高いか?)なんて思っていたのですが、出てきた価格が749,700円!CB400SFとほぼ同じ値段!有り合わせのパーツで作った感ムンムンなだけあって、予想以上に値段抑えてきましたね。コレならHDのSPORTSTER883の883,000円と戦える。
「スポーツライクなアメリカンに乗りたいけど、ハーレーは人とかぶる、もしくは故障が心配」とかいう層がどのくらいいるか分からないですけど、そういうニッチな層に向けてバイクを発表できるって、このご時世すごいと思います。
バカ売れはすること無いでしょうが、
地味に売れ続けて息の長いロングセラーになって欲しいなぁと思います。
近くに試乗車があったら乗りに行こうっと。
■笑ったのがこのページの紹介文。
>V-TWIN ロードスポーツのアクティブな走りを支える脚まわり。
>ホイールは前後ともにスポークタイプとし、
フロント19インチホイールにはディスクブレーキを装備し優れた制動性能を発揮する。
>サスペンションはフロントをテレスコピック式、
>リアをスイングアーム式とし、様々な走行シーンで安定感をもたらす。
・・・・・
普通じゃねぇかwww
>V-TWIN ロードスポーツのアクティブな走りを支える脚まわり。
→RC212V譲りのテクノロジー
>ホイールは前後ともにスポークタイプとし、
→RK EXCEL製 ブロンズアルマイトを前後採用
>フロント19インチホイールにはディスクブレーキを装備し優れた制動性能を発揮する。
→100ミリピッチ、ラジアルマウントキャリパーを前輪両側に装着(brembo社製)
>サスペンションはフロントをテレスコピック式、
→φ52の倒立フォークを装備(OHLINS製 ゴールドアルマイト仕様)
>リアをスイングアーム式とし、様々な走行シーンで安定感をもたらす。
→別タンク式サスペンション(OHLINS製 減衰力伸び・縮み側 無段階調整機構付き)
これ位インパクト無いと☆
⇒通りすがりのオッサン様
どうもコメントありがとうございます。
いや、そうなったらカジュアルスポーツではなくてスーパースポーツですから(笑)
ある意味このバイク、二昔ほど前のゼファーと同じような位置づけになるんじゃないかな?と思っています。スーパースポーツ戦争の峠を超えた後に出てきた、比較的安価で低スペックのバイク。日本のMC史を左右する一台に…なるかな??
211Vの流れで、3気筒エンジンのクルーザーとか作ってくれたら面白いんですけどね~。前バンクが2気筒で後ろが1気筒。鼓動感と高回転の両立とかの名目で♪
本当に好きな人じゃないと、15万位の差なら、ハーレーに行っちゃうんじゃないですか?
売却時には、それ以上の差が付くと思うし。
VRX のデザインは良いんだけどねぇ
ところで、スポーツスターは遅いの?
⇒MSRさん
多彩かにその可能性も有りますね<15万円差ならハーレー
ただ最近感じるのが、ハーレーのフィーリングがどこか国産車に近くなってきていることですね~。先日スポーツスターを試乗しましたが、ラバーマウントにFI化。フロントブレーキも比較的効いて、普通に乗りやすい印象。多少鼓動感は有りましたが、若干拍子抜けする人もいるんじゃないでしょうか?
ハーレーブームも一巡したら、
「別に国産でもよくね?高いし」という風潮になるかもしれません。。
あとあくまで噂話ですが、スポーツスターのエボリューションエンジンが排ガス規制に適合できなくなるのでは?という話もちらほら聞こえてきています。そのために、全ラインナップに当該エンジンを仕様するビューエルをまず切ったと。
もし本当にスポーツスターシリーズが無くなった場合、その受け皿に…とかいうシナリオも考えていたのではないかと考えています。
続きで。
スポーツスターですが、低速トルクがもりもり湧くので、のりやすくソコソコ速いバイクだと思います。まあリッタークラスのネイキッドとは比べるまでも無いですが。。
山道も快適に走りたいのであれば、前後のサスペンションを適切なスポーツ走行向けのモノに変更するだけで化ける、という話はよくネットで書いて有りますね。
サンダンスが1200ccのスポーツスター(フレームはノーマルベース)で、筑波サーキット1分2秒を出したという例も有り、ポテンシャルは十分秘めたバイクだと思います。
ダートラのイメージがあるから、速そうな気がするんだけど、ツーリングに行くと、スポーツスターは遅いってオーナーさんは言うんだよ。
でもね、知り合いに エボのソフテイルに昔から乗っているのがいるんだけど、当時、フェイントモーションかけて、ちょいとカウンター充てて走るんだ。
レプリカ追い掛けて、ガードケーブルに張り付いたけどさ(笑)
21inchのフロントタイヤが綺麗に端まで坊主になってたよ。
⇒MSRさん
あー21インチの時代のヤツですか。あれは癖がありますよ。
R系の19インチだとだいぶ印象変わります。
基本的にフロントブレーキが全然効かないので、LTDのようにリアブレーキがお友達♪って走り方するとだいぶ変わるかと思います。「前後ブレーキとシフトダウンを併用して減速し曲がる乗り方」ですね。
とにかくリアのトラクションを抜けさせない!って走りかたをすると結構楽しいです♪
巡航速度の話になってくると、
やっぱりエンジン性能自体の限界があったりするかもしれませんね。。
上のパワーは883で50HP程度って所ですから。