銅・真鍮細工

配管接続具の銅メッキ

更新日:

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

■LTDの左側に、前から持っていた合革製ツールバッグを取り付けようと思い、
そのサポート金具を作製する事にしました。
この手のサポートは、ヤフオクなどにも多数出品されていますが、
今回は前々から暖めていた小ネタもありDIYする事にしました。
①ステンレスパイプを切断
・・・φ19のSUSパイプをパイプカッターで2本切断します。
なおパイプカッターは、多少高くても大き目のタイプを買った方がいいです。一般的には使用頻度が少ない工具ですが、大きいと小さいものに比べて使いやすさ・切れ味が段違いです。
パイプカッター.jpg
②パイプのカットした断面にキャップを打ち込む。
・・・デコレーション用のキャップを打ち込みます。
コレは樹脂製で、ホームセンターで220円程度(2個入)。ぱっと見た感じ金属に見えます。
パイプエンドのキャップ.jpg 組みつけの様子.jpg
純銅製のエンドキャップも、1個120円弱で売っていたんですが、
残念ながらφ19に対応するものが無かったので、今回はコレで代用します。
組み付け後.jpg 全体図2本.jpg
最終的にこのようなパイプが2本出来上がります。
パイプカッターで切ると切断面が鋭利になるので、このような加工をしておいた方が安全・且つ見た目もきれいです。
③配管組み付け時具の銅メッキ
・・・今回のメインイベント、配管支持金具の銅メッキです。
下の金具を、サンポールと銅線を用いて電気的に銅メッキします。
配管取り付け金具.jpg
実は、以前自分もDIY銅メッキを今回と同様の方法でやった事があります。そのときは財布に取り付けるアクセサリーを銅メッキしたんですが、そのまま使用していたらいつの間にかメッキがはがれてしまいました。
で、メッキの事などすっかり忘れていたころ、God Brass You ~真鍮研究所~さんのBlogをみて一念発起。もう一度やろうと火がつきました。
ベランダの実験装置.jpg
寒風吹きすさぶベランダに出て、上記のような実験装置を構築しました。
といってもやり方は至極簡単。
-----------------------------------------------------------
まずサンポールを容器に適量入れて、3倍~5倍の水で薄めます。
メッキする対象物が小さければ原液でもOKだと思います。
次に揚げ物用の網カゴ(100均で調達)にメッキ対象物を入れ、
サンポールに浸します。「メッキの種」になる銅線も一緒に浸します。
最後に、電池ボックス(単一アルカリ電池を直列接続して3Vにして使用)からコードを引っ張り、+極を銅線につなぎ、-極を網カゴにつないだらメッキスタート。
サンポールは塩酸が10%弱含まれている酸性の液体です。
こいつが媒介となって銅がメッキ対象物に移動するわけです。
-----------------------------------------------------------
今回は友達が持っている「直流安定化電源」を使用し、12V位かけて一気にやってしまうかとも考えたんですが、日程の都合がつかなかったので電池で実施しました。
以前参考にしたHP(リンク失念)だと、高電圧かけるより低電圧でじっくり時間をかけたほうがメッキがキレイに乗る、って書いてあったような気がしたんですが、実際のところどうなのだろう?
ま、なにはともあれメッキ開始!
~~~3時間後~~~
メッキ後.jpg 金属拡大.jpg
あれ?汚っねぇ・・・。
なんでこんなにげろげろなの? てかなんで3時間でこのレベル??
確かにこのやり方のメッキは、電圧が時間がかかります。それにしても、以前の経験上、1時間ぐらいでももうちょっとましになると思ったんだけど・・・。
 <<推定原因>>
  ・サンポールの薄めすぎ(軽量もせず適当でした)
  ・表面処理不足(特に何もせずそのままぶち込みました)
  ・電圧が低い(100均電池だから信頼性低いか?)
  ・低温環境下(外は3度くらいでした)
  
うーむ、ぱっと思いつくだけでもこんな感じか。
それにしても汚い。
正直これ以上やってもどうしようもないと判断し、コレはこれで手打ちにしました。
実際バックを取り付けたら外から見えなくなる部分なので、今回はコレで良しとしましょう。なんとなくヤレた感じにも見えなくもないし(ポジティブ思考)。
塗布後の全体図.jpg シリコンスプレー塗布.jpg
最後にシリコンスプレーを塗布して簡易的にコーティング。
やったからといって剥離強度が上がるわけでもないので気休めレベルなんですが、多少つやも出ていい感じになりました。シリコンスプレー万歳
④組み立て
コレまで作ったパーツを組み立てたらこうなりました。
完成図.jpg 端面.jpg
思った以上にがっちり固定できています。
φ19のパイプに対して、配管支持金具は15Aサイズ(約φ22)を使用しました。
間には1mm厚のゴムを巻いています。がたつきや抜けが発生する感じはありません。
狙い通りです。
支持金具のネジは、とりあえず付属のユニクロナットを使用していますが、今後は真鍮ネジや蝶ねじになったりするかもしれません。真鍮だったらxattaさんRYUJIさんの丸パクリだしなぁ。。どこでオリジナリティを出すか・・・。
今日の作業は日が落ちたのでこれまで。次回は来週になるかと思います。
なお、現在新たに4個の支持金具をメッキしていて、現在5時間程度通電中。
外が零下になるので風呂場に場所を移しています。あとサンポールを継ぎ足しました。
先行のものよりはかなりキレイにメッキが乗っています。やっぱり時間をかけたほうがいいのかな?
このまま明け方までメッキしてみましょう。
-------------------------------------------------------------
※注意!!
廃液を処分する時、地方自治体の取り決めに従って確実に処分してください!
金属イオンを含む酸性の液体なので、周りに撒いたり下水に流したりする事は、公害問題に繋がる犯罪です!
-------------------------------------------------------------

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

WPLTD




 

AD



このブログで今週人気の記事です

-銅・真鍮細工

Copyright© Z400LTD.net , 2017 All Rights Reserved Powered by STINGER.