エンフィールド試乗会のレポート

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TRカンパニーでロイヤルエンフィールドの試乗会行ってきました!

個性の違う3台の試乗車を堪能してきましたよ~。

2016年12月1日追記:

本記事での新型エンフィールドと、アイアンエンジンのエンフィールドとを比較した、新しいインプレを記載しました。こちらのほうが詳しく読みやすい記事となっています。

こちらから新しいインプレをご覧になってください。

 

 

駆け上がるトルク!ひらひらのハンドリング!刻むぜビックシングルのビート!

ほんとに楽しいバイク。街乗りやただ走ることをひたすら楽しめる、贅沢すぎる逸品♪

 

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■鬼怒川橋が凍結して通行止めになるほどの寒波が襲った2/13(日)。

友人F川氏を乗せ、凍結にビビりながらアヴァンシアでTRカンパニーに向かいました。

11時到着。試乗コースの日陰が凍ってたみたいで、15分くらい歓談してました。

 

試乗車両について

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今回の試乗車は3台でした。左端の緑のアーミーはナンバーが無いので跨り用です。

それぞれの素性を書くと、

  • クラシック500(赤):
    • 500cc 前後18inch シングルシート FI
  • エレクトラ500(黒):
    • 500cc 前後19inch ダブルシート FI キック付き
  • クラシック350(黒):
    • 350cc 前後18inch シングルシート キャブ キック付き

こんな感じでした。

見た目の雰囲気はどれも似たような感じなんですが、乗ってみたら個性の差が色濃く出ていました。

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ちなみに11日,12日,13日と3連休に開催されていたんですが、おりからの大雪と寒波で満足に試乗できる状態ではなく、実質今日が初日で千秋楽。

その分期待していたお客さんが次々にいらっしゃっていました。早めに来ていたので、試乗一番乗り!

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持参してきたメットとグローブをつけて出発です。
 ちなみに自分が写っていたり、走行中の写真はすべてF川氏が撮影しています。
 いつもながら器用です。ほんと。普段は”Photo by ~ “って書くんですが、
 今回は多すぎるので省略します。

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試乗開始

クラシック350

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最初に乗ったのはクラシック350。ナセルに鎮座するアンメーターが素敵。

正直なめてました。なんだこれ面白いぞ。

20馬力、トルクが3.0kg・m程度のエンジンにも関わらず、どんどん回って歩を進めていきます。

嘘だァ、こんなに回るとは思わなかったよ。車重も大してLTDと変わらないはずなのに、加速感は全然引けをとってませんでした。

 

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それから18inchのハンドリングが軽快そのもの。

前回試乗したときのシャープなコーナリングは、記憶で美化されたものじゃなかった。軽くステップに体重をかけただけでススッと曲がっていく素直さ。

交差点を気持よく曲がりたい衝動に駆られるのは久しぶりの感覚でした。

 

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社長「いいでしょう~ (にっこり」

MINORU「楽しいです~♪ (ニヤニヤ」

 

 

クラシック500

次に乗ったのは、赤いクラシック500

アンメーターが無くなり、燃料ランプと油圧計コーションランプが付きます。

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コレが本来のエンフィールド。350は500のボアダウンVerです。

走りだした瞬間、350に比べて明らかに歩幅が広いのが分かりました。

鼓動が一発響く間にすれ違う景色がが全く別物です。規制ぎりぎりのエキゾーストノートを響かせながら、ロングストライドで地面を蹴って跳ねながら進む感覚。

コレを現行車で味わえるのはエンフィだけかもしれません。

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これまた18inch。コーナリングが楽しいのは言わずもがな。

500ccのほうが上り坂や高速で有利なのは間違いないんですが、ここまでメリハリがあるエンジンだと、ワインディングでも乗る人が乗ったらすごいことになるかも。社長も同様のことを言っていました。

これで26馬力。数字じゃわからない世界。伝わりにくいけど、伝わったらはまります”。

 

エレクトラ500

最後はエレクトラ500。

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フッカフカのダブルシートが装着されていました。

タンクにニーグリップパッドが無かったので、スタイルはきれいなんですが、

クラシックに乗った後だと滑って違和感を感じました。パッドは思った以上に便利です。

 

同じ500ccでも、クラシックのほうがなめらかにエンジンが回った感じがしました。もう少ししっかり暖機したら印象は変わったかも。いずれにしろトルクフルです。

前後19inchのハンドリングは独特そのもの。

倒れこみ初めはLTDに似ているんですが、不思議な立ち上がりの感覚は他では味わったことがないものでした。

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コーナリングを楽しむ方向より、CB750やW1みたいな形状のハンドルをつけて、殿様ツアラーにして乗るのがいいかなぁと思いました。

これはどこまでも行けそう♪

 

試乗完了

3台の違いがしっかりと感じられる最高の試乗でした。

どれが一番よかったかというと、個人的には期待をいい意味で裏切られたのも含めて350がよかったです。500のほうが、当然トルク・馬力共に余裕があるんですが、回転の上がり方が350のほうが好みでした。

周りのおじさん方は「500のほうがいいよ~」って仰られていたんで、これは好みの差が如実に出ると思います。

そう考えたら自分は高回転バイクが好きなのかも…?

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バイクおやじ&若者たちが、次々に入れ替わり立ち代りでやってきて、どんどん試乗してはニヤニヤしていました。なお、女性はいませんでした。

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宇宙が誕生して137億年、21世紀になって10年は経つ現在、カメラ向けられてダブルピースするのは太田光かこいつくらいでしょう。

彼はひと通り試乗が終わったあと、駐車場でうずくまってひとり悩むことになります。

 

 

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綺羅びやかなTriumphさん。

 

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みんな大好きスミスメーター。この他にも素晴らしいおもちゃがいっぱいでした。

 

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この後、加藤メカにAshオイル10w-40のボトルを売ってもらい、TRを後にしました。

お金にならない客なのに、いつも暖かく迎えてくれてありがとうございます!

また来ますね!

 

 

腹ごしらえ

で、お腹も空いたのでアンティークスカフェへ。

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来る度にドコかしら進化してます。すごいカフェです。

先日はバイクブロスのストリートスナップの会場になっていました。

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料理もいつもながら美味しかったです。ハンバーグがほんとたまらない。バニラアイスが冬でも僕のココロを離さない。

 

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そんな中、渋い顔をして対面に佇むF川氏。

彼は色んな思案と戦っていました。

 

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追加注文したコーヒーをゆっくりと飲み干し、

カフェにも西日が挿し込んで、RYUJIさんが真鍮製ニッセンストーブに火を入れた頃、

悩んだ挙句F川氏が出した結論は、

 

 

「契約書を忘れてきたからTRに帰ろう」でした。

 

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およそ30分後。

また来ます~がこんな早くになるとは思いもよりませんでした。

お片づけ中の後藤さんの「んぁ? 何しに来たのぉ?」って顔はしばらく忘れられそうにないですw

試乗後は言葉数が極端に少なくなったF川氏も、契約してからは饒舌になって口笛まで吹いてました。

「いやいや、こんな長ったるい茶番に付き合ってもらって」

みたいなことを言ってましたが、こんな茶番なら何度でも見たいわw

だけどエンフィは大事に乗るんだよ~。

 

 

3月くらいに納車で事が運ぶんではないでしょうか?

ならし終わったら、会社の同期を連れて軽めのツーリングを主催したいと思います。

そんな感じで長い1日でした~。

 

 

 

 

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