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旧車バイクのテールランプ・テールライトのまとめ

      2016/08/20

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世の中にはカスタムテールランプがたくさん売ってあります。

調べてみると、そのほとんどが海外の車両のレプリカなんですね。

 

 

例えばルーカステール。

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カフェやトラッカーカスタムで有名なこのテールランプなんですが、

 

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トライアンフなどに取り付けられていた、英国ルーカス社製品がオリジナル。

レプリカがいろんなメーカーから作られて流通しています。

 

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くりっとラウンドしたメタルボディが可愛いスパルトテールも、

 

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http://vintage-parts-blog.com/vintage-light-sparto

元をたどればイギリスのスパルト社が作った形が定番になったもの。米国に渡ってから、ハーレー・トラ・BSAなどの様々な車両のカスタムに使われました。

 

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http://www.shix-mc.com/custom11/883/2000XLH.html

デュオテールは、パンヘッド時代のデュオグライドに採用された、GUIDE社製のライトだし、

 

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トゥームストンテールも、こちらもGUIDE社が作って1940年台から純正採用された形状。

キャッツアイテールも、おそらくハーレーの純正品など下敷きなのではないかと思います。

 

こんな感じで、カスタムテールライトの多くが海外のものがベースになっているんです。

海外発。逆に言えば、当時の海外デザイナーさんは、こと魅力的な形状のランプをたくさん作った、という事なのだと思います。普遍的なデザインで素晴らしいです。

 

 

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では国産のテールランプはどうなのかと言うとですね、それはそれで魅力的なテールランプがかなりたくさんあるんです。

調べていたら現在も買えるレプリカ/リプロ品も多数出回っているようなので、カスタムの参考になれば面白いと思い、まとめてみることにしました。

 

 


XS-1

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なにげに、この記事を書いた理由のバイク。

デザインのヤマハが、70年代に送り出した旗艦・XS-1。このような四角いテールランプが装着されていました。

 

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通称おにぎりテールと呼ばれ、72年式まではこの形。DT-1などにも搭載されていたようです。73年以降は丸くなったり真四角になったりします。

 

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個人的にはあまり特徴が無いテールだと思っていたのですが、先日のMORNIG RIDE #2に参加していただいたSRのカスタム車両を見て、凄くセンスのいいテールだと感銘を受けたんです。

何だろうと思って調べたらXS-1だったんですね。なるほどこの手があったかと。

 

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テールライトベースの長さまでびしっと決まっていて、とてもかっこいい。

純正流用カスタムの懐の深さを知った気がしました。ほんとうに勉強になったテールです。

 

 

Z1/Z2

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言わずと知れた、丸い形状のZ1/Z2テール。どこの量販店に行っても、Kijima製のレプリカテールが必ず1個は置いてあるので、人気のほどがうかがえます。

 

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シンプルな形状。ある程度の車格さえあれば、無難にどのバイクにも似合うでしょう。

そして、「あ、Z2テールだ」とわかる神通力を持つはずです。只者ではないと思います。

 

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調べてみたら、小糸製作所が作ったものと、CGCと言う会社が作ったものがあるようです。特に後者は上半分の反射板が白になっている物が極少数あるようで、ヤフオクなのでプレミア品として高値で取引されています。

(テールランプのレンズ1個で数万とか…)

 

極めてシンプルながら、力を感じるデザインはカワサキなのだなぁと思います。

 

 

 

CB750/CB250エキスポート

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こちらも有名なCBテール。

テールカウルが付かない分、小ぶりに整形されています。丸と長方形を組み合わせた独特の形状。

 

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奇をてらっていなかったのか特徴が少ないものの、飽きにくい質実剛健なデザインです。ほんと真面目。

この辺は万人受けするバイクを作るのに長けた、ホンダらしい一面だと思います。小排気量から大型車まで、どんなバイクにも似合いそうです。

 

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http://blogs.yahoo.co.jp/ybpxn698/16707943.html

ちなみにCB500以降になると、ワンサイズ大きいレンズになってしまいます。うーんちょっと大きすぎるかなぁ。750のこぶりなレンズのほうが個人的には好みです。

 

ちなみにこれ以降のホンダのテールは、しばらく弁当箱のような真四角のランプが続きます。

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こんな感じで色気ないっす。まぁヤマハも似たような流れになってしまうんですが。。。

 

 

 

GT/RDテール

Yamaha RD350 Right Back View

ヤマハの中型~小排気量の、2ストロークマシンに付けられていたテール。

GT80とかDR250とか。DTとか。

 

http://www.yusetsu.jp/Gt50.html

全排気量で同じパーツを使っているので、小排気量者に対してはちょっと大きすぎる感じ。デザインのヤマハらしからぬ所業。

まぁ250cc以上のマシンにはとても良く似合いそうです。たとえばSRとかね。純正の四角いやつより、絶対こっちのほうが素敵な気がします。

 

 

 

H1(500SS) H2(750SS) W1SA W3

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上記のマッハ系とW系の車両は、この楕円形のテールランプがついてます。Zのライトの円形でも良かったはずなのに、あえて新しい形状持ってくる所に、当時の開発陣の意地と勢いを感じてなりません。

 

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大きく分けて2種類あるようで、反射板が1枚付いた通称「一つ目」仕様と、左右に2枚つけられた「二つ目」仕様の2種類。

 

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前者の一つ目がH1やW1/W1SAに、後者がH2以降のマッハ系に取り付けられています。

一つ目仕様は例によってプレミアがついていて、中古品市場では1万円程度で取引されているようです。

 

 

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因みに、当時のカワサキの小排気量A7アヴェンジャーなどは、このテールをベースにちょん髷を乗っけたような、不思議な形のテールが搭載されています。

すごい形だなぁおい。何故ずらした??

 

 

スズキGT380/GT750

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XS-1が記事を書くきっかけとなり、執筆を加速する燃料となったのがこのテール。

こいつを紹介したくて記事を書いたようなもの、その2

 

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これですよ。

 

もうさ、何をどうやったらこの形が生まれてくるのかね(苦笑

個性を出そうといろいろ頑張っているのはわかるけれど、この出目金みたいなデザインはそうそう思いつかない気がします。

 

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しかもレンズのカットが微妙に違うとか、電球が初期2個で後期型1個にするコストダウンが入っていたりします。

また国内向けと国外向けでサイドに橙色反射板がついていたりいなかったり、その反射板も色違い(赤とオレンジ)があったりとか、何気にバリエーションがあるります。

 

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それからウインカーも強烈なんだよね。。

もともとかなり大きめのウインカーに、サイドに赤や黄色の反射板を思い切りねじ込んでいるから、存在感がものすごいことになっていまして。

こういうアクの強いデザインですが、やはり一部の人は心をガッツリと掴まれてしまうようで、CB400T ホークⅡなどに換装するのが定番カスタムとなっているようです。

 

 

 

まとめ

いろいろ書きました。

 

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テールランプやウインカーは、小さくめだたないものを、というのがカスタムの主流だった時期があったように思います。もちろん現在でも、そのカスタム手法は受け継がれています。

その一方で、燈火器類をいたずらに小さくするのではなく、逆に視認性を犠牲にしないようなアイテムをチョイスしたり、大きめにしたりという流れが生まれているような気がするんですね。

 

これとかすごくかっこいいし。

純正品って、なんだかんだですごく考えられたデザインだと思うんです。

 

個人的にも、2016年現在、ある程度大きな燈火器のほうが好みです。

LTDは今の状態がとても気に入っていて、かなり完成もしていると思っています。もしカスタムバイクを作るとするのであれば、純正流用も視野に入れて部品をチョイスしたいなぁ、と思う今日このごろです。

 

 

以上です。

 

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