■10/23に開催された、オールドタイムランみかも 2011を見学してきました。
去年に引き続き2回目の参加です。 10月からようやく土日休暇に戻り、 この手のイベントにも大手を振って参加できるようになりました。
夏にも開催されているんですが(モリタくんの記事)、僕は行けずじまいだったので、 今回は非常に楽しみにしていました。
■10時頃に到着し、みかも山公園の駐車場に車を止めて会場に向かいました。
今回もものすごい人出でした。車両の数もすごいです。
一体どこからこんなに湧き出てきたんでしょうか?
バッチリ当時のコスプレサれたお爺さん。
素晴らしい雰囲気です。 ケーブルテレビや雑誌の取材を受けていました。
すげぇベビーライラックだ。。 こんなのまで来るなんて。
洋の東西を問わず、古いバイクが沢山居ました。戦前車が以前より多かった気がします。
個人的にはライラックが凄く良かったです。オシャレなカラーリングと、必要なものだけで構成されたシンプルさが素敵です。
■全然それと伝わってこないですが、開会式の様子です。 下野旧車会の代表の方がスピーチされ、来賓として栃木市長さん(代理の方)がいらっしゃっていました。 今回で5周年を迎えるオールドタイムラン。
道の駅使ってこれだけのイベントやるとなると、やはり行政への根回しも要るんですね。そういうのとボランティアの方々の努力があるからこそ、品の良い雰囲気でイベント運営されているんだと思います。
■いよいよパレード開始です。 僕は出口の方に陣取ってました。 バイクが一旦停止するんで写真に収めやすかったです。
まずは小排気量車から。 ベスパおじさんのオレンジのヘルメットがオシャレです。
ハローと、白ツナギのタンデムのお二方は去年も見かけました。
黒いバイクは、「ツバサ GY250」というそうです。あれ、去年とバイクが違う気が… この人も只者ではナさそう。 青いシルバーピジョンもタンデム。後ろは女の子。 車高ベッタベタですね。
ラビット軍団の皆様。 うさぎ年ももうすぐ終わりですが、元気に走っていました。
相変わらず荷台の箱が凝っていますね。
ぼーっとしていると、こんなのが走ってくるから油断もできません。
■ライラックとモト・グッツィの縦置きVツインの共演。 赤いV7スポーツ。ほんとカッコイイマシンです。
リバイバルモデルのV7 クラシックは、TRカンパニー様で絶賛発売中です。 あれも本当に楽しいバイクですよ。 個人的にはモトグッツィのスタイルはドゥカティよりも好きです。 あ、単気筒のドゥカも何台か来てました。モトラベルダとかもいたなぁ。
CB72シリーズも、CL含めてたくさんいました。 回すと本当にいい音しますね~このエンジンは。
■だんだん大排気量車に。
大物のエンジンがかかるたび、大体こんなふうに火事が起こります。
BMW R75/5のサイドカー。 側車はなくとも、R75/5は乗ってみたいなぁ。
BMWがCB750Fourに対抗したという車両を味わってみたいです。
750SSのサイドカーもいました。 これは珍しい。キカイダーもびっくりです。
一般道に出てからは豪快にホイルスピンさせて去って行きました。
■ここからヴィンテージバイク軍団襲来。
BMW R12だそうです。すげぇフレーム。プランジャーサスすらない。
神山さんが直しているドリーム号みたいです。それのモデルといった所でしょうか? こんなの博物館でも見られるかどうか。しかも実働車ですよ。 ドライブシャフトをグルングルンさせて普通に走っていました。 カバーがついていないんで丸見えなんです。
当時風のおしゃれな装いで参加されたおじさん。
つま先から頭のてっぺんまで気を使っているのがよくわかります。 こういうのってこの手のイベントでは凄く大事だと思います。
戦前のBSAやらノートンやらが快走していきました。
姿形がたまらない。ガーターフォークがたまらない。 エンジンは軒並みオープンタペットです。 律動的なバルブの動きを見てると自然と頬が緩んできますね。
このおじさんのバイクはラッジ500というマシン。
出発前ぎりぎりになるまでエンジンがかからず、しこたまキックしまくって、 始動した瞬間に会場は大歓声。 拍手で見送られていく素晴らしい光景でした。
ロケットゴールドスターとRE-5。
普段絶対にない組み合わせです。有ってたまるか。
■CB750やW1・W3、XS-1やZ1などの往年の名車も多数来場していました。
まあ個人的には見慣れたバイクなので写真は殆ど撮影していないです。 贅沢病ですね。 TRカンパニーのお客さんは殆ど保菌者じゃないでしょうか?
最後はレスキュートラック アトラス号が出動。 出発してまもなくカブを引き上げていました。
■今回ようやく理解してすごく印象に残ったのが、 この手の旧車イベントは「年配の方が当時を懐かしむイベント」なんだということですね。
9割が40台後半以上という感じで、若い人は一握り。 僕らの感覚で「オシャレな旧車」を愛でる場というよりも、 メインターゲットはご年配の方なんですね。そりゃそうだ。
今回一番衝撃的だったのが、自分の横で中腰で座ってたおばあちゃんが「うわぁーかっこいいー♪」って パチパチ手を叩いてんたんですよ。走り去るW1SA見ながら。 青春時代を通り越して対面にいた幼稚園児と同じ反応をしているんです。 バイクってとんでもない魔力を持っているんだなと痛感しました。 2ストオイルは若返りの煙かも知れません。 旧車は大事にしましょう。
■と言うわけで、 かなり長くなりましたがエントラントのレポートはこれで終了です。 写真が多すぎるのでやはり2回に分けます。 次回は駐車場編をお送りしたいと思います。 それでは~。
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