スバルR1を降りて、乗り換えます。その理由と下取り金額

先日スバルの R 1を売却しました

 

個人的には好きな車で、買ってから1年半ぐらいしか経っておらずいろいろ不本位なところもあるのですが今回売却と相成りました

せっかくなので記録を残すという意味で説明していきたいと思います

 

手放す理由

売却の直接的な理由は故障がすごく多かったということです。

これに関しては  R 1自体の性能が悪いとか、そういうことよりも単に「外れの個体」を引いたというのが大きそうです。

 

15年落ちの軽自動車だから仕方ない部分もあるでしょうが、買った時からあまり状態は良くなく、前のオーナーがさほど熱心に整理されていたような車体ではありませんでした。

まあ安かったことと、店の人を信用して、ろくに車を見ずに買ったというところが良くなかったんでしょう。

一応専門店っぽいところだったんですがね。

 

内装が汚い車を買ってはいけない

この鉄則を身にしみて感じました。いい勉強になりました。

 

 

整備履歴を振り返ってみよう

そこそこコイツはお金かけて面倒見たんですけどね。

 

まず、納車時にあまりに内装汚かったので、1万円くらいのカークリーニングに出しました。全然清掃してくれていなかったんで。。

 

あとヘッドカバーガスケットからのオイル漏れが結構凄くて、交換に2万5000円ぐらい使いました。

ちなみにこれは、ファンベルトの交換費用とオイル代とかも含みます。

スバルR1のヘッドカバーパッキンの交換+延命処置

↑この時点の記事で「延命」なんて言葉を使っている時点で、無意識のうちに今後の関係性を感じ取っていたんでしょう。

 

 

センターロックナットのカバーも、不適切なジグで斜めに打ち込まれていたので、新品交換しました。

こういうところからも、以前のオーナーと言うか整備工場の技術度合いが見えた感じです。まぁそういうのを見極める目を持たずにかった自分が一番悪いんですが。

 

 

そうそう、ドリンクホルダーも壊れていたので交換。ヤフオクでパーツを取り寄せて交換しました。

 

サイドミラーのカバーも塗装の剥がれがあったので、オプションのメッキカバーに交換しました。

これも1万円くらいしたっけ。

スバル R1のミラーカバーをメッキに交換しました

 

 

手放すきっかけになった故障

そして今回買い換えを決断した致命的な故障は、「エアコンが壊れた」ことです。

完全に冷えない送風状態になるわけではないんですが、じんわり冷えるような感じ。冷えが弱い。

常に風量はMAXで、外気温30度くらいまではなんとか耐えられるけど、それ以上に外が暑くなるともう暑くて体が持たない。という状況でした。

 

 

整備工場に検査してもらったんですが、ガス漏れはなく圧力も問題ないものの、高圧側と低圧側の差分が小さい、そしてホースの冷え方弱い。

ということで、「コンプレッサーの圧縮能力不足」が疑われるとのこと。

 

 

高額なエアコン修理

ちなみにコンプレッサーって新品だと7~8万円くらいします。リビルト品だと、だいたい3万円くらい。

 

それに工賃・ガス代を足したら、5~6万円くらいになると思います。

 

「それなら直せばいいじゃん」

 

って思うかもしれないじゃないですか。

ただ実際これで治るかというと正直微妙なようで、、、、あくまでも可能性が一番高いのがコンプレッサーであるということでした。

その後冷却系やら、内部洗浄してパイプも、エキスパンションバルブもだめで~~~ 

みたいな話に波及していくことも容易に考えられ、さらなる出費も覚悟しなければならない状況。

 

「正直この車にこれ以上お金掛けるのもなぁ」

という気持ちになってしまったのが、正直なところです。

 

 

この話を友達にしたら「この故障頻度はフランス車みたいですね」なんて言われました。

ほんととそのとおり。返す言葉がないです。なんか逆に変な自信がついてしまいそう。

 

 

 

消耗品も結構替えました

あと消耗品関係だと、

  • エアクリーナーエレメント
  • スパークプラグ
  • 夏タイヤ(ナンカン  AS-1 意外と悪くなかった台湾タイヤ)

 

この辺交換しました。どれも満足度は高かったんですが、使い切るには至らずです。しょうがない。

スバルR1にNGKプレミアムRXプラグを取り付けて見るテスト

 

 

 

あと丸山モリブデンの実験台になったのは良かったですね。

3年くらい前からネットで話題をかっさらっているケミカル。非常に効果を感じられた薬物添加でした。これは良かった。

スバル・R1に丸山モリブデンを再投入してみた

 

 

まだまだ出てくる

あと交換していない部分でも、要整備な箇所はちらほらありまして、

  • インパネのシフトレバーのポジション球の球切れ
  • リアのウォッシャー液が出ない。ポンプは回るので、多分ホースかな。
  • ワイパーゴムもそろそろ交換
  • ヘッドライトすんごい黄色い

 

てな感じ。

うん、もういいね。やりきったね。

文章にすることでだいぶ整理されました。

 

 

思ったより早く来た最適環境の変化

あとこの故障に加えて、家庭と世間の状況も変わってきたというのもあります。

 

かみさんがプラドで勤務先まで通勤しているのですが、このガソリン高騰のアオリと燃費の悪さには閉口していました。

極端な話、毎週1万円札が飛んでいるような状態です。

「プラドは残しておきたいけれど、もう1台で通勤できたらいいな」

という話に、当然なります。

 

R1は自分がメインに使って、会社と保育園の往復に使える完全な街乗りコミューター、という想定だったので、かみさんの通勤には不向きです。

当然出来ないことはないんですが、宇都宮市内のハイスピードレンジに対応するには若干パワー不足。

あとあまりに小さい車なので舐められます。変な話なんですがね。

 

そしてプラドに何かあった時に、夫婦+子供の3人が満足に移動できる車では有りません。

 

 

もともと自分の中で、車は安いやつをその時その時に応じた最適解を選んでいこう、という考えを持っていました。

色んな車に乗ったほうが楽しいしね。幸いかみさんも車に理解が有るし。

上記の故障も相まって、R1が最適解でなくなった、という風に判断しました。

 

 

さらばR1

嫌いになったわけではないんですよ。言い訳がましいですが。

 

NAでたしかにパワーはないけれど、CVTも滑らず、踏んだら250ccのバイクみたいにビューンと加速してくれます。

40~50km/hで巡航するときの不思議な気持ちよさは、スバルの4気筒エンジンの良さを感じさせてくれました。

駐車場でもミズスマシのようにくるくる回れるし、車がすれ違うのに気を使うような路地でもスイスイ入っていけました。

リアゲートのボリューム感が有る丸いフォルムは素敵でした。

 

長男と保育園に行くときに、隣の席にチャイルドシートを載せ、エディックス以上の親密な距離感で話をしながら向かう時間は、今思い出してもとても豊かなものだったと思います。

彼も、「R1は小さくて可愛いから好き。赤ちゃんみたい」と言ってくれていました。

 

ただちょっと手がかかったのと、自分たち家族にとって最適なピースではなくなった、というのが結論です。

 

 

下取りの結果

というわけで、R1は下取りに出すことにしました。

ディーラー下取りで1万円です。

走行距離8.5万キロのR1でしたが、最低価格でした。まぁ外装とかもきれいじゃなかったしね。

 

ひょっとしたら、一括査定サービスとかに申し込んだらもう少し高くなったかもしれませんが、やり取りしている時間と労力がもったいないなと感じました。3万円までブーストアップできれば御の字だろうし。

 

でm次の記事で、何を次の車として買ったかを記事にしたいと思います。

 

 

 



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