スターターリレーのギボシ破損(そりゃエンジンかからない

先日のMORNING RIDEで、エンジンがかからない、というかセルモーターが回らないという事象に見舞われました。

 

MORNING RIDE #14のレポート

結果的に、ごくごく単純な電気系トラブルが原因でした。

簡単にレポートにしてまとめます。

 

 

 

そもそもの原因

原因は、セルスターターリレーのギボシ外れでした。断線です。

中国製のギボシをそのまま使っていたら、根本から破断していました。まだ交換から1年たっていないのに。。。

 

 

発生事象としては、

  • つい5分くらい前まで元気に回っていたセルモーターが回らない。
  • セルスイッチを押したときの、「カチッ」というリレーの音が聞こえない
  • スターターリレーを数回上下に引っ張ったり、殴打したら治った
  • その後事象再発し、二度とセルモーター回らず

 

という流れ。

 

カワサキ旧車・Z400LTDのスターターリレー交換

中国製のスターターリレーだったので、出来が良くないものをつかんでしまったのだろう、と思ったんですね。

 

引っ張ったら出てきた配線

まずは外して検証してみようと思い、配線をたどってギボシを探しました。

すると、+側も-側もギボシが外れて出てきました。

 

正確に言うと、外れた片方はギボシがうまく刺さっていませんでした。

自分がよく見る規格品より何か小さいなぁ…

という感じがしていたのですが、実際に小さめの出来栄えだったみたいです。

 

 

そしてもう一方は、雌ギボシの根元からちぎれていました。カシメが緩いとかじゃなくて、ギボシの2か所のカシメ部の間から破断

金属強度不足。なにこれ。

 

 

振り返ってみたんですが、購入時、こんな状態でしたからね。

しっかり広げたら使えるだろ、なんて甘い考えで再利用していたんですが。。。

今思えばなんでこんなのそのまま使ったのか。

 

下手したら火災案件だ

 

ということでギボシを準備して、再度カシメました。

 

純正の40年もののギボシも切ります。

手持ちのエーモンギボシよりワンサイズ小さかったので仕方がない。しかしこちらのほうが中華ギボシよりも遥かにしっかりしている。

銅線も見事なもんです。

 

がっちり結線しました。

都合30分くらいで終了です。。

 

何の問題もなくセルモーターが回り、再始動できました。よかった。

 

 

小一時間のツーリング

問題ないです。軽快に走れました。出先の再始動も問題なし。

 

隣にワルキューレルーンが停まっていました。大人と子供くらいの差がある。

 

次の整備はオイルはぼちぼち交換ですね。

走行距離というより粘度的な問題で。次は10w-40にしたいと思います。

 

 

まとめ

しょうもないトラブルでしたが、大事に至らず良かったです。

 

 

今回のトラブルで、結構いろんなトラブルモードがバーっと頭を駆け巡ったので、エンジンがかからない系のまとめ記事を作ろうかなぁと思います。

トラブルシュートができる、FMEA的な。故障リスト一覧的な。

 

あと440cc化するために必要だったこと、やる手順についても、時間を見つけてまとめておこうかと思います。

 

以上です。

1 個のコメント

  • こんにちは。

    大きなトラブルじゃなくて良かったですね〜。
    前回の記事で冷静にトラブルシューティングしたのを見てすごいなぁと思っちゃいました。
    自分がその場に遭遇したら冷静に対処できるかどうか?
    見習わないと(苦笑)

    また宜しくです。

  • イチロー へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です