バイク乗り初心者がサバゲー参戦(装備)

前回の記事で、 モリタ君主催のサバイバルゲームに参加させていただいた事を書いたかと思います。

ここで、未体験者の方のサバイバルゲームに関した疑問に、 1回参加しただけのMINORUが答えます。

 

 

 

Q.撃たれたら痛くないですか

A.痛いです。

特にしゃがんで体を縮こませている時、 どうしても服が背中や太ももに張り付いてしまいます。

そこを撃たれるとものすごく痛いです。 弾丸が地肌に当たるのと、あんま変わりません。

 

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今回は市街戦を想定された狭いフィールドだったので 交戦距離が近いこともあり、余計にそう感じました。

広いフィールドだと、遠距離射撃で当たってもあまり痛く感じないそうです。

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●一番痛かったのは敵陣に潜入し、あと少しでフラッグだ!という所まで攻め込んだとき。

不用意に前にでたら敵に発見され、前方と右舷の2方向から十字砲火を喰らいました。 ちなみに敵の一人はF川さん。

 

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たまたま露出していた「もみあげ」の部分に被弾し 虫に刺されたような跡ができました。しこたま撃たれた後は、正直心が折れてしまうような感覚になります。 でもしばらくすると またフィールドに駆け出したくなる、 そんなサバゲーは不思議な魅力があるゲームです。

 

 

Q.服装は自由ですか?

A.基本的に自由でした。

 

ベースは割と厚手で、地味な色で、汚れてもいい格好

でも先ほどさんざん述べたように、薄手の服は当たると痛いです。

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目を防護するゴーグルは必須装備です。ゴーグルなしでは見学もNGです。

どのフィールドでも、500円くらいでレンタルできるようです。

 

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長袖長ズボン、手袋、口元や首が露出する場合は、ネックウォーマーやバンダナ、 スポーツタオルで防護、ニット帽などの帽子。 できることなら、耳とかもみあげが露出ないような工夫をするとベストです。 ブーツがいいと思いますが、スニーカーの人もいました。 ただ素足サンダルはNG。転んで怪我します。 このあたりは、後ほどまた書きたいと思います

 

Q.疲れませんか?

A.普段使わない筋肉が、翌日悲鳴を上げます。

 

ゲーム中は、基本的に体を丸めます。 撃たれると痛いので、自然と体がすくむのです。 物陰に隠れる時は片膝立ちや、四つんばいに近い状態でしゃがみます。 移動する時は、極力腰をかがめて中腰ダッシュ。 そしてまたしゃがむ。

 

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スクワットをしてダッシュを繰り返すようなスポーツでした。

あまり鍛えていないと、必然的に膝や太ももがガタガタになります。 それにサブマシンガンクラスになると、銃も意外と重い。 自分が使ったH&K G3 SASという サブマシンガンが、そこそこ重いというのもあったのですが、 右に左にと振り回していると、知らずすらずの内に右腕がぱんぱんになりました。

 

いい運動になりますよ~。

 

Q.お金はどのくらいかかりますか?

A.1日遊んで1万円もかかりませんでした。

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今回かかったお金は、 参加費3600円に銃+マスクのレンタルで3000円。

BB弾などの消耗品が400円くらいで、7000円程度で遊べました。 10時スタートで17時解散だったので、7時間くらいです。 おなかいっぱい楽しめました。 

 

 

●本題

 

で、ここからが本題。

初めてのサバゲーで感じた事が、 「バイクの装備がだいぶ流用できるな」という事です。

ジャケットに、ブーツに、グローブ。そしてプロテクター。

僕も腰回りのプロテクターはスノボ用を流用しています。 もちろん本物のミリタリーウェア等に比べれば、 設計の意図とは外れているので荒は目立つと思います。 ですが、 「初心者がとりあえず参加して、被弾の痛みを抑制できる手持ちの道具」 という点では、十分なクオリティではないかなぁと感じたのです。 ちょっと並べてみたいと思います。

 

●ジャケット

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夏物のメッシュジャケットなどは、適度に厚手で柔らかい素材なので、 そのまま使えそうだなぁと感じました。

とくにソフトプロテクターが入っている物は、 胸部・背部における被弾時の痛みを低減しつつ、動きやすさを確保できると思います。

 

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ただ冬も走れるようなゴツイ奴は、激しい動きには不向き。

ごわごわするし、硬いナイロン生地がすれると音がするし、 “チタンのアウターガードにハイウェイマジシャン”とか大きく書かれていると、 隠密行動もクソもありません。

 

自分も上の写真で着ていた、1枚メッシュジャケットを持っています。

プロテクター付きで、夏場のハイスピードツーリングをする時用として持っていて、 こいつは結構夏場も快適。次回はそれを持って行きたいです。

 

●ベスト

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ライディングベスト、もしくは厚手のデニムベストなども、 被弾時の痛み軽減には有効だと感じました。

ポケットが付いているものは、小物も入れられます。

 

マガジンポーチ付きの専用品と比べたら使い勝手は劣るでしょうが、 単純にボディを守る布が厚くなるので被弾時のダメージは低下すると思います。

 

●ネックウォーマー、フェイスマスク

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首周りを守るために、 ネックウォーマーやタオル、スカーフなどを巻いたほうがいいです。

これは結構必須だと思います。 専用のマスクは先紹介しましたが、 自分は次回こういうのを持って行ってみたいと思います。

 

ゴーグル一体型のフェイスマスクは、便利なんですが曇ってしまうんですよ。 目の周りは園芸用のゴーグルとかでカバーします。

 

 

●グローブ

自分は先日の参戦時、 モリタ君推奨の滑り止め付きのホームセンターグローブを使っていました。

↑こんなに上等ではなかったけど、こういう奴。 さすがは推奨品で、銃も滑らないし動きもいいしでとても快適。 1回でボロボロになったとしても、200円位だったから懐も傷まない。 これいいなぁと思っていたんです。

ただ手の甲の部分がメッシュになっていて、 小指に被弾したら3日くらい残るあざになりました。 (やってみて初めて知ったのですが、手指というのはかなり被弾率が高い部位です)

 

 

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数ゲームやってあまりにも痛かったので、 念のため持って来ていたThree Legsのレザーグローブを使ってやってみました。

コレ快適でした~。

 

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革が分厚いだけあって、至近距離からの被弾でも全然痛くない。

銃の取り回しやトリガー操作も問題ありませんでした。 次回もこれをもっていこうと思います。 夏物のライディンググローブなので、 気持ち長さが短くて手首が露出したのですが、 気になる場合はリストバンドでも巻いておけばOKでしょう。

 

 

●ブーツ

スニーカーで参加されていた人もいましたが、 やはりブーツなどの野外活動に適したソールの靴の方が、 ダッシュや踏ん張りが効いていいですね。

自分はバイク用として購入した、AVIREX YAMATO を履いていったのですが、 最低限実用に耐える性能でした。 バイク用のライディングブーツで、足首が強固に固定され、 走りづらいもので無い限りは、普通にサバゲーで使えると思います。

 

先日サバゲー関連の雑誌を眺めてみたら、 初心者の方にはジョギング用のスニーカーを推奨されていました。 軽いとダッシュ効きますしね。 バイクと併用するならば、ダナーのマウンテンライトなどもいいかと思います。

(モリタ君が履いていたような気がする)

 

 

●ニーシンガード

過剰装備かな?と思って持っていかなかったんですが、 結果論ではコレはぜひ持っていくべきでした。

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物陰に隠れる時は、結構な割合で片膝立ちになります。

前回のフィールドだと、非常に細かく砕いた木屑のようなものを薄く敷き詰められていたので、 そのまま膝立ちできたのですが、たまに石が露出していたりして、 そこに膝やすねが当たると痛い痛い。 すねまで覆えるタイプのものを装備すれば、 かなり安全、そして快適に戦えるはずです。 ツーリングでもプロテクターの使用は結構当たり前になってきているので、 サバゲー云々にかぎらず、持っておいたほうがいいと思います。

 

 

 

以上、色々書きました。

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バイカーの人で、サバイバルゲームに興味ある人 結構たくさんあると思います。 手持ちのバイク用品全部持って行って、 とりあえず着込んでいけば怪我はしないと思いますよ。

 

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いい運動にも成り、いろんな経験を積むと新しいこと見えてきますので、 是非やってみてください。

 

以上です~。

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