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セルスタータースイッチの修理 2回目

      2016/01/02

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先日の修理以来、 突然作動する恐怖に見舞われていたセルスタータースイッチですが、

MC900441310.png 修理完了しました! がっちり噛み合わせることができました。

これでもうセルが暴発することはないでしょう(笑) 原因は、睨んでいた通りスプリングとスイッチが導通していたことでした。

 

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■本来スイッチはこのように赤い部分が軸受となり、 スプリングの内側と内接していなければならいのですが、

 

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自分の組み方がまずく、赤い部分にスプリングが乗り上げていたようです。

そのため、スプリングと真ん中のスイッチ部分が、 時おり接触して導通してしまい、 セルモーターが“暴発的”に作動してしまっていたのだと思います。

 

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なんでこんなことが起こったのかというと、 ネジが外れなかったから。

この写真の左上の茶色いネジ。 このネジのねじ山が舐めて外れなかったために、 スイッチボックスの完全分解ができませんでした。 なので、微妙な隙間からドライバーを使ってこねくり回すような作業をしていました。 その結果、間違った組み立て方をしていたんですね。 正しい作業手順はこう。

 

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ネジを外す。

 

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そうするとハーネスとくっついている、 ヘッドライトスイッチのジョイントが外れます。

 

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スイッチボックスを完全に分解できます。

 

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分解したところで、必要な部品を準備。

 

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バネをスイッチ版の上に乗っける。 金具にボタンスイッチをセット。

 

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両者を組み立てます。

こんな形。この状態にすれば絶対にハズレません。

 

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実際にスイッチボックスに装着したら、 バネが変に回ったり動いたりすることはありませんでした。 スイッチの動きも大変良好。 クリック感が凄く良くなりました。 作業時間は20分程度。やっぱり全バラシが出来ると作業早いなぁ♪

 

やることリストの一つが終了! 次はオイル交換とネジの閉めつけ、 ポイント調整だね。

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■こういうトラブル系の記事とか作業とかをやってると、

  • 「旧車ってトラブル大変じゃないですか?」
  • 「そういうのが怖いからちょっと旧車が手が出せないんですよね…」

とかいう話を結構聞きます。

 

正直自分もやたらめったらにトラブルは起こって欲しくないです。

ただ、ちょっとしたトラブルなら起こってくれた時、 「嬉しさ」に似た変な感情が生まれます。 もちろん修理作業自体は、細かい作業や段取りが多くて面倒に感じたり、 爪の間まで手が汚れたりして、いい気持ちにならないことも多々。 自分が主に楽しいと感じたり、テンションが上がる時は  

 「問題の原因を考えて分析し、解決するプロセスを考えついた時」

ですね。

 

ramp_base_2.jpg

 

  • この辺りがいまいち分からないなあ。   
  • 調べてみよう。   
  • あぁここの構造こうなってるんだ!   
  • こうすれば直る!

この快感があるから、トラブルが起こっても乗り越えられるんです。

 

起こるべくして起こった障害は、自分のステージを上げてくれる感じがします。 ある意味試練、だけど乗り越えられる。 ダメだった場合は他人の力を借りる。それも勉強。 自分はそんな感じで旧車とかトラブルとは向き合っています。

 

 

以上です。

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