オイル漏れしていたリアショックのリプレイスとして、MDIサスペンションを購入しました。
東京の日野市にお店を構える、アールプロジェクツさんが代理店として取り扱っているサスペンションです。ヤフオクにも検索すればたくさん出て来ます。自分は純正よりも30mmほど短いタイプのモノを購入しました。
MDIサスの特徴
とにかく「硬い」です。取り付けたときはリジットサスかと思うくらい硬かったです。
バイクに跨ったとき、リアの沈み込みが全くといって言いほどありません。友達を乗せて見ると、微妙にスプリングが縮んでいるのは確認できるのだが、乗っている人間からしたらシートとタイヤだけがクッションになっているような錯覚を覚えました。それほど硬かったです。
取扱説明書に、「200kmほど走ってならしをしてください」と書かれていたが、200km程度走行しても全然変化が見られず、諦めて1000kmほど走ったらようやくこなれてきました。
アールプロジェクツさんの掲示板を眺めて見ると、
MDIの一般的な評価は硬いサスと良く言われますが、慣らしが終われば驚くほど変わってきます。
実際多少硬め設定なんですが、慣らし前のダンパーの硬さがそのように感じさせているとだと思います。ほとんどの方が装着直後に評価を下すのでしかたない事だとは思いますが….
また旧車の場合それほど走行距離が伸びませんのでいつまでも硬い方も当然いらっしゃるでしょう。MDI取り扱い直後に1日50km近く毎日乗っているSR400にモニターを依頼しました。
1ヶ月しないうちにほぼ慣らしが終わり、純正とほぼ同様の柔らかさになった時は驚きました。
という記載がされていました。
実際4000km程走ったら、かなりいい感じでショックをいなしてくれました。
純正相当の330mmだったらもっと乗り心地は改善されると思います。
取り付けたすぐは、前後バランスがめちゃくちゃになっているためか、リアだけ踏ん張ってフロントが負けて滑り出しそうになって怖い思いをしました。
そのため、後日フロントサスのオーバーホールをショップに依頼しました。前も固めのオイル配合にしたら、乗り味がより改善しました。
参考情報
ちなみにZ400LTDの購入当初はこの車種不明のサスペンションが取り付けられていました。
取り付け軸と穴径がアンマッチしていたためか、なんと取付け軸側を削ってはめるという暴挙。アメリカ人がやりそうなことです。
通常走る分には、ナットのゆるみがないようにしっかり押さえつけていれば問題ないレベルだったんですが、チェーン清掃をしていた際にオイルにじみを発見。スプリングの錆も全体に広がりつつあったので、この先の寿命もそう長くないと判断し思い切ってMDIにコンバートしています。
まとめ
最初は固いですが、辛抱して乗っているとだいぶ改善します。
ただ純正より短いショックにしてしまうと、200kg以上の車重がない限り乗り心地は劣悪になるでしょう。
よく動くサスペンションに変貌するとは言え、短いショックは硬いので注意が必要です。
以上です。
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