Z400LTDのプラグ交換。ブリスクプラグから純正NGKプラグへ戻しました

 

ようやく不具合が良くなったZ400LTD。

ここからは、快調に乗り続けていくための手はずを整えていきたいと思います。

まずはプラグからです。

 

 

ブリスクプラグの使用中止

今まで使っていたブリスクプラグです(初期インプレ記事)が、いろいろ情報を調べていくと、ネガティブな情報も目に付くようになりました。

製造ばらつきが大きかったり、ネジの出来栄えが悪かったり。

 

あと電極に使われている材料が耐熱性・耐久性に乏しい銀・銅であること。

比較的廉価で導電性が高く、強力な電流を流すことができるんですが、反面耐熱温度が低いため、電極の寿命が短いです。

そういったことから、使っているうちに点火不良を起きやすいことも分かってきました。

 

ですので、一旦使用を取りやめる決断をしました。

 

取り外したブリスクプラグがこちら。4年くらい使いました。多分走ったのは3000km位だと思います。

焼け色はまあ悪くないですね。電極側が少し白化しています。カーボンの付きも悪くない。

ただ、電極の中心が陥没しているような様子が見られました。凹んでいる?

今までのNGKのプラグでは見たことがない状態です。

 

横から見たら電極の厚みが減っている感じがします。

↓これが新品状態の写真。

もともと中心電極は、円柱というよりは三角錐の形状になっていました。

寸法測定はしていないものの、横から見た感じでは、取り外した段階で電極が減っているように見えますね。

耐久性は少なくとも、長くなさそうだと感じました。

 

 

新しいプラグ

NGKの抵抗入りプラグ・BR7ESの在庫があったので、こちらに取り替えます。

純正はB7ESですが、ASウオタニのパワーコイルとアンプキットを取り付けているので、念のため抵抗入りのR番手のプラグを使います。

プラグギャップは、ASウオタニの推奨である1.1~1.3mm程度に設定しました。

 

車載工具入れに入れているプラグレンチで組み付け。手締めで回らなくなった位置から、180~240度程度まで回して締結。

当然ですが、問題なく作動し走ることができています。

むしろ高回転域のスムーズさは上がったかもしれません。良かったです。

 

↓このプラグレンチは便利です。SOHCの2気筒、単気筒のバイクには結構おすすめ。

 

 

魅力的なパーツではあるんだけど・・・・

ブリスクプラグは5~6年前からとある方のBLOGに端を発して盛り上がってきました。

プラグを交換するだけでトルク感が明らかに変わり、低回転からパワフルになる魅力的な製品です。

ただ東欧メーカー故か、製造ばらつきは大きいようです。ひどいプラグ本体の破損/折損もあるという記事も見かけています。

 

また低抵抗で強い火花を作る特性が、点火系統にダメージを与える可能性もあります。

数値で計測したわけではないのですが、低抵抗なプラグだとコイルに必要以上の電流をコイルに出させて、過電流で発熱→損傷という事態にも繋がりかねないです。あくまでも可能性の話ですが。

 

※別のバイクでブリスクプラグを使っている方で、ASウオタニのSP2と併用してを使っていて、「パワーアンプユニットが壊れた」という報告を見かけました。その方も、明確な因果関係は不明と仰っていましたが… 自分もウオタニ壊れたんだよね・・・。 

 

 

 

今後は刹那的なパワーよりも、安定的に力を発揮する様な仕様・コンディションを作っていきたいと思います。

以上です。

 

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