Z400LTDの専用シーシーバー取り付け(再装着)

Z400LTDのシーシーバーが、ひょんなことから僕の手に戻ってきました。

今回また取り付けを行いたいと思い、無事装着完了しました。

経緯含めて少し記事にします。

 

 

このシーシーバーの由来

このシーシーバーは、以前昔自分が装着していたものでした。

多分ヤフオクで購入したもの・・・・だったはずです。ほぼ間違いない。商品説明には、「Z400LTD用」と書かれていた記憶があります。

おそらくキジマかリード工業の70年~80年代の当時物商品だと思います。

 

ロングフォークジョイントを取り付け、角棒のシーシーバーという70年代ど真ん中なスタイルで走り回っていました。

もう5年以上前の話。パイオニアランジャパンの正式スタッフになる前です。

 

↓この記事に沢山画像があります(かみさんが写真撮影してくれたので、いい画がたくさんあります)

SOBAツーリング その3

 

 

その後路線変更してノーマルライクな仕様に戻した際、

「こいつもう使わないよな」

と思って、昔から懇意にさせていただいている、長野BSLTDさんにお譲りしたんです。

その数年後、長野さんが昨年末にLTDを手放される事になり、他のストックパーツと一緒にシーシーバー1式を譲っていただく事になりました。

 

戻ってきたシーシーバー

シーシーバーセット。

本体と取付ステーと、背面クッションパッド。お手製のキャリアも付いていました。これすごく便利そうです。

送られてきた梱包が、全く非の打ち所ほどに完璧だったのが流石だと思いました。見習いたいです。

 

大雑把な作りです。

LTD用と書かれているものの、おそらくは汎用品で、当時のジャメリカンのフレームに「ある程度マッチする」用に作られた品物だと思います。

ひょっとしたら多少の寸法変更とかはしているのかもしれませんが、それでもざっくりした採寸&加工だろうなぁ、ってことは容易に想像できます。つまり「取り付けには要加工」ってこと。

こいつも後で準備した、ワッシャーやらカラーやらを挟み込まないと、まともに取り付けができない商品です。

 

それでも、長野BSLTDさんが丁寧に錆落としなどをしていただいていたおかげか、とても状態が良いです。

40年前の代物。鉄自体の品質もよく、メッキも厚いので、多少の経年劣化には十分耐えてくれると思います。

 

 

取り付けスタート

では取り付け開始。

まずはリアのグラブバーを外します。

 

センタースタンドを立てて、リアサスの根本の袋ナットを外します。

 

その後、リアウインカーステーの裏に止まっているボルトを外します。

13番のスパナを使用しました。ソケットレンチを使いたかったんですが、リアフェンダーやらタイヤやらが干渉して使用不可能。面倒ですがスパナです。

 

外れました。思ったより手こずりました。

 

シーシーバーの取り付け

シーシーバーのステーを差し込みます。

気になっていたのが、純正の四角いウインカーが干渉するのではないか?ということ。

以前はナンバープレートホルダーの裏にステーを取り付けて、バレットウインカーを取り付けていました。今回純正ウインカーとシーシーバーの組み合わせは初めてなので、下手したらウインカー移設や交換が必要でじゃないかと懸念していました。

結果的には問題なし。

無事余計な投資はせずに作業を進められました。

 

ステーを仮止め。

 

かなりステーのホルダーとフレームの間にクリアランスが有るので、鉄製のカラーとかワッシャーを挟んで隙間を埋めます。

 

反対側のステーも取り付けて、シーシーバーを差し込みます。

ステーを仮止めにしておいたのは、これを差し込む時に多少前後に移動させないとうまく入らないから。

元々シーシーバーの差し込み口自体、そんなにルーズな作りではないので、多少プラハンで叩くぐらいの作業が必要になります。

うまく差し込んだら、ボルトを仮止め。

 

 

全部のきれいに収まったら、

  • サスの根本
  • ウインカーステーの裏のボルト
  • シーシーバーの取り付けボルト

これらをすべて本締めします。

 

完成

出来上がりました。パッド付きシーシーバーの完成です。

 

かなり垂直にそそり立つような角度です。

気持ちもう数度寝ていい気がするんですが、そういう作りなので仕方がありません。

ルックス的には結構好きです。多少造形的にごちゃついてますが、悪くない。

 

ウインカーの交換が必要じゃないかと心配していたんで、とりあえず良かったと思いました。そこが一番の安心点です。

 

 

難点

これを取り付けるとちょっとした不都合がありまして、シートと左側のステーが干渉して、横開き機構が使えなくなってしまうんです。

 

ここです。

シート後端の擦れている部分と、ステーが干渉します。これで開かないんですね。

ただ色々調べてみたら、もう少しステーを後ろにずらしてあげたら、接触を避けられそうな気がしてきました。後ほど微調整をしたいと思います。

 

追記:2021/02/03

シーシーバーを譲ってくれた長野BSLTDさんから、シートを開くために注意スべき点を記載した過去投稿を教えていただきました!

https://naganobsltd2019.livedoor.blog/archives/827737.html

 

追記:2021年2月14日

シーシーバーの取り付け位置を調整したら、無事開くようになりました!

Z400LTDの専用シーシーバー シートが開くようになりました

 

 

 

試運転

30分ほど走ってみて、特に問題なく走れました。

多少リア荷重がかかって、むしろ好ましいかも。こいつ5キロくらいありますからね。いいウェイトになっているのかもしれません。

 

ハンドル交換も検討中

あとハンドルをもう少し高くして、なおかつ垂れ角が少ないものに変えたほうが、よりルックスとしてはいいかもしれないなぁと思ってます。

今つけてるのはエースバーの上下逆さま付けなので、アップハンではあるもののタレ角付いて若干戦闘的なんです。あと荷重も前にかかりがち。

 

この辺のアップハンドルに交換してみてもいいかなぁと思ってます。

幅は気持ち詰め気味で、多少高いっていう。今後の検討プランの一つにしたいです。

 

まとめ

久しぶりのカスタムらしいカスタムでした。

子供と将来タンデムする時とかに、役に立ったらいいなぁなんて思ってます。

早く一緒に乗りたいですね。

 

以上になります。

 

 

 

 

2 件のコメント

  • 使わせて頂いていた間!
    満足でした。ありがとうございます。

    シートが当たる問題!ありましたねー
    わたしのブログ内検索で「シート金具」で診て頂ければ解決です。
    シートが左より?なのかシーシーバーが右寄りなのかになってました。

    ウインカーもそのままだと振り分けバックが使えないのでシーシーバーの穴で取り付けてましたね。
    そうするとバッグとウインカーが干渉せずに使用できます。

    チビちゃんの王子様シートデビュー、楽しみにしていますね✋

    • >長野BS LTDさん
      コメントありがとうございました。

      早速記事を拝見して、追記させていただきました。
      シートの装着位置と、シーシーバーの位置をもう少し後ろにずらしたら解決するかと思います。
      アドバイス有難うございました。

      そうですよね、あの穴にウインカー取り付けないと、干渉してしまう設計なのかと思ってヤキモキしていました。
      「ここにウインカーを差し込んで下さい!」と言わんばかりの位置なので。

      王子様シートってことはキング&プリンスシートになりますね。どこかの事務所のアイドルみたいですがw
      クイーンはもうしばらく乗ってくれないと思いますので、子供用ヘルメット買って一緒に走りに行ってみたいですね。

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