Z400LTD.net

Z400LTD.net -カワサキの旧車をハブにして、 整備・ツーリング・イベントなど、広がる世界を記すBlog.

君はバイクに乗るだろう 創刊号を読みました

      2016/01/02

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君はバイクに乗るだろう チョッパーとかストリート系のバイカーさんにはよく知られた、

坂下浩康さんが管理・運営するBLOGです。

 

君はバイクに乗るだろう.png

●メインコンテンツはライダーへのインタビューで、 バイクとオーナーの写真 + 質問 + 坂下さんのコメントのようなもの ごくごくオーソドックスな3部構成なのですが、 写真のかっこよさと、坂下さんの軽妙な語り口、そして読み手を引き付ける強いキャラクターが相まって、 唯一無二の魅力があふれるブログです。

最初は写真の構図のカッコよさとか、 表層部分に惹かれるんですが、 坂下さんの独特な文章がするりスルリと僕の心の隙間に入り込んできて、 いつの間にか文章を読む為に日々ブックマークをクリックしている というような中毒性があります。

 


●雑誌化

 

そんな君はバイクに乗るだろうなのですが、 去年に一度ストバイの付録で小冊子として紙媒体化され、 今年めでたく創刊号が発売されました。

 

Blogで雑誌化の運びを目にしたとき、 「うぉっ!」と胸が高鳴りました。 まずはおめでとうございます。  

●実はわたくし、2010年くらいに坂下さんに一度取材していただいています

【kawasaki】   君はバイクに乗るだろう.png

撮影場所は某ボウリング場跡地。

ちょうど気まぐれで純正のプルバックハンドルに戻していた時期ですね。 んで、BLOGに有った 雑誌の表紙画像を見たときに、 右上にKawasaki Z400LTDの文字が。 おぉ、これは俺乗ってるんじゃないか? F川さんに続いて雑誌掲載か? と喜び勇んで本屋さんに行ったら、 別の方のLTDでした。。 かっこいいチョッパーでした。

 

●選抜メンバーの底力というか胆力というか

 

冒頭の坂下さんのあいさつで、

>「今、日本を走っているヤツら」

>思うに日本代表、

>君はバイクに乗るだろうジャパン

 

が登場する、との記述がありました。 君はバイクに乗るだろうジャパンの方々を見たら、 バイクもかっこいいけどオーナーのオーラがすごい。 あぁ、これは俺掲載されないわ。

 

●なんというか、持ってる力が全然違う。 バイクにまたがっていたりそばに立っているだけなのに、 たたずまいとか雰囲気がすごい。 力があるというか。 待ち歩いていてすれ違ったときに「オッ」と思わせたり、 「ゾクッ」とさせるパワーを持っている人達だ。 みんなそんな感じ。 写真1枚1枚の力がすごいです。ものすごく引きつけられる。

 

●そして文章のコンテンツも相変わらずの面白さ。   

  • 70オーバーでベスパ乗っているおじいさんの話とか、
  • プロの車検代行屋さんが、如何にして難しい車両を通すかという
  • 旧車は壊れるの? 否!! という切り口からスタートする、
  • バイクの設計や金属や加工技術やワンカップの話  
  • 白バイ隊員に拝み倒して違反をキャリーオーバーしてもらった話とか

とかとか、どれもこれも独特な切り口、 かつ文章に勢いがあってすごく面白い。

 

●魅力の源

 

この面白さの源として僕が感じているのが、

「バイク」にフォーカスして、バイク単体を切り取っているのではなく、 乗っている人のバックボーンとか、起こした事、起こった事、 つまり「オーナーの人生」を切り取っているからだと思っています。

対談とかでも、当人達だけが知っている昔話とか逸話、 ウラ話みたいなのが出てくるとすごく面白いじゃないですか? そんなことが有ったから、あの時こういう状態だったんだ、みたいな。 バイカー相手で、 こういう人自身を深堀りしたコンテンツって あんまりない気がするのです。

 

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「何でそのバイクに乗ってるの?」 という質問に対してでも、 その人なりのイベント・出来事があるわけで、 似た状況があったとしても基本的に千差万別。   

  • 先輩に誘われたり、  
  • 町で走ってるのを見かけて強く印象に残っていたり
  • たまたまバイク屋で見て一目惚れしたり。

 

似たようなエピソードでも、 そのバイクを魅力に感じた部分は微妙に違ってくるだろうし、 所有する決断に至るまでの思考のプロセスとか当然バラバラ。十人十色。

同じという事は、基本的に無いはずなんですよね。

 

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インタビューの中で出てきた言葉とか、 身振り手振り、目配せとか、間合いとか、にじみ出る人柄とか、 それを「坂下さん」というフィルターにかけて 丁寧に切り取って、まとめられているコンテンツ。 だからテイストに一貫性があって、 世界観にどっぷり使って、いろんな事を「疑似体験」出来た感じになれる。 だからこんなに面白いのかな?と僕は感じています。

 

●詰まるところ「編集長の人間性」に面白さと価値を感じて 買っちゃった!ッて感じの雑誌。

こういう雑誌って、 今ではほんとに少なくなったんじゃないでしょうか?

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そんなかんじで楽しく読破しました。 バイクに乗って走ろう、そういう気力がわいてくる雑誌です。

書店で見かけたら、ぜひお手に取ってみてください。

 

 

↑小冊子Verが入ったストリートバイカーズ 2013年 07月号

 

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