今回、ある種メジャーなカスタムパーツを使いました。
それがこのミラー。
Z400FXやZ250シリーズに使われていた、当時物の純正のミラーです。
背面の特徴的な造形から、風車ミラーと呼ばれています。

ロングタイプとショートタイプの存在を確認しているのですが、
自分が装着したのはショートタイプです。
■背面の風車

その通称のもとにもなっている、 風車のようなリブが入ったミラー背部。
強度を出すためなのか? それともデザイン的な意匠なのか? 作られた理由は定かではないですが、 このミラー以外にこんな凝った造形をしているミラーは見たことがないです。

近年のミラーではよく掛ける、ミラーエッジの保護ゴムが付いていないため、
ソリッドな風合いが全体を引き締めています。
「エッジで手を切ったら危ないでしょ!」
といういちゃもんご意見を鑑みた「PL法対策」で付いているんだと思います。

そして純正採用されていただけあって、非常に後ろがよく見えます。
ミラーは見えて何ぼだろ、と思う自分にとって アタリマエのことなんですが凄くうれしいです。 おそらく丁度この頃採用されたばかりと思しき、背面のボールジョイント。 これが付いているおかげで、ミラーの位置だしが楽です。
■複雑なクランプ機構

丸棒にわざわざ溝を掘ってガイドにし、 プレス成型されたクランプで挟み込む構造。
ミラー側は回り止めのためにD断面になっています。 部品点数も多く、組み立てにも時間がかかりコストがかかる凝った作りです。 だからこそ、ミラー単体が持つオーラがすごい。
ただなぜか逆ねじだったので、 アダプターを使って無理やりはめています。
欧州に輸出されていた商品なのかもしれません。
(ミラーは逆ねじであること、的な規制があったような気がする…)

アダプター分高くなってしまうのが玉に瑕ですが、 まぁこれはしょうがないかな?
あと別体マスターシリンダーが目立つ。。。 これも小さいタイプに交換したいですね~。
運よく手に入れることができたパーツなので、大切にしたいと思います。
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