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Z400LTD.net -カワサキの旧車をハブにして、 整備・ツーリング・イベントなど、広がる世界を記すBlog.

東京モーターサイクルショー2014 その2

      2016/01/02

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前回の記事で、 カワサキが一番良かったと書きましたが、

じゃあ他の国内メーカーはどうなのよという事になります。 今回はそれがメインでお伝えします。

 


■スズキ

 

まずスズキ。 なんと写真が取れていませんでした。

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拾い物画像を使ってPRしたいと思います。

 

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ブースはこんな感じ。 結構人が多かったです。

 

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やはり国内向けの隼に人気が集中していました。

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あとGSX-R1000、そしてGSR750はやはりかっこいい。 MotoGPにも2015年に復活するようなので、スポーツバイク好きのスズキに対する期待は並々ならぬものが有ったようでした。

 

■ここからはコンセプトモデル。

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コミューターとしての電動バイクコンセプト。 ストマジを思い出しました。

 

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通常のタンクとエンジン部分はほぼバッテリーなのでしょう。

一応チェーンドライブでした。 実用性は限りなく低いけど、モーターのトルクを活かした、ダッシュ力のあるバイクになるのでしょうか? 正直こういうのがあってもよいなぁと真剣に思いました。特に通学用として大学生なんかで欲しがる人多そう。メッセンジャーバックやリュックサック背負って街を走る姿がすぐに思い浮かべました。

 

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あとリカージョンというコンセプトマシンも展示されていました。

いかにもコンセプト然とした、曲線を多用するぬるぬるデザイン。

 

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コレもたくさんの人が見ていました。

 

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注目すべきはターボバイクということ。

どっかんパワーを求めるというよりも、省エネとか排ガスのエミッション考えると、回すときだけターボ効かせれば燃費も排ガスもクリアできて・・・・ という現代の自動車における、「ダウンサイジング的な考え方」になるのか、ちょっと微妙なところです。 このバイクのコンセプトは、ドッカンパワーなのか、ECO&FUNRIDEのようなおりこうさんコンセプトなのでしょうか?調べてみたいと思います。

 

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虫と言うか魚というか、 有機的を通り越して「生物的」な感じがするデザインのバイクが並んでいました。

性能面・機能面、製品コンセプトで異端とも言える発想で製品を生み出していて、独特の尖りっぷりを見せているスズキ。デザイン面では刀に対する呪縛から解き放たれようと、いろんな試行錯誤をしているのが垣間見えました。 このまま突き進んでいってほしいと思います。

 

■ヤマハ

 

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次にヤマハさん

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R25の周りには人だかりができていて、まともに撮影できませんでした。

 

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代わりにロッシを撮影。

ただ、全体的に人はいたのですが、 何かこう目新しさに欠けるブースだなぁと思ったのも事実。

 

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BOLTが出ていたのですが、 「SRのタンクを付けたスポーツスター」という感じから抜け出ていないと感じました。V-MAXもいたけど、うーんという感じ。 カウル付きのマシンがR1以外に殆どなかったというのも大きいかもしれません。

 

■今やホンダとヤマハがスポーツバイク業界を牽引している感があり、 250cc~400ccの小排気量クラスにもどんどんフルカウルマシンを投入してきています。 なんだかんだでバイク初心者が触れて、 なおかつある程度年齢とスキルと経験が上がったライダーが行き着くマシンって、 250ccクラスだったりすると思うのです。

カワサキは、その領域に対して風穴を開けてじっくりと熟成させ、 ホンダはラインナップを力技で拡充させて市場を奪いにきました。 それに乗り切れず、そこのラインナップがかけてしまっているヤマハ。 メーカーの厳しい状況を表しているような気がしました。

 

ヤマハらしさ

 

ヤマハらしさって何ですか?って考えた時、 僕はマシンデザインだと思うのです。 yamaha_tesseract_04.jpg シャープでエッジーで尖ったスタイリング。 2007-Yamaha-XSV1Sakurab.jpg もしくは音楽屋さんであるがゆえの、人の感性に訴えかけるような柔らかさ。 極端に振れたルックスの良さで、まずは人を引きつける。 そしてエンジン性能とか乗り味とかでも、他と違うこだわりを持ったものづくりをしていて、 時々スズキ以上に変態的なことをやっている。 そういうところが後々わかってくるという魅力もある。 そんなマシンを作るメーカーだと思っていました。 pic_006zoom.jpg

TWだったり、マジェスティだったり、トリッカー。これらはデザインから入られたバイクです。

ドラッグスターも大柄でロードラッグなデザインが受けました。XJRも駄肉を落としたようなエッジーなデザインを身にまとい、そこからクラス唯一の空冷エンジンというウンチクを語れる素養を持っていたからこそ、あれだけヒットしたのだと思います。 まずはデザイン。 ヤマハに関しては本当にそう思う。 最近はカワサキににお株を奪割れているような感じがしていました。 BOLTには洗練さが足りないと感じました。もうちょっと。

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MT-09に関しては、タンク周りとかシートからスイングアームに行くラインが、 あぁヤマハだなぁと感じるものがあり、少しにやりとしてしまいました。

■感度の高いデザインを身にまとい続けるということは、 相当にリスクの高い戦術だとも感じています。 だけど、ヤマハにはそれができるはずだと信じています。 批判する気はないです。僕もヤマハというメーカーが好きです。 期待を込めてこういった文章を書きました。 ヤマハ頑張って欲しいです。

 

 

■ホンダ

 

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国内4メーカーの最後。 ホンダです。

 

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NM4

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試乗車がおいてあり、文字通り黒山の人だかりで、 かき分けてかき分けて写真を撮影しました。

 

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事前情報を全く見ていなかったので、「なんじゃこりゃ!」ッて思いました。

 

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コンセプトマシンにしては良く出来ているなぁと思っていたら、 2014年4月に発売予定のアナウンスがあるし、 250ccにしてはタイヤデカイなぁと思っていたら750cc。 うぉ、これもニューミッドコンセプトか。 3回位びっくりしました。

 

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まぁ皆さんこれを思い浮かべますよね。 そして2003年のモーターショウのスズキブースも思い浮かべると思います。

 

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そうか、スズキの方はハブステアだったんだ。

 

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ニューミッドコンセプトシリーズの、えーっとこれは5台目になるのか?なんかのインタビューで「10車種くらいの展開を考えています」ということを開発者が言っていたんですが、 半分程度揃ったことになりますね。 リアタイヤが200mm位ありそうで、 性能というよりもインパクトを狙った完全に見かけ倒しな設定ですが ありだと思います。

 

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なにげにリアミラーがすごい。BMWのツアラーみたいです。

 

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「ここからミサイルが出るんです」 という感じに開く小物いれ。 中身はスクータータイプのインテグラで、 外側をゴリゴリにいじった着せ替え、悪く言えばハリボテって感じですね。 スーパープラスチックマシンです。

 

(エンジン特性が)フラット過ぎてお前には無理だぜ!

 

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エンジンは先程も述べましたが、 NC750シリーズと同じニューミッドコンセプト。

フィットのエンジンを半分にしたアレ。 先日NC700X-DCTに乗ったんですが(早くインプレ書けよ)、 60km/h巡航時に、Dレンジで走るウルトラスムースなエンジンフィーリングは、 一瞬電車に乗っているかのような錯覚を覚えさせるほどでした。 この手のマシンとはあのエンジンは、 「巡航」という点に関しては合いそうな気がします。

巡航時という但し書きをしたのは、 出だしと再加速時にボコつくんですよ。あのエンジンは。 それが「鼓動感」となって、NC700Xに関しては、良い方向に作用してました。

 

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ただ事NM4に関しては、キーーーーン!と高回転まで駆け上がるというモーターのように、パルス感とかノイズ感を排除したフィーリングのほうがマッチするんじゃないかな? と思ったんです。

こんな未来的なルックスなのに、 トコトコトコッと牧歌的なフィーリングを醸しだすのは、 たぶんギャップ以外の何者でもない。 ハンバーガーを頼んだのに、きつねうどんが出てくる感じ。 どっちも美味しいんだけど、僕が求めてたのとはちょっと違う。

 

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個人的にはカワサキのER6シリーズのような、 ギャンギャン回るハイパワーなエンジンのほうが、逆に都会的なのかな?と思います。ハイパワーな方がネオトーキョーっぽくないですか?サイバーなボーソーゾクな感じがして良くないですか?

まぁGWあたりに試乗車が近所のホンダDREAMに入るでしょうから、 ぜひ試乗してみたいと思います。

 

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ホンダさんは、安いエンジンと使いまわせるフレームを作って、 ありとあらゆる種類のバイクを作り、何が売れるのか試す、 という”壮大な社会実験”をしているように感じました。

ユーザーの嗜好が多岐にわたりすぎて、 既存のカテゴリだとパイの奪い合いになるので、 新しいジャンルを切り開こうと必至になっているように感じています。 体力のあるホンダさん、身銭を切ったリサーチ、よろしくお願い致します。 僕らも見ていて楽しいですので。

 

 

謎のビッグバイクシリーズ

 

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大型のクルーザーシリーズが数台おいてありましたが、 このCTX1200は結構カッコいいなぁと思いましたが、

 

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F6Cの深海魚っぷりには閉口しました。 何だかなぁ。これがワルキューレの後継ですか。。

 

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正直ドン臭い。 ワルキューレっていうよりポセイドンだよね。雰囲気的に。 バイクというより潜水艦みたいです。

 

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数年前のモーターショーでこういうのが出ていて、 これかっこいいなぁと思っていたんですが。。。

コレジャナイ

のが出てきました。 新しいクルーザーを模索しようとしているんでしょうが、 あまりかっこいいとは思えませんでした。

購入される方は、間違いなく僕とは違うベクトルの変態だと思います。 ただエンジンはホンダ自慢のFLAT6で、 1800ccもあるのでトルクは最強クラス。 ベースのゴールドウイングはNSR250Rを開発した人がメンバーに加わっているので、 ガタイの違いはアレど基本的にカミソリステアリング。 うまい人が乗ったら、峠路でも驚異的に速いんですよこいつら。。。 また背後に付かれたくないバイクが一台増えました。

 

■それから250~400ccクラス。

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CBR400R。 カワサキのNINJA400Rが、販売台数でCB400SFを抜き去るという快挙を成し遂げ、

これはやべぇよと焦ったホンダが開発したマシン。

 

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イケメンフルカウルマシンです。 これはかっこいい。

 

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弟分のCBR250R。 VFR顔だったのが、正統派なフルカウルを身にまとい模様替えしました。

来場者には、「こっちのほうがいいね~」と好感触のようでした。 正直ボクもこっちのほうが好みです。 オーラというか、見ていて華があります。スターになる素質があるように感じました。 CB400SFが80万円を超える高級車になってしまったので、 若者には手が届かないシロモノになっております。 CBRの兄弟たちには国内販売をどんどん牽引していってほしいと思います。

 

 

■あと気になって所を何点か。

 

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ハーレーブース 思ったより人がいませんでした。

 

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めちゃくちゃ売れているとは思うのですが、 スポーツバイクを扱っているブースと比較し、あまり活気が無い感じ。

積極的に見学しているというより、どこか眺めているというか。。。 お客さんは傍観している感じがしまいしました。 最近のBMWやKTMの人気を観るに、 ハーレーブームも一服しましたか?という感じがしないでもないです。

 

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バイク談義にふける若者たち。

 

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大型クルーザーには、 女性がたくさんまたがっていました。しかも積極的に。

やはりこういうのに乗ってみたい! という感じで憧れるんでしょうか?

 

■PLOTのロードホッパーシリーズ

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ものすんげぇリアサスペンションが硬いチョッパー。

 

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定期的に人がやってきていました。 見た目のインパクトがすごいので、一度またがって見たくなりますよね。

 

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埼玉近辺で試乗会があるみたいなので、 一度どんな乗り味なのか味わってみたいです。

 

■トライアンフ

デュアルパーパスのタイガーや、デイトナなどが中心に置かれ、

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スラクストンやボンネビルは端っこに置かれていました。 悲しい。

 

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ボチボチ売れればいいや~、位の立ち位置なのでしょうか?

 

■モトグッチ

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V7レーサー、V7スペシャルと、V7ストーンを間近で見ました。

 

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あれ?なんかストーンとスペシャルは安っぽい??

90万円程度で、輸入車としては結構安価で売られているなぁと思っていたら、 なんか質感が…。

乗ったら楽しいんだろうけど・・・。 という微妙な気持ちになってしまった対面でした。 ただ以前F川さんが乗っていた時のV7クラシックは面白かったんだよなぁ。

 

 

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これも色々調べたらレンタルバイクで借りれそうなので、 機会があれば乗ってみて評価したいです。

 

■ACEWELL(エースウェル)

以前からカスタムメーターとしてずーっと気になっていた、 エースウェルのメーターの現物を見ることが出来ました。 2014-03-29 15.06.19-1.jpg

デジタルスピード&アナログタコメーター

の貴重な逸品。 Φ80のボディに様々な機能が凝縮されています。 今後バイクをカスタムしていく際に、フロントマスクの印象をスッキリさせるには、やはりメーターカスタムがどこかの段階で必須になってきます。メーターは少ないほうがスタイリッシュですので、こういうニコイチタイプのメーターをずっと探していました。

 

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防水がしっかりしていて、インジケーターも内蔵しており、 スピードの機械式入力をデジタルに変換してくれるというメーターはなかなかありません。

今回現物を見ることができて、液晶の明るさとか、 実際のサイズ感を確認することができて、実際に使ってみたいと思うようになりました。 4万円近くして安い買い物ではないですが、ぜひ欲しいです。

 

 

■まとめ

 

というわけで、気になったことをたくさん書き並べました。

最終日が雨だったにも関わらず、最終的に11万3千人が来場して、 バイク業界がまだまだ捨てたもんじゃないことがかいま見えたショーだったと思います。 クラシックカーとか超マニアックなバイクの集まりとか、そういうのばかりに参加していた自分ですが、改めて王道というかバイク業界のメインストリームを知ることができ良かったです。 自分の立ち位置というか進むべき方向がよくわかった気がします。 長くなりましたが、これでまとめにします。

 

ありがとうございました。

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