皆さんあけましておめでとうございます。
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初詣
1/2に家族で初詣に行ってきました。
場所は日光の二荒山神社です。私たち夫婦が結婚式を上げた場所です。
例年激混みのこのお社。ただお隣の日光東照宮と合わせてみてもせいぜい5万人くらいしか参拝者はいません。成田山新勝寺や明治神宮は200万人OVERの人が集まるようなので、そう考えるとわずか1/20の人出。
では何故混むかというと、みんな車で参拝するから。
周辺にはMAX1000台程度というレベルの駐車スペースしか無く、とにかく車で溢れます。日光街道が車で動かなくなり、自分が知っている限りでは、今市駅を抜けて土沢付近まで車列がつながっていたことが有りました。
で、私の2018年の初詣はどうだったかというと、もうガラ空きでした。
8時に駐車場に到着するペースで出発したので、境内に一番近い駐車場に余裕を持って駐車できました。
澄み切った空気の中で心地よく参拝でしました。帰る9時頃には混み始めていたので、タッチの差ですね。
皆さん正月に日光二荒山神社、日光東照宮に参拝される方は、朝8時には到着するペースで向かってください。
日の出ツーリング
いよいよ明日になりました。
もう1回こちらに要項を書いておきます。
開催の時程
- 2018年 1月4日(木)
目的地
栃木県芳賀郡市貝町 芝ざくら公園。
その後の時程は別記。
集合時間
午前7時前
当日の日の出:6時53分(参考リンク)
場所柄、山の端で若干日の出が遅くなります。例年7時頃にご来光を迎えます。それまでに集まってください。
会場には自動販売機もあります。
当日の流れ:
- 7時:ご来光
- 7時30分頃:安住神社に移動し安全祈願。
- 例年ここで火に当たって暖を取ります。
- 8時30分頃:早朝営業しているファミリーレストランで朝食
- その後、随時解散
コンセプトは、日の出を拝んで1年の交通安全を祈念し、また無事に帰ること。
何回か移動しますので、その都度途中離脱はOKです。
また基本的にバイク推奨ですが、車でもOKです。
できるだけたくさんの方に集まって欲しいですね。
日の出ツーリングの意義
なぜこんな寒い中わざわざ走るのか。
そして毎度毎度集まるのか。
これについては、いつも考えることなんですが、今回は文章にしておきたいと思います。
ライダーの気質
バイク乗りって、大なり小なりこういう無茶な事を楽しむ気質があると思っています。
自分もこのイベントを開催するにあたり、最初は若気の至りというか、ノリという言葉で片付けてしまうような感覚しか持ち合わせていませんでした。なんか皆で馬鹿なことしたら楽しいよね〜みたいな。
それから何度か開催してからは、「恒例となっているから」という継続の願望も大きな理由です。
ですが、もう少し掘り下げて考えて見たらどうなるのか。
いつもの日の出ツーにおける、一連の行動を振り振り返ってみます。
- 眠い目をこすりながら起きる
- 第一集合場所のコンビニで友達と挨拶を交わす
- 公園へ向け走っているときの、肌が痛くなるような寒さ
- 日の出を待つ間の会話
- 缶コーヒーの温もりで指の感覚が戻っていく様
- そして日の出の光
脳裏にできるだけ具体的にイメージしながら考えてみました。
そうすると、、、
圧倒的な光を感じるために走っているのかな?
という考え方浮かんできました。
敢えて体をいじめる理由
日の出ツーって、わざわざ辛い思いしてるわけじゃないですか。
せいぜい30分くらいの走行とは言え、あえて地獄に飛び込むわけです。
誰に褒められるでもなく。
強制されてるわけでもない。
なのに、やる。
寒中行軍は試練そのもので。
速く目的地につきたい気持ちはあれど、速度を上げると余計に寒い。
まさに地獄。
でもその先に、太陽という救いがあるんですね。
この瞬間、頭がぽわーっとした不思議な気分になります。
多分、変性意識状態に近くなっているんだと思います。トリップとか、催眠状態に近い状態です。すごく心が洗われる感じがします。エネルギーに満ち溢れて、ポカポカしてくるんです。
自分に取っての日の出ツーリングは、光エネルギーの充電なのかもしれません。
実際初日の出って、車で山とか海に向いますよね。日の出ギリギリまで暖房のきいた温かい車内、そこで珈琲でも飲みながら待機。日の出直前で社外にでて、寒い寒い言いながら拝みますよね。
でもバイクで見に行くと、そんなあまっちょろい装備・機能は存在しない。
せいぜいホッカイロと缶コーヒー、あとはエンジンの熱くらいしか熱源がないわけです。
その時の寒さったらありゃしない。
絶望。
闇のどん底。
その感覚に浸りきった状態から、水が凍るほどの外気温を、一気にぐいっと押し上げる程のエネルギーを全身に浴びる。
まさに、地獄から天国への救済。
天地の落差が大きければ多いいほど、受け取れるエネルギーの量も多くなる気がします。
だから、やってよかったなぁ。また来年もやろう、寒いけど。という気持ちが生まれるのだと考えています。
他の人から見たら無益に見えることでも、体感したものにしかわからない事がある。
少なくとも僕はそんな風に思っています。
あの朝日を見ると、僕の心の中に有る闇も照らしてくれて、闇が即死するほどの神々しさと暖かさを感じるんです。
- あー、自分の悩みなんて、ホントちっぽけなんだな〜
- おひさまの力すげーなー
- みんなと走れて、充実してるなぁ
とかとか。それに加えて得られる、達成感と充実感。
毎年のツーリングで浴びる朝日のポカポカ感は、物理的な温度上昇もそうですが、心が満たされていることも少なからず影響していると思います。
まとめ
まあすごく大げさに書きましたが、参加してくださっている皆は、大なり小なりこういう心の動きみたいな事は感じておられるのかなぁと思っています。
「さみーよー!!」
「手がマジオワル」
なんてことを笑いながら言ってますが、内心で共感したり感じるものが無いと、毎度毎度集まってくれないと思うんです。
あとめっちゃ心鍛えられますよね(笑)なかなかやろうとしない「極地」を知るのは、ほんと勉強になります。
明日の1/4の日の出ツーリングですが、自分はこういう視点を持って、日の光をバシッと浴びて一年の交通安全を祈念したいと思います。
当日の天気は今のところ晴れそうです。 -6℃とのことなので、バッチリ防寒よろしくお願いいたします。
参加される方は良い日の出が見られるよう、しっかり安全運転でいらしてください。
以上です。
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