95％が鉄の乗り物　LML

宇都宮は12月の第一週に雪が積もりました。

雪が降ることはあるのですが、 市内でしっかり積もるのはすごく珍しい出来事です。

この日、偉大なる愉快の伝道師 F川さん（参照）は、 電車＆徒歩でハロルズギア宇都宮に来店。 何だ、このBlogはF川さんの追跡ブログか、 と言われてもしょうがない位最近記事が多いのですが、 まあお付き合いくださいなせぇ。

わざわざ雪のなか来た理由。 それはこの車両を手に入れるためでした。

LMLのスクーター　スターデラックスです。

ベスパっぽいですがベスパではありません。 LMLのオーナーさんに「ベスパ素敵ですね♪」と声をかけると、 「違うし。」と冷たい反応をされることがありますので注意が必要です。 その逆はもっとひどいことになると思います。

もともとハロルズのお客さんの車両だったらしいのですが、ご自身の仕事の都合で手放す事になったそう。偉大なる愉快の伝道師に「なんかLMLの出物あるらしいよ」とボソッと声をかけたら、がっぷり食いついてくれて、雪の中お店に推参と相成りました。

現時点ではハロルズの店長Tさん預かり。

3行でLML社の歴史を語ると、 　

• インドの二輪メーカー。
• 1980年代位からイタリアのピアジオ社の「ベスパ」を名前と形そのままでライセンス生産。
• 1999年に両社が提携を解消。
• 名前が使えなくなり、スターデラックス名義で生産継続中。

こんな会社です。 ですので、このスクーターはベスパではないのです。

似て非なるもの。 というか、またインド車両かよ（汗

F川さん「じゃあ乗せてください」 正気か！？ 外は雪振ってるんですよ。

びちゃびちゃですよ。 F川さん「だってヘルメット持ってきたし」 正気か！？ イチョウの落ち葉と雪がシャーベットになってて、 コンディションは限りなく最悪ですよ。 愉快の伝道師さん体張りすぎです。

店長Tさん軽く引き気味ながらも セルスタートでエンジンをかけてくれました。

ベベベベーン！　ベイン！　ベン･････　ベン･････　ベン･････　ベン･････ うお、何だこの低いアイドリングは。。

寒くてストールするかと思ったらしっかりアイドルしてる。 ベスパ系車両は、昔から2st小排気量でも街乗りできるよう、 かなり重いフライホイールが装着されているという話を聞いたことがありました。 しかしすごい、こんなに低い回転でもアイドルしますか。聞きしに勝る低さと安定感。

輪ゴム TT‐07 11mm×80mm 10本

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ユタカメイク

 

 

なんかですね、 大きなものを束ねる時用の輪ゴムあるじゃないですか。

幅が太いやつ。 アレを２～３本持ってちょっと引っ張って、 指で1.5秒おきにはじいているような感じ。 ほんとそんな音。低い良い音がするんです。

チャンバーが変えてあるのと、 エンジンも125ccベースにそれ以上にしてあるとの事となので、 排気量なりのいい音がします。 うーん、結構この音、好きだなぁ。。

で、F川さんは本当に走っていきました。 こんなに雪降ってるのに。

大丈夫かなと思っていたら、5分位したら戻ってきました。

「めっちゃ楽しい！」

左手でツイストするシフトが、現代のマシンと比較してもそん色ないくらい普通に入り、 フロントのディスクブレーキも極々当たり前に効く。 路面が悪かったので無理は出来なかったけど、2st車両独特のパワーバンド感が確かにある。 そして何よりかっこいい！ あぁ、完全にほれ込んでる。

確かに色がいいですよねこれ。オレンジ色が本当に素敵。 前のオーナーさんの趣味なのか？、センターの黒い部分からライトバイザーにかけてがカーボン調になってますが、そんなにいやらしい感じもしない。

「PCの壁紙を、一時期オレンジのベスパにしてたんだよ」

と偉大なる愉快の伝道師 F川さん。 あぁ、完全にほれ込んでる。

先に述べたようにエンジンとチャンバーには手が入っていて、 この季節のみならず快適なウインドシールドつき。

リアキャリアもついている。 サスペンションもスポーツサスが入ってるんですって。 あぁ、僕も好きになってきた。

結局F川さんが購入することになり、 早速登録を済ませて乗り回しているようです。

ハンドチェンジも徐々に慣れてきて、いいねいいねと走り回っているようです。

今度乗せてくださいね。 そして飽きたら声かけてくださいｗ

イタリアンスクーターズ

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ベスパビンテージシリーズマスターブック (DVDメンテナンス)

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