2016年 日の出ツーリング その2

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周囲の気温はマイナス2℃。路面温度に至ってはマイナス4℃。

指の感覚がなくなりかけて、耳が千切れそうな痛みに耐えながら、できるだけバイクを早く走らせて、この苦難の時間を少しでも短くずべく芝さくら公園へ到着したのが前回まで。

寒さを伝える画像を幾つか書き出します。

 

これがマイナス2℃の世界だ

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草木は凍りついてしまい、

 

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2cm級の霜柱が土の地面を覆い尽くし、

 

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こちらも2cm級の厚氷が一斗缶に貼っていました。2~3発殴ってもびくともしません。

 

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遠路を示す看板は、氷柱(つらら)ができそうな状態になっていました。

こんなものが出来るような環境で、バイクを時速60kmで走らせていたんです。改めて思いますが、正気の沙汰ではないですね。

 

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到着後しばらくしたら、5台目のバイクKTM-RC8がやって来ました。これで参加表明をしてくれたメンバー全員が集まりました。

無事参加できたことに感謝です。

 

 

一番最初に到着していたのはこの車だった

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で、この車が停まっていたんですね。

中を覗いてみると、

 

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やはりF川さんでした。高崎から宇都宮まで高速を飛ばしてやってきてくれました。

年末年始忙しそうだったので、「参加できたら来てね~ 」ッて感じでお願いしていたら、午前四時会場入りで来てくれていました。ありがとう~~

~F川さんとは~ Who is Mr. F-kawa

会社に入ってから8年来の付き合い。そこに居るだけで愉快が生まれるスーパーマン。

その自由かつ破天荒、そして人情味あふれる生き方で、誰もを魅了する規格外の偉人(異人)。自分が足を向けて寝ることができない5人のうちの1人。

参考:足を向けて寝ることができない理由を記した記事

 

 

今年もF川珈琲店が開店

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どんな劣悪なガソリンでも添加するという、MSRのガソリンバーナー ドラゴンフライをおもむろに取り出し、湯を沸かす準備をはじめました。ちなみに土台にした木製ベンチはガッチガチに凍りついていました。

 

 

F川さん「火力を安定させるために、プレヒートするからちょっと離れてね」

みなさん「わかりました」

 

 

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やはり今年もガスの調整がうまく行かなかったのか、火災が発生しました。盛大な火柱が立ち上がりました。

ある程度温まらないと炎が安定しないとはいえ、この炎は強すぎる。ガソリンが燃える匂いとともに黒煙がもくもくと上がって、ミニクーパーの中どんどんに入っていく様。これには2016年の初めで一番笑わせてもらいました。腹の底から爆笑しました。

(なお、これだけ燃えても、ベンチは無傷でしたのでご安心を)

 

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ある程度ゴトクが温まったら炎が安定し、普通のガスコンロのような状態になりました。

ベンチは氷が溶けただけで、燃えたり焦げ付きもせず無傷。一旦溶けた氷も、コンロから遠い方からまた凍り始めていたので、氷点下の中にいることを実感できました。

 

最後にやってきた男

 

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何か緑色の自転車に乗っている人が来た、と思ったら、この人も会社の同期でした。

いつもハーレーに乗っているのですが、この日は自転車で参戦。まじかよ。今回で7回目の日の出ツーリングですが、自転車での参加者は初めてです。マイナス2℃の中汗だくで、身体から湯気を出していました。

家からだと20km近くあるでしょ?ここまで。アップダウンもかなり激しいんですが。。

恐れいりました。すごいです。

 

そしてご来光

午前7時10分

待ちに待った時間がやって来ました。

ご来光です。

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山の端から太陽が頭を出します。

 

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皆が太陽を眺めながら写真を撮ったり、拝んだりしました。

 

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記事にしていない2009年から数えて、7回目を数えるこの日の出ツーリングですが、どういうわけか全て素晴らしい晴れ間に見舞われて、朝日を拝むことができています。みんなの行いの良さなのか何かわかりませんが、恵まれているとしか言いようが無いですね。

1年のバイクライフ・モーターライフのスタートをこういうしっかりとした節目で迎えることができているのは、本当に幸せなことだと思います。

 

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日が上るにつれてどんどん暖かくなっていくこの感覚も、一度体験すると病みつきになるんですよね。

「太陽さんありがとう!」「おひさま優しくてらしてくれてありがとう!」

っていうとてもあたたかい気持ちになります。

今年もこれを体験できて良かったです。

 

ミニを物色

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このあとは、神社に初詣に行くのが定番となっています。

自転車で参加した友達が「先に行っておくからゆっくりしゃべっていてね」ということだったので、F川さんのMINIを物色することにしました。

 

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皆さん自動車系のエンジニアなので、エンジンルームの中身が興味津々です。

このMINIは1995年式と言われていたと思います。FI仕様。50年近く生産されたMINIの中では、かなり新しい部類です。狭い狭いエンジンルームの中に、いろんな機械がこれでもかと詰込まれています。

 

参考画像

参考画像 1964年式 オースチン MINI Mk2

 

↑ちなみにこちらが64年式のオースチン MINIのエンジンルーム。なんにもありません。スッカスカです。

この状態から、エアコンやら、フューエルインジェクションを駆動するためのECU(コンピューター)やら、肥大化した電子デバイスに対応できる発電機を無理やり詰め込んだんですね。だから「入るところに入るものを入れよう状態」になっていて、整備性もクソもありません。
一個一個突っ込んでは、「すごい作りだなこれは。。」「こんな配置の提案したらメーカーや上司にぶっ飛ばされるぞ」というような会話をしていました。

ただこういうある意味割りきった、ある種デタラメな作りをしている物を見る機会ってのも重要なんですよね。普段凝り固まった頭をほぐしてくれるエッセンスが詰まっていたりします。

 

 

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このタータンチェックにウッドパネルの内装は純正です。とてもおしゃれ。この辺のセンスは流石だと思います。

ハンドルはナルディのウッドステアリングに交換されていました。これもラシーンに付けたいなぁ。。

 

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で、このレッドブルのホルダーを見ておや!と思ってF川さんに声をかけたら、

ぱくりました。(←参考リンク)

という返事が。

やったね!パクられた! 本気で嬉しいw 

しかし左側の鍵置きフックといいドリンクホルダーといい、この車には似合うなぁ。

 

 

初詣に神社に向けて出発

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そんな話をしていましたらいい頃合いになりましたので、神社に向けて出発することにしました。

おひさまのおかげで気温は3℃くらいまで上昇。ここからぐんぐん上がってくれるでしょう。

 

続きます。

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