我が家にやってきたグラストラッカーは、なんと「右側のグリップが付いていない」という、なかなかワイルドな状態で納車されました。

正確に言うと、前オーナー氏がモディファイの途中で取り付けていた、NIBBI製(中華パチモンPWKキャブ/Designed by Italy)のハイスロ一式に付属していたグリップが、未装着のまま放置されていたのです。ロゴ入りのレーシーなグリップです。
中華キャブレター自体の顛末はまた別記事で語るとして、今回はグリップのお話。

最初はハイスロで行こうかとも考えていたんですが、黄色のホースがさすがに自分の趣味とマッチしないので…。
熟慮の末ハイスロットルセット一式を取り外し、おまけとして同梱されてきた純正のスロットルホルダーへと戻しました。
お気楽お散歩バイクはやはり純正の吸排気が一番です。あと、戻り側のワイヤーがないのは結構怖いです。
グリップの選定基準と取り付け
そうなると、必要になるのは新しいグリップです。 条件は「できるだけ純正っぽく、余計な主張がないもの」。
いろいろなブランドのグリップを捜索して、理想的な製品を見つけました。キジマの汎用グリップ 201-033 です。

取り付けは、グリップ内部にパーツクリーナーを適量吹き付け、滑りが良いうちに少しずつねじ込んで適切な位置へと滑り込ませます。
ボンド付けて完全固定する人もいますが、個人的にはこのやり方が一番素直に入るし、ずれることもほぼ無いです。外す時も切断せずに再利用できます。レースとかエンデューロ的なことをやると変わってくるのかもしれませんが、ストリートではこれで十分かと思っています。

装着してみると、ラバーのパターンも控えめで実によい雰囲気。
インナースロットルやスイッチボックスへの干渉も一切なく、長さ125mmでドンピシャでした。うん、最高です。
グリップ・ジプシーだった昔
思い返せば、バイクのグリップというのは「ここで個性を主張しよう!」という風潮が昔からありますよね。
LTDもかなりいろいろ交換しました。タル型グリップ、Z系を模したヒダヒダのやつ、あるいはクラシックな生ゴム。ご多分に漏れず僕も色々試してきました。
昔ドラッグスターに乗っていた頃などは、アルミ削り出しのメタルグリップを付けていたこともあります(当然、夏はやけどするかと思うほど熱く、冬は凍てつくように冷たい。革グローブの着用が絶対になるので、ある意味安全運転には寄与していたのかもしれませんが……)。
そうして一通り遊んで、迷走した挙げ句に気づいたことがあります。
グリップの本質とは、「滑らず、ベタつかず、できるだけ小さな握力で車体を保持・操作できること」。これに尽きます。今回購入した地味なグリップは、まさにその正解にガチッと合致していました。
今のところハンドルを交換する予定もないので、この「ベストな普通」と付き合っていこうと思います。
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交換日: 2026年1月
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金額: 1,150円
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