
もう数年振りになると思うのですが、友達と一緒に皆のバイクを並べて整備をしました。
会社に入った時、同じ寮で毎晩こんなことやっていたんですが、 それぞれ引っ越したり家庭を持ったりして、こうやって集まる機会も少なくなりました。 それが悪いことだとは思わないですし、人生のステージとか時期とかで、そういうタイミングは往々にして訪れるものだと考えています。 どう対応して、どう楽しく過ごすかが一番大事なことだと考えているのです。

まぁそれはさておき、今回は皆さんが各々工具を使っていろんな整備を実施しました。
ある人はチェーンを交換したり、ワイヤー類にグリスを注入したり。はたまた車のタイヤ交換をしたり、配線をいじったりと、本当にバラバラです。 今回自分は4つのことをやりました。
①エンジンの圧縮を計測する。
②プラグの焼け色などを確認
③キャブの調整
④O-ringの交換
それでは、1つずつ見てきます。
①エンジンの圧縮を計測する。

友達が保有しているコンプレッションゲージを使用し、エンジン熱間での圧縮を計測しました。
プラグコードとプラグを外し、コンプレッションゲージを差し込みます。 その後ニュートラルに入れてキルスイッチをOFFにし、スロットル全開状態でセルを押し続けます。 コンプレッションゲージの針が上がらなくなったら終了です。

右:11kg/cm2

左:11.8kg/cm2 思ったより高いです。

サービスマニュアルを見ると、なんと9.5と書かれていました。
あれ?純正指定よりも高い?
バルブのシート性は現状良くて、とりあえずピストリングは機能しているようですね。 でも高過ぎるとどうなるの…? 特にどうにもできそうにないので、このまま放置します。
②プラグの焼け色
コンプレッションゲージを差し込む際に、プラグを外すので同時に確認できました。
あぁ、電極が白すぎる。薄い。 若干危険なゾーンだ。

ガイシは白く見えますが、実際の写真はもう少しグレーっぽい色味。
ただつい1ヶ月ほど前に確認した時はここまで真っ白けではなく、ガイシはもう少し茶色っぽい色をしていました。
先日記事を書いた時にichiro.no51さんに、「LTDのフィルターは湿式ですよ」という指摘をいただきましたので、もしかしたらオイルを塗っていないせいで、空気を吸い込みすぎているのかもしれません。さしあたって今週末に、余っている4stオイルを塗布して湿潤させてみたいと思います。
(調べてみたらエアフィルター用のオイルスプレーがあるみたいなのですが、そう何度も、というか全然使うものじゃないから、個人的には余計な投資はしたくないっす。。)
③キャブの調整

ここでのキャブ調整は、②の焼け色が薄いとことに対する対策というよりも、ASウオタニの点火キット(装着記事)で火花が強くしているので、多少燃料を濃くしも無理やり燃やして、簡易的なパワーアップをしてしまおう!という魂胆です。

用意したのはこのジェット。#62と#65の2個づつです。
で、結論から言うと、ジェットの形を間違えました。

自分が持っていたのは全ネジタイプ。取り付けられていたのは、丸大というタイプです。 上の写真の左ですね。
あーあ、何ヤッてんだか。
仕方ないので、ヤフオクに販売されていたジェットを発注しました。
99101-393-0650が#65で、99101-393-0620が#62.5です。 この手のジェットが対応するキャブは、
*FCRのメインエアージェット *HONDA-VA・VE・VE26φ~30φ *KAWASAKI-CV・CVK
だそうです。 チョット驚いたのが、この種の小さな番手がほとんど売ってないようなのです。
結構調べましたが、ヤフオクとeBayしか見つかりませんでした。いつもお世話になっているヒロチー商事さんも、在庫がない様子。 ヤフオクで簡単に見つかったのは、御の字なのかもしれません。

来週末、時間を作って、再度のセッティングにトライしたいと思います。
今回はここまでにします。 続きます。
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