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ブロークン エンフィールド ダイヤリー

      2016/01/02

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もう1週間前になるのですが、 現行のエンフィールド乗り F川氏と一緒に、 埼玉方面に走りに行く機会がありました。

ひどいタイトルですが、 実際いろんな意味でぶっ壊れているんだからしょうがない。 当初の予定もぶっ壊れたし(笑

 

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でもめちゃくちゃ楽しかった。コレは本当。

自分とバイクの関係性において、 ある種“原点”に振り返ることが出来たような、 すごく幸せな一日でした。 例によって長い記事になりますが、お付き合いくださいませ。

 

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すごく晴れた秋晴れの11月。

朝の冷え込みも弱く、ぽかぽか陽気でした。 関東地方は17℃まで気温が上がったようです。

集合場所のセブンイレブンで待ち合わせ。 新四号バイパスの横という事もあり、 多種多様なライダ?<ーが上り下りで走り抜けていきます。

 

■集合時間から15分ほど経過してF川氏が到着。 しばし歓談していると、妙な違和感に気づきました。

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あれ、ピヨピヨが壊れてるよ。 はめ込み式のピヨピヨ(ライトバイザー)が、 抜けるというよりむしり取られたように壊れています。 おいおいどうしたの? そう思って前に回りこんでみると、

 

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え? レンズが・・・ない??

っちょ、なんだこの一大事は? 自分が問いただしたら、

「ようやく気づいたね」という顔をしたF川さんが、 水曜どうでしょうの藤村Pバリの口調で語り始めました。

・・・正直話がすごく長くなり、 読者の皆様には適当に端折って説明、するのも不誠実なので、 “事細か”に説明したいと思います。

 

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まずF川さんのエンフィールドは、 「リアブレーキを掛けたら異音がする」という持病を抱えていました。

ンゴーーーッ ビビーーーーーーッ よく「ドラムが鳴く」という事象がありますが、

それにしては明らかに大きい。かつヤバイ音。 2台で走っていて、自分が前を走っていても聞こえます。

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おまじない的に、 “センタースタンドを立ててギアを入れ、スロットルを煽りリアブレーキを掛け、ブレーキを削る” というバーンナウトもどきの荒療治を施し、ある程度の効果があったものの、しばらくしたらまた元通りになってしまいました。 それでもだましだまし乗っていたら リアブレーキの効き方がON/OFF状態になりました。

タイヤがフリーかロックするかのどっちかという状態。 「あー、これはブレーキシューが無くなったわ」 「週末に交換だ、タイヤも減ってるし一緒に変えてしまおう」

 

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そう思ったF川さんは、 リアヘビーなバイクにもかかわらず「フロントブレーキだけで走る」という、 かなりチャレンジングな走りを敢行することになります。

そしてある日。

 

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F川さんはエンフィールドで出かけて買い物を済ませた後、 夕方の渋滞を避けて、近所の“森”のようなところを走っていたそうです。。

前日の雨でぬかるんだ泥道。 当然街頭や明かりもなし。 行く手を阻む水溜り。 それを持ち前の走破性を生かして突き進むエンフィールド。

Himalayan Odyssey 2012.mpg 「ヒマラヤンオデッセイだ!わっしょい!」  
(ヒマラヤン~ については、別冊モーターサイクリストの11月号をご覧下さい)

とばかりにノリノリで走っていると、 突然目の前に現れた幹線道路。 しかも車が多い。

 

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(あ、コレはまずい!) とっさにフロントブレーキを掛ける。 ここでリアをかけなかったF川さんはさすが。

でも止まらない。 進むエンフィールド。 こらえるF川さん。

 

粘りもむなしく、ぬかるみでフロントの荷重がおもいっきり抜けて、滑るように転倒。 ライトが叩き割れて、右ミラーが骨折。 エンフィールドは泥まみれ。 幸い無傷だったF川さんは泣きながら帰宅し、その日の晩はGooBikeを読んでいたようです。

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以上が、ライト割れ事件の顛末になります。

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当初、アンティークスカフェに行く予定でした。ランチ。 最近全然遊びに行けてなかったし、積もる話もある。

うどんも食べたい。  

それにどんどんあのお店進化してるみたいだし。 でもこの状況だと修理が先決。 「気づくかと思って言わなかったけど」 とF川さんが口火を切り、

 

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なんかマフラー変えてました。確かにマキマキの耐熱布がなくなっている。

まだネタを仕込むか(笑 テーパードのリバースコーンタイプのマフラー。 純正に比べたら、だいぶ細身でかっこいい。

「どこで買ったの?アールプロさん?」

「eBay。アメリカ製で1万円くらいだった。」

ははぁーん。。 だいたい音のイメージが出来た。

 

「ちょっとエンジンかけてみて」

 

バリバリバリン バババババンッ!!! ・・・・

 

ごめん予想以上だった。 アイドルではノーマルと変わらないけど、回転をあげたら地鳴りのような腹を揺らす轟音。

エンフィールド自体ノーマルでもかなリ大きめの音だけど、コレはその比じゃない。すげえ

 

「ちょっと音量を大きくしたかっただけなんだよね。。」

うんわかる。でもそれって一番難しいカスタムの一つ。 どうもほぼ直管っぽいから、インナーサイレンサーを入れたらなんとかなる…かも…。 むしろ燃調のほうが気になる。 EFIがどこまで狂った燃調をカバーしてくれるか。。

 

 

そういえばマテリアルツーリングでXATTAMANが装着していた、 WMのキャブトンマフラーはうるさすぎずいい音だったなぁ、と回想したりしました。あの音は良い。純正より軽量で、しっかりパワーもUPしているらしい。 日本のマフラーメーカーさんは本当にスゴイ。

「タイヤ交換と一緒にブレーキを交換してもらおう」

F川さんが外車を受け入れてくれるバイク用品店の中で、 タイヤが在庫しているかどうかをチェック。  エンフィールドのリアタイヤは、  110/80-18というかなり珍しいサイズで、  中々在庫がありません。 探しまわった結果、大宮のライコランドにタイヤが有り、ヘッドライトは浦和のエンフィールドディーラーさんが、ライトアッセンブリで準備してくれる事になりました。

よし、じゃあ急いで行って交換して、 アンティークスカフェに行こう! 出発!

 

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文字通りのポカポカ陽気。 多少風を通すメルトンジャケットでも、気持ちよく走れました。

 

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F川氏、快調に走っています。 高速巡航中だと、そんなにうるさくないかな?

 

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給油のために寄ったサービスエリアでは、

  • 「うるさすぎて頭がグラグラする。」
  • 「気分が悪い・・・」
  • 「難聴になる・・・」

と声にならない悲鳴をあげていました。

 

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車が比較的少なかったので、 走行写真も取りやすかったです。

 

 

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走っていると突然左肩にゴツン、という痛みが走り、 「なんだ?でかい虫か?」 と思ったら、

 

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左ミラーがない。 そんなバカな。 いったい何が起こった?

鏡よ鏡よどこに行った? うわー最悪。当時ものの純正品だったのに。

 

このあと岩槻インターで降りて下道を走りましたが、 左ミラーが無いってものすごく怖いですね。 後方確認でパッとミラーを見たら、何も見えない。 見えると思い込んでいるものが見えない。一瞬思考が止まります。。

怖すぎる。 なんでもいいからミラーを買わなければ。

 

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そんなこんなで、宇都宮を出て1時間半ほどで、 ライコランドに到着しました。

 

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大盛況。 さいたま市ってバイク多いんだなぁと思いました。

入れ替わり立ち代りで凄い数です。 写真はハーレーが多いですが、GPzが凄く目立ちました。 オーナーは30代くらいの方が多かったのですが、 自分より若そうな学生や新卒風の方もかなリの数。 東本昌平作品の影響でしょうか? あまりそっち方面の情報は疎いのですが、 カスタムパーツが豊富で、パフォーマンスも高く、造型も魅力的。かつ比較的安価に入手できるマシンということで、安定した人気が有るのかな?と感じました。

皆さんオイルクーラーやマフラー、サブフレームなど様々なカスタムを施して、自慢しあって皆さん楽しそうでした。

 

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受付を済ませ、メカニックさんに車両を引渡し。

ブレーキシューも渡します。コレで快適に走れるようになるでしょう。 「どのくらい掛かりそうですか?」 「2時間くらいだね」 この時点で午後1時前。

ヘッドライトの交換もまだ。 ・・・・今日アンティークスカフェは無理だな。

 

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常設店舗で販売されているたこ焼きを食べながら、 そう確信しました。

でもこの後予想外の出会いがあり、 事態が思いもよらない方向に展開していきます。 2へ続きます。

 

 

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