スイングアームの全バラ その2

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■本題のスイングアームの分解です。 (その1はこちら)

結果的に言ってしまうと、 ベアリングは左側は問題なしで、右側にしぶりが有りました。

 

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左側はスイングアームを立てたら、簡単にブッシュが落下。

4年近く結構ハードに走行していたにもかかわらず、グリスもしっかり入っていました。 低フリクションでくるくる回ります。TRさんの初期整備の丁寧さが光ります。 ありがたいです。

 

右側は残念ながらブッシュが落ちてきませんでした。 良からぬことが発生していますね。

まわしてみるとゴリゴリした感じが結構強い。。

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とりあえず外して状態を見たかったので、六角レンチを引っ掛けて、 左右に回しながら上方向に力をかけて引っ張り上げました。

 

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5-56を適宜滴下させながら、 なんども何度もナンドモ回していった末に、ようやく外れました。

(※たぶん、あまりやっちゃいけない方法です)

 

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■外れたベアリングの様子。 ローラーが何個か押しつぶされていて、上手く回っていませんでした。

ベアリングになっていないので、乗り続けるなら交換が必要だと思います。 時間とお金と情熱があったら、、、 ベアリングの交換をやってみたいと思います。   

ちなみに作業を手伝ってくれたKくんのGB250クラブマン(1型)は、スイングアームピポッドからブッシュが刺さっているだけの簡易構造です。それでもサスがしっかり動いていい感じです。さすがホンダ。

最終型の5型にはベアリング入りにブラッシュアップされているようで、 機会があったら落札したいと言っていました。

 

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■LTDのマフラーは裏側がガッツリさびていました。 穴が開くような深い錆・腐食はないものの、このまま使用し続けたらかなりの確率で穴が開きます。

そのうち対応を考えましょう。。 ただ純正マフラーは静かで気に入ってるので、 あまりお金かけてリプレイスしたくは無いですね。

 

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■ホイールはそこそこ綺麗でした。 若干ホイール側が段減りしているような気がしないでも無いですが、 まだ大丈夫でしょう。

ブレーキシューも当面は使えそうです。

 

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パーツクリーナーで洗浄して、 カムの部分に再度グリスを塗布して組み付けます。

 

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■ベアリングにはたっぷりとモリブデングリスを塗布して挿入。

同様にグリスまみれにしたブッシュ、ピポッドのボルトを組み付けます。 簡単に書きましたが、スイングアーム自体がそこそこ重量があるので、 平行に保ってシャフトを入れるのは難儀しました。 あとチェーンの通し方間違ったりとか(苦笑

 

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組み付けた結果、前後上下のガタはなく、スムーズにスイングしました。

 

取り合えずコレで様子を見たいと思います。 以上です~。

 

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