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ポイントブレーカーのクリアランス調整について

      2015/12/29

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久しぶりに機械の話。 LTDのポイント調整の話です。

僕のLTDは、キック無しのポイント点火仕様です。 この前の年式ではキックがあり、この後の年式ではベルトドライブ&CDI点火になります。 すんごい中途半端。

 

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RプロジェクツさんのHPより抜粋

 

ポイント点火。正式にはバッテリー式ポイント点火。

名前を聞くだけで、なにかとても難しいものと感じる人は多いと思います。 やたら調整が必要だとか、ずれてエンジンがかからなくなるとか、さびるとか。 僕もそうでした。

 

Usefull.jpg ただ5年近く乗った経験から言えば、 ポイントは恐るるに足りないです。

維持はかなり簡単です。 納車時の初期整備段階でしっかりセッティングしてもらっていれば、 普通に扱える代物です。 「ゼロから調整・組立」という工程を踏んだことはないので、 そちらの経験則は語ることが出来ません。 でもそんなに難しくないんじゃないか?と推測しております。 それでは調整方法です。

 

 


作業手順

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■ポイントカバーのボルトを外してふたを開けます。

 

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17mmのネジが出てくるので、 ラチェットなどで反時計回りに回します。

 

クリアランスの計測

IMAG0583.jpg

すると、ポイントのブレーカーが開く箇所があります。

この部分のクリアランスを測定し、適正なクリアランスに設定します。 これがポイントのギャップ調整です。 隙間はLTDの場合、0.3~0.4mm程度が適正値です。 これが広すぎても狭すぎても、プラグに通電する電気が足りなくなってしまいます。 正しい爆発が得られません。

 

IMAG0582.jpg

名刺やはがきなどの厚手の紙で油分を吸い取らせた後、 こういうシックネスゲージで隙間を計ります。

抜き先にわずかな抵抗を感じ、ちょっときついかな?ぐらいが適正。 スカスカに入るのは幅が広すぎです。 僕は0.35mmで調整しています。

 

一度安物を買って使っていたら、「0.25mmが0.4mmよりも厚い」という大事件が発生しましたので。。。 あと、短いものより長いタイプの方が使い勝手がいいです。

 

クリアランスの調整

IMAG0556.jpg

ギャップの調整は、ブレーカーが開いている状態で、 この2本のネジを緩めて行います。

写真のネジは、SUSの六角穴付きボルトに換装していますが、実際はプラスネジです。 小さい上に、エンジンの熱が入っていて固着しやすいため非常に舐めやすいです。

舐めそうだったら、こちらの記事を参考にしていただいて、 場合によってはカジリ止め剤ネジザウルスを使って外してください。 ネジを緩めればブレーカーが有る程度自由に動きます。 シックネスなどを挟んで基準の隙間を確保し、挟み込むような形で隙間を調整してください。

 

 

■あと、ブレーカーの端子面がさびていたり腐食していたら、 折りたたんだ紙やすりなどで錆をさらってください。 シュッ シュッ と数回磨いて様子を見て、回転部分にかからないように、 さっとパーツクリーナーでカスを落とす。 こんな感じで大丈夫だと思います。

 

IMAG0554 - コピー.jpg

■最後に、カムの汚れを取る為についているフェルトを、簡単に掃除してあげましょう。 パーツクリーナーでさっと拭いて、すぐに乾燥。 その後高粘度のスプレーグリスなどで湿潤させています。 あまり潤滑させ過ぎないことが肝要。逆に汚れちゃうので。

 

 

点火タイミング外れるのか?

■よく、点火タイミングがずれませんか? 等と質問を受けるんですが、 今まで乗ってきた限りではずれることはないです。

意図的にベースプレートをずらしてみて、 「あぁずれるってこういうことなのね」と経験したことがある程度。 日常では全然ずれません。 ちなみにガッツりずれるとアイドリングしなくなります。 なんかふけ上がりが悪いかな?と思ったときは、 確認項目として頭に入れるべきところだとは思うんですが、 それ以外の箇所の方が原因として大きいと思いますね~。

 

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■今回の整備では、ポイントギャップのクリアランスが0.15mm程度しか隙間が空いていませんでした。

適切な0.25mmに隙間を戻すと、爆発が力強くなり、トルクが上がったような感じが得られました。 プラグを交換したらもっといい感じになるでしょう。 安易なパワーアップを目指すより、整備値を上げて新車の状態に戻していく。 コレの効果を改めて感じた次第です。

 

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今は乗らない人が多いと思いますので、 コレを気に、普段行き届かない整備を進めていきましょう。

 

以上です。

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 - 点火系