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おしゃれなバイク用ブーツのお手入れ(オイル塗布)

      2016/01/11

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この記事では、新しく購入したバイク用ライディングブーツの、開封直後に行う手入れをお伝えします。

新品の状態でお手入れをすることで、以下の効果が期待できます。

  • 買ったばかりで固いブーツが足になじみやすくなる。
  • 防水性・はっ水力が向上する。
  • 性能劣化の原因となる「水分」からブーツを守れる。

旧車系のライダーに人気がある、エンジニアブーツやハンティング系のブーツなど、レザーを多用されているブーツに特におすすめです。ちょっとした作業をすることで、大切なブーツが必ず長持ちするはずです。
また既にお持ちのブーツについても、この手入れをすることで、使いやすく長持ちするでしょう。

それでは作業を進めていきます。

 


手入れをするブーツについて

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ブーツを箱から開封します。

今回購入したのは、アルファインダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)ブランドの、バイク用レザーショートブーツです。

 

 

ALPHA INDUSTRIES社について

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ALPHA INDUSTRIES社は、1959年から米軍の軍用ジャケットなどの開発・製造をしているブランドです。2015~16年現在、「MA-1フライトジャケット」などのミリタリージャケットなどが、男性のみならず女性の間でも流行しています。これらの基本的なデザインを行ったのがこのアルファ社です。
本格的な軍事用途に耐える製品から、そのデザインテイストをタウンユースの製品に落とし込んだカジュアルウェアまで、幅広いラインナップを展開しています。

今回購入したのが、そのアルファブランドのショートブーツです。

 

FireShot Capture 13 - 会社概要|ALPHA OFFICIAL WEB - ミリタリーブ_ - http___www.alpha-usa.jp_company_index.html

近年のアルファ社:日本向けはラインは、ジーンズで有名が「エドウィン社」がブランドネームを借りてライセンス生産をしています。そのためか、コアなファン向けのマニアックなギミック満載の「王道アメカジ」からは一歩引いて、かなり一般人向けなカジュアルテイストが強めになっています。

 

 

このブーツも完全なタウンユース向けのブーツで、バイカー向けのファインチューンを施された程度のものです。まぁ自分はあまりその辺は意識していませんでした。

 

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購入要件としては、ソールがステップにひっかけやすい段付き形状であり、くるぶしが隠れる高さであること。このブーツはこれらを共に満足していました。
また本品は、現行のひとつ前のモデルになるようで、クリアランスセールの意味合いで値引きが大きかったこと。これも今回購入に至った理由の一つです。

 

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結構厚手で固いレザーを使用したブーツです。
レザーバンドと、アイアンリング&チェーンのアクセサリーがデザインポイント。

ただ申し訳ありませんが私の好みではございませんので、

 

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潔く外します。だいぶすっきりしました。

 

 

スタートアップのメンテナンス開始

この状態で、ブーツにオイルを入れてきます。

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オイルは様々なものがありますが、私はマスタングペーストを使いました。

 

良質な馬のオイルを抽出してクリーム状にしたものす。レザー業界では、かなり息が長い定番商品です。
あらゆる皮革に対して、繊維の隙間に入り込んで保湿する非常に高い浸透力を持ち、様々な革製品を愛好するユーザー・クラフトマンの方々から定評がある、優秀なケアクリームとなっています。自分も愛用しています。

 

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これを少量指にとり、ブーツ全体に塗りこんでいきます。
刷毛やウエス(布)、ヘラを使って塗る人もいますが、指塗りを実践しました。指の体温がマスタングペーストを溶かしながら塗りこんでいけるので、意外と効率が良いです。また、「自分がメンテナンスをしているんだ」という、贅沢な満足感を心から味わうことができます。

 

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なお、ソールとアッパーの縫い目など、細かいところは綿棒などを使うとよいでしょう。
優しく塗りこんで行ってください。

 

 

塗る際の注意点。

たくさん量を塗るよりも、

全体的にまんべんなく、
均一に塗るようにしてください。

少量を指につけ、薄く何回も塗るような形にすると効果的です。

 

マスタングペーストは高い浸透力のため、どんどん吸い込まれていきます。なので塗っていて面白いのですが、過剰に塗布した場合は浸透しなかったクリームが表面に堆積して、汚れを付着してしまう原因となります。

ですので、薄くまんべんなく塗る作業を、丁寧に繰り返していってください。

 

ビフォーアフター

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塗る前の品と塗った後の品の比較です。

こんな感じで色が変わります。どちらがオイルを入れたのかは一目瞭然ですよね。

 

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色を塗っていないレザーや、ナチュラル系のカラーを入れた革製品については、オイルを入れると色が変わりますので注意してください。オイルがたくさん浸透すればするほど、色が濃くなります。使用していてオイルが抜けてくると、元の色に戻ってきます。このあたりも革製品の面白いところですね。

同じようにして、塗っていない方もしっかり塗りこんでいきます。

 

放置。

この状態で3~4時間放置してください。

しっかりオイルが革にしみこむまで、定着させるための熟成期間です。

 

拭き上げ

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最後に、革を傷めない柔らかい布で、浸透しきれなかった余分なオイルをふき取ります。

綿などの天然素材がいいという人もいますが、
自分はファイバークロス系の起毛で目の細かい布を使いました。

ごしごし擦るのではなく、丁寧に撫でるようにしてふき取ってください。

 

 

作業完了

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これで作業完了です。

乾燥を除く、実際の作業時間は20分程度で完了しました。

 

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こちらの写真は、先日の日の出ツーリングで、バイク神社として有名な安住神社に初詣へ行った際、御手水のしぶきがかかったブーツです。しっかり革にオイルが浸透しているので、しっかり水をはじいています。全くしみこみませんでした。

革系のライディングギアは、時々メンテナンスをしてあげる必要がありますが、
その分愛着もわき、生きた製品として長く使う事ができます。

参考になれば幸いです。

 

 

追伸:マスタングペーストが高いと感じた場合

もし、「3000円近くする専用クリームは手が出しにくい。。」と感じられたら、
代替品としてこちらのベビーオイルを提案します。

 

赤ちゃん用のオイルなので、手肌はもちろん革製品にとても優しく、浸透力に関してはマスタングペースト以上だと感じています。細かいところに染み込ませる力は特筆すべき物があります。

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ですので、私は形状が複雑な革グローブについては、これを少量手にとり、体温でなじませてから、モミ込むようにしてに全体に塗りこんでいます。

ただ若干浸透しすぎる感じもあります。

ですので、見た目を気にする品物に薄く塗り広げるのは、ちょっと難しいと感じています。
最悪ぽたぽた滴下してしまったら、なにかシミ見たいに見えちゃうんですね。これも次第にオイルが抜けて目立ちにくくはなるものの、ブーツやバイク用の革バックなど、見た目が大事な製品にとっては結構致命的です。

 

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革財布やジャケット、ベルトなどにも使え、量的にも2年程度は十分もちます。
オールマイティーに革製品を使用され、長きにわたって愛用したい方には、マスタングペーストのほうをお勧めします。

 

参考にしてくださいませ。

 

次の記事では、レザーブーツの定期的なメンテナンス方法や、保管方法について記載します。

 

バイク用レザーブーツの定期メンテナンス・保管方法はこちら

レザーブーツがずぶ濡れになってしまった場合の対処法はこちら

 

 

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